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蒼き叡智の魔導書 関連

自殺を止めてきたオタク青年の話。そのまま隣人にオタクへ染められた話。そんな彼が死んだ話。(仮)

恋人に浮気されたショックから、ベランダから飛び降りを図ろうとした夏休みの初日。
隣人にその現場を目撃されたのだが、見て見ぬ振りをされたため、
「ここは普通、なにをやってるのか話を聞くところでしょう!?」
と謎の衝動に突き動かされ、食って掛かってしまったのだ。
隣人は嫌々そうなため息をついた後、自殺のデメリットを淡々と語り、ロジハラくる始末。
その果てに、なにも手がつかず考え込むくらいならこれをやれと、高校一年生に渡してきたのは一本のアダルトゲームであった。
それがオタク青年たる大学生との、ベランダ越しの交流の始まり。
夏休みはアダルトゲーム地獄に陥り、その先でアニメにハマり、マンガを読み続ける日々を送るハメになったのだった。
ベランダ越しでの交流は、ただ楽しいだけのオタク話では終わらない。
たった四つしか変わらぬのに、現実を見据えるその姿が、とても大人っぽく映り戸惑ったりもした。
そうやってベランダ越しでの交流を重ねていく先で、すっかりわたしは、かつて嫌厭していたものになっていたことを認めたのだ。
だからある日、わたしは一つの要求をしたのであった。
「オタクにした責任を取りなさいよね」

これはそんなオタク青年に自殺を止めてもらい、そんな隣人にオタクに染められ、前触れもなくそんな彼が死んだだけの話。
一度泣いただけの、一年ちょっとの思い出話である。
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蒼き叡智の魔導書 ~エロゲの嫁キャラたちに転生した悪友どもがいる限り、俺がヒロインと結ばれるのは難しい~
当作品に出てくるエロゲに転生したキャラたちの物語。
その世界でなにかを成すでもなく、ひたすら互いの脚を引っ張り合うだけの話です。
隣人の嫁がメインキャラで動き回りますので、よろしければご一読ください。
+注意+

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