表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エリア23  作者: Mai_annin
2/3

入学

なかなか長い文は書けないですぅ

異形の怪物が現れてから5年。人類はヤツらに対抗する体制を整えつつあった。

その中のひとつが、この四天学園である。



四天学園の名前の由来となったのは《超越者》の中でも特にチカラの強い4人《四天》である。

彼らは1人で《超越者》1000人分のチカラを持つと言われ、世界でもトップレベルの強さを誇る。



そんな学園の中では、入学式が行われていた。席順は入学試験の結果によって決まっている。その1番前───首席合格者は、1人の少女だった。


「───新入生代表あいさつ」


「はい」


先程の少女が席を立ち、堂々と壇上に上がっていく。ほぅ、と思わず漏らされた声は誰のものか。100人に聞けば100人が美少女と言う、そんな完成された容姿を持った少女。


「───、終わります」


しばらく時の止まったような沈黙が続く。次の瞬間、割れんばかりの拍手が巻き起こる。

そんな様子を少年──リオンは1番後ろの席から見ていた。


1番後ろ


これは入学した生徒の中で最も成績が悪かった者が座る場所。そこにリオンは頬杖をつきながら座っている。


「納得いかねぇ」


周囲の歓声により声が聞こえないのをいいことに、ここぞとばかりに悪態をつく。


「だいたい、あの試験形式はおかしいだろ。誰だ?あんなの考えたヤツ。あいつか?あのジジイなのか?今度会ったr───」


「それでは、クラス分けの発表に移ります。」


この学園では、クラス分けは基本成績順に決まり、AからEクラスまである。入試最下位のリオンは当然Eクラス───


「───、リオン、今呼ばれた人はAクラスだ」


「え?」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ