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「どうですか?」
男の後ろから、ニッチの声。
「ああ」
男がオレから眼を離さずに答えた。
「居ますね、男性です」
「「キャーッ!!」」
ニッチとサッチの悲鳴。
おいおい、何だよ!?
オレは立ち上がって、男に向けて一歩を踏み出した。
男が右手のひらをオレに見せた。
止まれってことか?
「あなた、もしかして気づいてませんね」
男が言った。
「あなた、死んでますよ」
あ。
男の言葉でオレは…急に…思い出した。
3ヶ月前…「異世界でラッキーハーレムGETだぜ!」を投稿して反応が全然なくて…つらくて…苦しくて…それでオレは…自分で…自分で…。
オレはスマホを見た。
やっぱり、オレの作品のポイントはゼロだ。
スマホはオフラインじゃなかった。
オレが、この世とオフラインになってたんだ…。
そうか…もうオレはポイントを気にしなくていいのか…反響の無さに苦しまなくていいのか。
「は、祓えそうですか?」
サッチの震えた声。
「あ、いけそうです。霊ご本人も自分が死んでるって、気づいたみたいなので。今から祓います」
男がゴニョゴニョと呪文みたいなのを唱え始める。
オレは、この世から消えた。
おわり
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
大感謝です。
上手く仕上がったと思います←手前味噌(笑)




