人物紹介 他
ハナ◆17歳
本名など素性を話したがらない未成年の家出娘。ハナというのも本名か怪しい
倒れていたところを弘に拾われ、護の家に運ばれてきた
母方の祖母がフランス人で、彼女はクォーターにあたる。が、その血が濃く全体的に色素が薄い
アッシュブロンドの髪に、灰色と灰青色のオッドアイだが、顔立ちは日系人
無表情だととても美人。小柄
杜沢 護◆25歳
桜ヶ丘高校教師(英語)。両親はすでに他界しており、現在は彼らが残した家で一人暮らし
フランス語と英語が堪能で、翻訳を副業にしている。非常に短気だが心配性
父親の影響で小学生のときから空手を続けており、そこそこにがっしりとした体格
加えて背の高かった両親の血をしっかり受け継いでいるため大柄
基本的になんでも粗つなくこなせるタイプ
新山 弘◆25歳
護の幼馴染み兼、職場の同僚。担当は数学。茶髪(地毛)
ちゃらんぽらんで食えない性格ゆえに、キマリから煙たがられることが多い非常識人
ハナを道端で拾い、護の家に持って来たのは彼。
趣味に草野球をやっていて、チーム唯一のピッチャー
6つ下の弟がいる
佐瀬 弥生◆29歳
護の叔母。護母の年の離れた妹で、さほど甥である護と年齢が離れていない
昔から護を知る人間で、彼本人も彼女に頭が上がらない模様
キレると博多弁に近いしゃべりをする(通常時は標準語)
好奇心旺盛で、人の話を聞かない性質。背が高く、ヒール履くと180超えるとか
街で輸入雑貨店を経営している。独身一人暮らし
新山 智◆19歳
弘の6歳年下の実弟で、高校卒業後エンジニアとして働いている
兄とは違い、真面目で純情
幼い頃から護に弟のように可愛がられていたこともあり、同じ男として憧れを持っている
空手をやっているのは、完全に護の影響
ハナに対して淡い恋愛感情を抱く
桜崎 圭吾◆28歳
財界にも名が通っている旧家、桜崎の現在当主
地元では知らぬ者はいないといわれるほどの大地主で、桜ヶ丘高校創設者の一族でもある
中性的な顔立ちで、なかなかの美丈夫
性格はきつくはないが、だからといって褒められるものでもなく
育ちの良さゆえ、動作や仕草には品がにじみ出ている
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杜沢 総司◆享年51歳
警察官だった、護の実父。妻は観月
息子に空手を習わさせた張本人であり、総司もまた黒帯
病により、護が大学生(すでに成人時)のときに他界した
杜沢 観月◆享年31歳
護の実母であり、弥生の15歳年上の姉。旧姓『佐瀬』。
夫の総司には16歳のときに出会い、18歳で結婚した
弥生同様に背が高く、ノーマル時でも170cmを超えている。事故によりすでに他界している