夢じゃない。
「あなたの探し物はなんですか?」
いきなり、そんなこといわれてもな・・・、恋人とか・・・?
「違いますね、あなたが探しているのはそれじゃない・・」
・・・ふう、何回目だこの夢?
「3じゅうと1回目です。私とあなたが戯れる夜」
具体的な数字だな、いちいち数えていたの?スルー
「もちろん、大事なことですから」
大事・・・ねえ、言っておくけど、僕に探しているものなんてないよ
「ありますとも、ただ忘れているだけで・・・」
忘れているのか、・・・ふーん、じゃあこれは探し物ではなく、忘れ物なのでは?
「そうとも言えますね・・・、でも探し物は探し物、たとえあなたが忘れ物だと言おうとも、それは探し物です、あなたが忘れた探し物です、早く見つけてください」
そんなムキになることはないよね、だって僕の探し物なんだろ?、君には関係ないことじゃないか
白髪眼帯少女は消え入る声で呟いた「・・・関係ある」
はあ?
「あるもんっ」
ほんと勘弁してくれないかな?、僕はもう疲れてるんだよ、夢なんて見たくないし見てる暇なんてない、はっきり言って迷惑ですよ?
「・・・わかんない」
わかってもらえませんかー
「リアルならいいの?」
なにを言っているのか、さっぱり・・・
「・・ふふっ」
なんですかその不敵な笑みは?、っ気持ち悪すぎなんだが・・
「・・わかった、そこまで言ってくれるんなら・・・うん」
うん、じゃねーよっ・・・・・え?
「・・・・・っ」
なぜに頬を赤らめている・・・!?
「楽しみにしちゃっていいんだから」
・・っおい、まさかおまえ!?
「 be seeing you・・~」
「うおぉぉっぉぉぉぉっぉぉぉ!!!?」
こだまでしょうか、寮生のすべて目覚めるとき、僕こと「山栗新羅」は相部屋の住人、サイモンの腕のなかで小刻みに震えていた
「クリちゃん・・・・ダイジョブ・・?」
「・・ああっ、すまないなサイモン、・・ちょっと悪夢をみただけだ」
そうだ・・・悪夢・・、夢なんだ
「・・Oh、ソレはイケナイネ・・」
ギュウ~ッ・・
「・・・っう・・!?」
「ヨシ・・ヨーシ・・・!、コワクナイ・・」
「ッあの・・・、そろそろッ離れて!!」
「・・ッモウチョイダーケ」
・・・チン。
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