弟、誕生っ!
あれは、俺が小一の頃…
「母さんが太ってきた!俺がいない間に何か食ってんな!?」
妊娠とか、きょうだいとか
当時6歳には知識はなく
本当にそう思っていた。
いつくらいだったかな?
6月くらい、暑くなり始めた頃
「母さんのお腹には赤ちゃんがいるんだよ」
、、、さっぱり意味がわからなかった。
どんだけ馬鹿だったんだろう、俺。
何処かに出掛けて、遊ぼうにも
「赤ちゃんいるから出来ないの、ごめんね」
と言われてもわからなかった。
9月のある日、母さんが入院した。
「龍っ!お母さんが入院したから早く帰る準備をしなさい!」
給食を今今食おうとしてるときに、教頭先生が走ってきた。
「いつも、俺らに走るなっていうくせに…」
と思いながら、昼休みに遊ぶ予定だった友達に謝っていたのを覚えてる。
で来る10月のとある日
「龍!弟が生まれたぞ」
感動すべきところを感動の欠片もないタイミングで、その報告を親父から受け
「学校終わったら、遊びにいかないで真っ直ぐ帰ってこい!」
と強い命令口調で言われ
素直に帰り、病院に行くと
そこには弟が寝ていた。
「なにこのチビ助?!」
俺の初対面の弟への感想。
本当にこんな感じで妊娠やら出産やらを
知らされました。
ゆる~い感じな橘家ですが、本当にゆる~いです。
規律はあるけどね(笑)