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翔、失踪


前回の事件がある程度落ち着いた頃

俺は高1に

翔は小4になっていた


高校生活に慣れてきた5月

それは起きた…




やけに和室が静かなのである

弟がなにも話さないにしては

静か…


様子を見に行くと…









縁側の窓が開いていて、

翔の姿はどこにもなかった


「母さん、翔がいない!!」


必死になって探した

自転車で町内を駆け巡り

声が枯れるほど大声で名前を呼んだ


当然、弟からの返事はない



まさか、ため池に落ちたのでは?

側溝に落ちたのではないか?

車に…??


頭の中が悪い予感でいっぱいになる


散々「いなきゃよかった!」と

言っておきながら

結局は大切な弟


必死になって探した…




二時間後…

弟は町内の端にある会社で見つかった


なんでも話せないから、とりあえず預かって

くださったそう


全身の力が抜け、ふらふらとしつつも

安堵した自分がいた

「いなきゃよかった!」と言いながらも

「俺を一人にしてくれ」と見放しながらも


結局は俺の唯一のきょうだい





「よかった、無事で…」

それ以外の言葉は出てこなかった


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