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ジヘイショウというしょうがい
三歳児検診…
その時にしょうがいがあるとわかったそうだ。
何故こんな他人行儀なのか?って?
俺にはまだ知らされていなかったから
翌年俺は11歳になり、弟は4歳になった頃
「龍、ちょっと来てくれる?」
突然母さんに呼ばれた。
何事かと思ったら
「翔、喋らないでしょ?自閉症っていうしょうがいがあるの」「一緒にゲームとか出来ないかもしれない」「だけど…」
母さんがどんな気持ちで言ったのだろう。
きっと親父も母さんも考えるに考えて話したのだと思う。
けど俺はよくわからなかった…、というより
本音でこう言った
「別にいいじゃん?俺の弟には変わらねぇんだろ?」
ちょっと重い話かもしれません…。
ですが、俺自身はそう受け止めました。
そうとしか受け止められなかった。
"わからなかったから"それが理由なのかもしれません。