第八十六話 家事代行のアルバイトを始めたら学園一の美少女の家族に気に入られちゃいました。
すみません。
長くなってしまいました。
晴翔は東條家のキッチンに立つと、手際よくハンバーグ作りを進めていく。
もはや東條家のキッチンは彼にとって自分の庭の様なもので、目を瞑っていたとしても、調理器具や調味料を取り出せる自信がある程、知り尽くしている。
晴翔はハンバーグ作りを進めつつも、スープ作りの準備やサラダに使う野菜を取り出したりと、複数の作業を並行して行う。
その姿を見た郁恵は、感心した様に言う。
「相変わらず大槻君は手際が良いわね。見ていて気持ちが良いわ」
「ありがとうございます」
ダイニングテーブルに座りながら、料理風景を眺めている郁恵の賞賛の言葉に、晴翔はにこやかに返事をしながらも、手を止める事無く料理を進めていく。
その姿に、郁恵の対面に座って同じく料理風景を眺めていた修一が「うんうん」と大きく頷く。そして、リビングで涼太の相手をしていた綾香の方を向く。
「綾香。大槻君の様な子はなかなかいないから、しっかりと捕まえておくんだぞ?」
「ちょっとパパ。晴翔君がいる前で変な事言わないでよ!」
綾香は父の言葉に恥ずかし気に頬を染める。
そんな彼女の隣では、涼太が晴翔作ハンバーグを食べられる事に、テンションが上がり過ぎて、謎の踊りを舞っている。
「ハンバーグッ!! ハンバーグッ!! おにいちゃんのハンバーグゥッ!!」
「こら涼太。少しは落ち着きなさい。変な舞を披露しなくていいから」
まるで、激しめの倍速カチャーシーの様な舞を踊り乱れ、幸せをかき混ぜまくっている弟に、綾香は呆れた表情を見せる。
何とも明るく賑やかな東條家の面々に、晴翔は微笑みを浮かべながら、大きめのボウルを棚から取り出し、そこに氷水を張る。その中に一回り小さいボウルを置くと、彼は自身の両手を冷水で冷やした。
「ほほう、さすが大槻君。本格的だね」
晴翔の行動に、修一が楽し気に言う。
「お父さん、あれはね。おにいちゃんの体温でお肉のアブラが溶けないようにしてるんだよ!」
「お、涼太は物知りだね」
「へへへ」
リビングで踊り倒していた涼太が、父のもとへ駆け寄り得意げな表情で説明をする。
「アブラが溶けたらおいしいハンバーグは作れないんだよ!」
「そうなのかい? じゃあ今日大槻君が作るハンバーグは美味しいのかな?」
「美味しいよ! おにいちゃんのご飯は全部おいしいんだよ!」
父にそう断言する涼太。
どうやら彼は、晴翔の料理に対する絶対的な信頼があるようだ。
「ありがとう涼太君。今日も美味しく作れるように頑張るよ」
「うん!! おにいちゃんガンバって!!」
精一杯のエールを送ってくる涼太に、晴翔はほっこりとした気持ちになりながら、冷えて真っ赤になった手で素早く挽き肉を捏ねていく。
肉の粒が無くなったところで、晴翔は塩、胡椒、ナツメグを加えて更に混ぜ込む。
キッチンからは、ナツメグ特有のスパイシーな香りが広がり、その匂いに郁恵がニッコリと笑みを浮かべる。
「良い匂いね。早く食べたくなっちゃうわね」
「ママも晴翔君の料理の虜になってるよね」
「当たり前よ。おいしい料理っていうのはね、人を笑顔にして人生を豊かにする大事なものなのよ?」
「確かに。晴翔君の料理を食べると幸せを感じるもんね」
涼太が父の隣の椅子に移動して、挽肉を捏ねる晴翔に熱烈な視線を送っている為、綾香もダイニングテーブルへと移動して郁恵の隣に腰を下ろす。
東條家全員が観客となっている中、晴翔は捏ねているタネに粗熱を取った玉葱、牛乳に浸したパン粉、溶き卵を加えて更に練る。
そして、とろっとした状態になったタネを分けていき、あるものを中に入れてから、それを小判型に成形して温めていたフライパンに並べて焼いていく。
ハンバーグを焼いている間に、晴翔は並行して作っていたスープの味を調えて仕上げる。そして、ハンバーグの焼き加減を確認しながら、キャベツを千切りにしたり、トマトをスライスしたりとサラダを作り始める。
サラダに使う野菜を切り終えた晴翔は、皿に盛り付けをして、上からチーズ、コーンをトッピングして、最後に涼太の人参嫌いを克服させる為に、以前つくった人参ドレッシングをかける。
サラダが完成したころで、ハンバーグもちょうどよい焼け具合となり、フライパンの火を止める。
それを見た綾香が晴翔の隣に移動してきた。
「晴翔君。配膳、手伝うよ」
「ありがとう。じゃあご飯をよそってくれるかな」
「うん、分かった」
綾香は嬉しそうに頷くと、食器棚から茶碗を五つ取り出す。
「涼太はお米どれくらい食べる?」
「たくさんッ!!」
「じゃあ……これくらい?」
綾香は炊飯器からお米を茶碗によそうと、それを涼太に見える様に傾ける。
「うんッ!! それくらい!!」
「パパは?」
「少し多めで」
「こんな感じ?」
「うむ」
「ママは少なめ?」
「そうね。お米は少なくていいわ」
綾香は家族に量を確認しながら、それぞれの茶碗にお米をよそっていく。
そして、晴翔にも顔を向ける。
「晴翔君は? たくさん食べる?」
晴翔専用の茶碗を手に持って、綾香がチョコンと首を傾げ聞いてくる。
東條家には、晴翔専用の茶碗がいつの間にか用意されていた。用意されているのは茶碗だけでなく、箸にコップお椀など、食器類は一通り用意されている。
もはや東條家で夕食を一緒に食べるのが当たり前になってしまっている事に、晴翔は思わず笑いを溢してしまう。
「そうだね。ちょっと多めでお願い」
「うん。分かった」
晴翔の要望に応えてご飯をよそう綾香。
そんなキッチンに立つ二人の様子に、修一が感慨深く言う。
「まさしく新婚の風景だね。うむうむ」
「私達の新婚の頃を思い出しちゃうわね」
修一の呟きに、郁恵も昔を思い出す様な表情をする。
「そうだね。あの頃は綾香も涼太もいなくて、1Kの部屋で二人暮らしだったか」
「懐かしいわね。あのアパート、まだ残っているかしら?」
「今度一緒に散歩がてら観に行ってみようか」
何とも仲睦まじい夫婦の会話をしている修一と郁恵。
晴翔は丁度、茶碗をもって近くに来た綾香にそっと耳打ちをする。
「修一さんと郁恵さんって本当に仲いいよね。やっぱり理想の夫婦って感じがする」
「かな? ……晴翔君はあんな感じの夫婦が理想?」
「ッ……そう、だね」
晴翔の耳打ちに、綾香はジッと彼の瞳を見詰めて問い掛けてくる。
彼女の視線に、晴翔は名状しがたい強い意志の様なものを感じて、思わずドキッと胸を高鳴らせる。
「そうなんだ……ふふ」
晴翔の頷きを見た綾香は、何とも嬉しそうに笑みを溢しながら、お茶碗を載せたお盆を持ってダイニングテーブルへと向かう。
晴翔は胸の高鳴りを感じつつも、ハンバーグをお皿に移動させスープをよそい、綾香に続いてダイニングテーブルへと向かう。
「おぉ! 美味しそうじゃないか!」
「ハンバァーーグッ!!」
ダイニングテーブルに並べられた夕食に、修一は口角を上げ、涼太は今日何度目かの歓喜の雄叫びを上げる。
「涼太、ちゃんと椅子に座って食べるのよ?」
「うん!! ねぇ早く食べよ!」
テンションが振り切っている涼太の様子に、郁恵がニコニコしながらも注意をする。
「よし。皆席に着いたね。それじゃあ食べようか」
修一が、配膳を終えて椅子に座った晴翔と綾香を見て手を合わせる。
「いただきます」
『いただきます!』
全員揃って手を合わせた後、涼太は物凄い速さでハンバーグに噛り付く。途端、彼の瞳が驚きで大きくなった。
その反応を見て、晴翔がニヤッと笑みを浮かべる。
「涼太君、美味しいかい?」
「チーズだッ! おにいちゃん! このハンバーグにチーズが入ってるッ!!!」
涼太が噛り付いた箇所からは、トロッと溶けたチーズが流れ出てきていた。
実は晴翔、前回と同じものを作っても芸が無いと、今回はチーズインハンバーグにしていた。
「チーズ入りのハンバーグは好きかい?」
微笑みながら尋ねる晴翔。
それに対して、涼太は最早声を出す事すら忘れたかのように、激しく頷きながらチーズインハンバーグを物凄い勢いで食べ進めていく。
その隣では、修一もなかなかのスピードでハンバーグを口に運ぶ。
「いや本当に、このハンバーグは絶品だね。家事代行の契約料とは別にお金を払いたくなるほどだよ」
「ありがとうございます」
修一の誉め言葉に、晴翔は頭を下げて素直に喜びを表情に出す。そして、彼自身も一口ハンバーグを食べる。
噛むと溢れ出る肉汁は、とろりと溶けたチーズと混ざり合い、旨味と濃厚なコクを放ちながら舌の上を喉目掛けて駆け下りていく。その後に挽肉の味とナツメグのスパイシーな香りが噛むほどに口内に広がる。
今回のハンバーグも美味しく作ることができたと、晴翔が満足気な表情を浮かべていると、美味しい食事に幸せそうな笑みを浮かべた郁恵が晴翔の方に顔を向ける。
「大槻君は、お婆様から料理を習ったのよね?」
「はい、そうです。祖母の作る料理は自分のものよりも美味しいですよ」
「それは凄いわね! お婆様は料理のお仕事をしてらっしゃったの?」
「そうですね。今も家のすぐ近くにある定食屋で働いてます」
晴翔の祖母は、古くからの友人がやっている定食屋の厨房で働いている。祖母の料理の評判はなかなかに高く、近所ではそこそこ有名な定食屋となっている。
「大槻君のお婆様が厨房に立っている定食屋か、気になるね」
修一はハンバーグを食べる手を止めて、晴翔の話に耳を傾ける。
「祖母の働いているところは、昼は定食屋で夜は居酒屋としてもやっているので、都合が合えば寄ってみてください。料理の味は自分が保証しますので」
「大槻君をここまでの料理上手に育て上げた人の料理だ。不味い訳が無いよ」
祖母の料理に興味を示す修一に晴翔も嬉しそうに笑みを浮かべた。
その後も東條家と談笑をかわしながら夕食を楽しんだ晴翔。
やがて、全ての食事を終えてダイニングには満足気でまったりとした空気が流れる。
「いや、本当に美味しかった」
「そうねぇ。最高の夕食だったわ」
「晴翔君、すごく美味しかったよ」
「おにいちゃんのハンバーグ最高ッ!!」
それぞれから言葉を掛けられて、晴翔は少し照れた様に笑みを浮かべる。
「満足して頂けて良かったです」
「うむ、大満足だよ! 大槻君、今までの家事代行お疲れ様、そしてありがとう」
そう言うと、修一は晴翔に頭を下げる。それに続いて郁恵もニッコリと笑いながら頭を下げた。
「大槻君がいる間、すっごく楽をさせて貰ったわ。ありがとうね」
「皆さんのお役に立てて、自分も凄く嬉しいです」
感謝してくる修一と郁恵に、晴翔も頭を下げ返す。
最後まで、丁寧な対応を見せる晴翔に修一は嬉しそうに彼を見て言う。
「大槻君、綾香の事、これからも頼んだよ」
「ちょっとパパ。そんな嫁入り前みたいな事言わないでよ」
「こんな事で恥ずかしがってちゃ駄目だぞ綾香。大槻君はもうお前の彼氏なんだから、遠慮し過ぎるのは逆に失礼だぞ? そう思うだろ大槻君?」
「え? あ、まぁ……そうですね」
満面の笑みで同意を求めてくる修一に、晴翔は若干表情を引き攣らせながらもコクコクと頷きを返す。
そこに郁恵が楽しそうに会話に加わる。
「そう言えば、私が結婚式の時に使ったティアラまだとってあるんだけど、綾香にも似合うと思うのよねぇ」
「だからまだ早いってママ! ……でもちょっと、それ気になるから後で見せて」
「うふふふ。いいわよ」
顔を赤くしながらモジモジと小さな声で返す娘の姿に、郁恵は相好を崩す。
「おにいちゃん。けっこんしきって僕も出れるの?」
「え? あ~そうだね。涼太君もちゃんと出れるよ」
「楽しみだね!」
「そ、そうだね……」
話の方向が完全に、ある一点を目指して驀進しているのをヒシヒシと感じる晴翔。
彼はワクワクと瞳を輝かせる涼太に『まだ先の事は分からないよ?』など言えるはずがなく、唯々笑みを浮かべる事しか出来なかった。
その後も東條家の包囲網を感じつつ、食器洗いなどの夕食の片づけを終えた晴翔。
家事代行としての全ての仕事を終えた彼は、改めて姿勢を正す。
「それでは、これで家事代行サービスを終了いたします。短い間でしたが、ご利用ありがとうございました」
そう言ってお辞儀をする晴翔に、修一たちが口々に「お疲れ様」や「こちらこそ」などと返してくれる。
「晴翔君、玄関まで送っていくよ」
最後に綾香が晴翔にすっと近寄る。
「うん、ありがとう」
晴翔は綾香と一緒にリビングを後にする。背後からは涼太が「おにいちゃんまたねー!」と元気よく手を振ってくる。晴翔は手を振り返しながら玄関ホールに向かう。
「次合う時は学校だね」
「そうだね」
靴を履き替えた晴翔に、綾香がおもむろに言う。
学校は明後日からとなっているが、明日は綾香は友人と遊ぶ予定があるらしく、また晴翔も恐らく予定が入るだろうと予測している。
その為、次に会う事が出来るのは、夏休み明けの学校。始業式である。
「じゃあ……またね。晴翔君」
「うん、また。学校で」
晴翔は廊下に立つ綾香の方を向くと、柔らかな笑みを浮かべる。そんな彼に、綾香は一歩近づくとそっと腕を伸ばしてくる。
晴翔も彼女の希望にこたえて優しく綾香の腰に腕を回す。
「……ん」
綾香は目を瞑ってチョンとつま先立ちになり、顎を少し持ち上げる。
晴翔はそんな最愛の彼女の唇に、自分の唇を重ねる。
「へへ……」
離れる晴翔に、綾香は嬉しくもあり恥ずかしくもある笑みを浮かべる。
「じゃあね」
「うん、ばいばい」
晴翔は名残惜しさを感じつつ、綾香へ軽く手を振ってから、夏休み最後となる東條家を後にした。
ー…ー…ー…ー…ー…ー…ー…ー…ー…ー…ー
頭上の空は、真っ赤な夕陽に燃えながらも、夜空の姿も少し顔を出している。
夏休みに入った頃と比べて、ほんの僅かではあるが日が短くなった気がして、そこに晴翔は過ぎ去った夏の日々を感じる。
家事代行のアルバイトで知り合った、学園のアイドルと言われる少女。
この夏を通して、かけがえのない恋人となった少女。
晴翔は家に続く道を一人歩きながら、その少女に想いを馳せる。と、不意にポケットに入れていたスマホがヴーヴーと鳴り出した。
彼がスマホをポケットから取り出して画面を確認すると、そこには赤城 友哉と表示されていた。
予想通り連絡がきた事に、晴翔は苦笑を浮かべながら通話を繋げる。
『やぁやぁハルさんや! 今年もこの日がやってきましたね!』
「あぁはいはい。で? 今回はどんだけやってないんだ?」
『さすが親友! 分かってらっしゃる! ちなみに国語は終わらせた!』
「他は?」
『ノータッチ!!』
どこか誇らしげに言い放つ親友に、晴翔は心底呆れた溜息を吐く。
晴翔の夏休み最終日は、親友である友哉に宿題を写させるのが恒例行事となっている。
「ノータッチ!! じゃねぇよ。まったく……」
『でもハルは優しいから、明日助けに来てくれるんだろ? な?』
「はぁ~、昼休みのジュース一週間な」
『おけおけ!! さすがハル!! じゃあ明日頼んだぜ!』
「おう。あ、そういや友哉に伝えておく事があるんだけど」
『おん? なんだ?』
友哉の返事に、晴翔は若干の緊張と気恥ずかしさを感じつつ、口を開く。
「綾香と付き合う事になった」
『……まぁ、だろうな』
驚かれる反応を予想していた晴翔。しかし、予想に反して友哉の返事は、さも当然といった感じのものだった。
「驚かないんだな」
『そりゃな。前に駅前のデパートにいた二人の様子を見てりゃな』
「そか……」
『てかさ、家事代行のアルバイトがきっかけだろ?』
「あぁ」
『じゃあ東條さんの親御さんとも面識あるわけだよな?』
「そうだな」
『向こうの親はお前の事どう思ってんだ? 可愛い娘に手を出しやがって! って感じか?』
そう言う友哉に、晴翔は先程までの修一と郁恵の反応を思い返す。
「いや、なんか逆に……結婚まっしぐら、みたいな?」
『なんだよそれ。俺達まだ高校生だぞ?』
晴翔の言葉に、スマホ越しに友哉の笑い声が聞こえてくる。
「まぁ……そうなんだけどな」
『羨ましいなおい。学園のアイドルと親公認の仲って訳か?』
羨望の言葉を投げかけてくる親友に、晴翔はフッと笑みを浮かべ、空を見上げた。
彼の頬を撫でる様に流れた風は、まだまだ夏の熱さをはらんでいる。しかし、そこに僅かに柔らかさも感じる様になり、遠くの方に秋の背中も見える様な気がした。
晴翔は、自身の心に湧き上がってくる感情に照れくささを感じ、少しふざけておどけた様に言った。
「家事代行のアルバイトを始めたら学園一の美少女の家族に気に入られちゃいました」
という訳で、夏休み編終了となります。
次話からは、夏休みが開けた学校の話を書いていこうかなと考えております。
夏休み一カ月間の話を描くのに約8ヵ月、文字数にして約37万文字。作者自身もここまで長くなるとは思っていませんでした……。
このままだと、完結までどれくらいかかってしまうのか……。学園というタグが付いているのに、学校での話は第一話しか出てこないという。
学園編はテンポよく、中だるみしないように気を付けながら、夏休み編よりも面白いものになる様に頑張りたいと思います。
また、書籍化についての情報ですが、こちらにつきましては皆様にお伝えできる段階になりましたら、後書きや活動報告でお知らせしたいと思います。もうしばらくお待ち下さい。
最後に、ここまで読んでくださった読者の皆様、本当にありがとうございます。感想、いいね、などとても執筆の励みとなっています。また、誤字脱字報告も大変助かっています。重ねて感謝いたします。
今後とも『家事代行のアルバイトを始めたら学園一の美少女の家族に気に入られちゃいました。』を宜しくお願い致します。
 





 
