やれることはやらないと
なかなかそう、
うまくはゆかないんですけど……
出来ることは済ませてゆきたい
やれることは出し切って
澄ませた心根でゆきたいものだ
世の中は
おもい通りにすまないことが
あたりまえだとしても
できるならその気持ちだけは
心の奥底に秘めたまま
歩んでゆきたいものだ
見通しの掴みづらい世の中だけれど
できるかぎり、わかるだけでいい、
世界を透してその先をみてゆきたい
こころのうちはみせずとも、
この世界では笑っていたい
たのしいきもちで世界が満たせるのなら
それがいちばんなのだから
ゆくことはとめられない
かなしさも、さみしさも、
それでもおもいをもって
できるかぎりあゆむのだ
さきにあるものはきっと
よろこびであり
たのしさであり
やすらぎにつながる
そうしたきもちの
おちつくところだから
そのために
やれることはやらないと
できるかぎりでいいから、
、(読点)は涙のようにもみえるのだそうですね。
詩人の萩原朔太郎氏についてある方に教えていただきながら知ったことでした。
道が途切れることもある。
できるなら、
前を向いて歩んでゆきたいものです。
ふとそんなことをおもったのでした、