18〜 好感度・メッセージ ~
4000PV超えました!
ありがとうございます。
すっかりあたりは暗くなり、夜の冷たい風が体温を奪っていく。
まだ、この時期は夜は冷えるなぁー。寒いし早く帰ってご飯食べよ。
コンビニで女王様と会って、弱みを3個も握られると言う出来事はあったが、無事家にたどり着くことが出来た。
少し冷えたカツカレーをレンジで温め、少し遅めの夜ご飯を食べる。
久しぶりに、食べるカツカレーはとても美味しく野菜も進んだ。
俺はすぐにご飯を平らげると、お風呂に入り寝る準備をした。
何故こんなに早く寝るのか、その理由は……明日映画を観に行くからだ!!
特にそれだけで、その後の予定はない。本屋によって面白そうな漫画とかあったら買うぐらいだ。
おっと、忘れるところだった。一応カードの好感度とかポイントを確認しておこう。
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レベル 1.5
好感度 71% (女子)
42% (男子)
●1―C 九條 玲奈 (女王様) 34%
■善769 悪473 計296■
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カードを見た時自分の目を疑った。
たった一日見ていなかっただけで、善ポイントがかなり増えていたのだ。
それに、女王様の好感度も上がっている。
女王様とは、さっきコンビニで会って少し話して……それで家まで送って行った。
それぐらいで好感度がかなり上がったのは何故だろう? もしかして、好感度上げるのって簡単なのかも!
コンビニで偶然会ったのは、カードの効果が現れたのかな……。だったら、明日行くショッピングモールでも会えるかな?
もし会えなかったとしても、良い行いをして善ポイントを貯めよう。
カードの効果がどれ程の物なのかと期待を膨らませながら、俺は深い眠りに落ちた。
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刀夜がこんなに早く寝ている事など知らずに、俺は佐藤とメッセージのやりとりをしていた。
『なぁ、佐藤って刀夜のRINE持ってるか?』
『持ってないよー』
『なら、やる』
刀夜のRINEアカウントを佐藤に上げた俺は、雑談程度にと思って刀夜との個人トークに『刀夜、もう寝たか?』と一言メッセージを送った。
流石にあの刀夜でもこの時間にはまだ起きているだろう。なんせ、まだ9時なのだから。
刀夜はいつも返信が遅いので、返ってくるのを待つ時間が訪れる。
ピコンと、新規メッセージ通知の音が聞こえたのでアプリを開くと、佐藤からのメッセージだった。
『谷川くんって、もっと馬鹿なのかと思ってた』
俺は、何を言ってんだコイツみたいな気持ちを抱いて『?』と返信した。
すると、またすぐに佐藤から返信が来る。
うぉ……はぇーな……。流石現役女子高生だな。
返信の早さに驚嘆しながら送られてきた文字を読む。
『いや、普段真田くんと2人でモテたいモテたいー! とか体力テストで馬鹿みたいに競走してたから……』
『あぁ、まぁ言いたい事は分かるが多分刀夜よりは頭良いと思うぞ』
全く、俺の頭脳を見縊らないで欲しいね。
一応テストの平均点、つまり赤点は余裕で超えるぐらいの実力だ。
『谷川くんって、真田くんといる時バカみたいなのに、真田くんが居なくなった途端に物凄い頭良い人みたいになるよね』
頭良い人は常に色々と考えてると思うけど、何言ってんだ佐藤……。
『本当は、モテたいとか言ってるけどそんな事どうでもいいんじゃない?』
『いや、そんな事はない。少なからずモテたい気持ちはあるから』
そこからは、何故か恋バナになったが特に好きな人もいない俺はひたすらに『いない』と送信するしかなかった。
刀夜にメッセージを送ってから大分時間が経ったのに、まだ返信が来ない。もしかしたら、既読無視されているのかもしれないと思い、個人トークを開くも未読だった。
はっ?! あいつ、まじでもう寝てんのか……?
聞きたいことがいっぱいあったのに、今聞き出せない事に少し落胆する。
刀夜の事だ。よっぽど、体育祭で疲れたんだろうな。
どうせ、朝早くに返信来るだろ。
俺は寝て起きたら、刀夜からの返信が来ているのを信じて眠りについた。
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