↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
偽善者でも天然ならモテるというのは本当ですか?~天然偽善者は無自覚にモテまくる~  作者: 絶対人生負け組


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/29

02~ 天然偽善者と体育祭① ~

体育祭の話に入っていきます!

  翌日、1年B組の教室では体育祭についての話がされていた。

「え〜、この時間は約3週間後の6月後半にある体育祭での種目の説明や、代表者が出る種目に誰が出るかなどの話し合いをする。塩崎、頼んだぞ」

「はい。わかりました」

  え? おいおい。いくら学級委員で真面目だからといって塩崎さんに丸投げするとか酷くないか? 塩崎さんは塩崎さんで何とも思ってなさそうだけど。

「まず、皆が必ず出なければいけない種目は5つあります」

  その種目は、100メートル走、クラス対抗リレー、借り物競争、障害物競走、男女別綱引きだった。どこにでもありそうな種目ばっかりだった。因みに組体操などが無いのは怪我の恐れがあり危ないからだそうだ。

  まぁ、全員必ず出ないといけない種目が5つもあるなんて結構多いのかもしれないが・・・。

  その5つの種目プラス代表者に選ばれたらもっと色々と出ないといけないんだよな。その人大変だろうな〜。そんな事を考えていたらどんどん話が進んで行った。塩崎さん進行スピードはえ〜!

 代表者を誰にするのかの話し合いの時間をたっぷり取るために考えているんなら凄いな。

「代表者は種目によって違ってもかまいません。なので、各代表種目に相応しいと思う人を代表者にするべきなので推薦してください。その種目に推薦した理由も教えてくださいね」

  代表者しか出られない種目は結構多い。全部出ないと行けない人は流石にいないだろう。

  学年対抗リレー(6人)、男女別1500メートルリレー(2人)、男女混合リレー(4人)、男女別学年対抗リレー(4人)、男女混合二人三脚(6人3組)、とリレー関係が多い。

  だから、全部出るやつは余程の体力バカしか無理だろう。

「はいはい! 谷川くんと真田くんと、塩崎さんと佐藤さんは絶対全部出た方がいいと思いま〜す! 理由は〜、昨日の体力テストを見た皆ならわかると思います! 」

  と元気な声で加田野咲が言った。女の子なのに運動神経が結構いい方だったと思う。

  自分の名前が聞こえた時嫌な予感はしたけど、全種目に出るとか無理だろ!

「いや、あの流石にそんなに体力ないって! 」

  俺が慌てて否定するとクラスの皆の視線が一斉に向いた。うわ〜、怖いよこれ。

「刀夜〜? お前塩崎の話聞いてなかったのか? 体育祭は2日に分けてするんだぞ? だから別に大丈夫なんじゃね〜の? 」

  谷川洋太。さっき俺と同じく名前を言われた友達だ。

  洋太はこうなる事が分かってたかのような顔で言ってきた。塩崎さんと、佐藤さんの方に視線を向けても同じような感じだった。

  え? 話は聞いてなかったけど流石にキツいでしょ。

「いや、でも流石に全種目に出ると他に出たい人とかに申し訳ないし・・・」

  俺が申し訳なさそうに言うと今度はこのクラスで結構運動神経がいい男の子、佐原勇心が言ってきた。

「いやいやいや、お前たち4人に勝てる人なんてこのB組にはいないぜ? 」

「そ〜だそ〜だ! 」

「つべこべ言わずに全種目に出ろ〜! 」

  などと、クラスの皆も言ってきた。

「刀夜、皆が良いって言ってるんだぜ? 出るしかないだろ? 」

「はぁ〜、もうわかったよ。出ればいいんだろ出れば」

  結局全種目に出ないといけないのか。10種目も出ないといけないの?! 生きてて初めてだよ!

「学年対抗リレーと二人三脚であと2枠ずつ残ってますが、どうしますか? 」

  相変わらず先生は塩崎さんに丸投げか。

「それは〜、加田野さんと佐原さんでいいんじゃね? 」

「あ、それな」

「私もそれでいいと思う」

「あの4人の次くらいに運動神経いいもんね」

  などと加田野さんと佐原さんを推す声がクラスからあがった。

「加田野さんと、佐原さん。どうしますか? 」

「やるやる〜! 出たかったもん! 」

「俺も出るぞ。目指すは1位だ! 」

  お〜、やる気満々だな。代表者が出る種目が決まり、各種目のおおまかな順番や作戦を考える時間になった。

  はぁ〜、これから3週間ずっと体育祭の準備か。きついだろうなぁ〜。

  この学校は行事がある度に部活を休みにしてまで練習時間などを作るちょっと変わった学校だ。朝も体育の時間も放課後も全て体育祭の練習をしないといけないと思うときついなと改めて思った。

「刀夜、出るからにはちゃんと真面目にやれよ? 」

「はいはい、わかったよ。真面目にやればいいんだろ? 真面目に」

「刀夜・・・優勝出来なかったらお前のせいだかんな」

「いやいや! おかしいだろ?! なんで俺が全部悪いみたいになるんだよ! 」

  俺が必死に訴えると洋太はケケケと笑ってきた。

  あ、これってまたからかわれた?

  洋太と話をしていると、代表種目に出る残りの5人が俺の席に集まってきた。

「皆よろしくね! 頑張って練習しようね! 」

「そうね。バトンパスを中心に練習をしましょう」

「いや〜! 私も出れて嬉しいよ〜! 」

「よし、頑張ろう! 」

  などとそれぞれの気持ちを口にしていた。

  なんでこんなに皆生き生きしてんだよ。特に洋太と佐藤さんと塩崎さんは全種目に出ないといけないのに。

  しかも塩崎さんはもう練習内容考えちゃってるし!

  それから6人でどう練習するかなどを話し合って決めた。

  今日は金曜日だったので、月曜の朝から練習が始まる事になった。

  ◆◆◆

  月曜になりクラスの皆で練習を始めた。初日ということもあり分からないこともあったが、毎日練習して行くにつれ、どんどん皆の動きが良くなっていったが、徐々に疲れも溜まっていっていた。


 残り約1週間後になった今日、皆はかなり疲れて足が動かなくなっている人が多かった。

 なので、明日は練習が休みになったのだ。

  よっしゃ〜! やっと1日だけど休めるぜ!

  今日の練習はこれで終わりだから皆一斉に帰っていったのだった。




 ━━━ただ一人を除いては・・・


次の話もなるべく早く投稿するために頑張ります!

アドバイスや誤字脱字がありましたらお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。