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 ミト、愛してるよ。

 そんな短い言葉すら、僕はあいつに告げていなかったような気がする。


 命ある土塊。

 死ぬために生きている人形。

 男の体をした可憐な美少女。

 無垢な魂を宿す汚れの塊。

 相反するものが同居し、無尽蔵のエネルギーを生み出す「矛盾の人形」。


 それがかつての僕。

 そんな僕に、ミトは長い年月付き合ってくれた。

 隣にいるのが当たり前で、だからこそ何も言わなかった。


 十万年の孤独の果てにあいつと出会い。

 強大な神々と共に戦いながら、愛していることに気づくことなく数千年を過ごした。


 ──ああ、だめだ……もう起きていられない。


 ミト……ねえミト、どこにいるの……ああ……お前はもう……どこかに行ってしまったのかな……


 ミト……ねえ、ミト……


 せめて……夢の中……で……


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