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襲撃涙姫

ボソッ「化け物か…、そう…だよね‥忘れちゃ駄目だ、私は‥道具で…人を不幸にする化け物なんだ…」


誰も彼女の呟きを聞いた者は居なかった。






体育祭が終わり、雫への暴力は無くなり暴力だけになった。


理由は彼女の能力を間近で感じた女たちが彼女の伝言を伝えて、聞いた人たちが彼女の恐ろしく思ったようで、彼女への彼女のクラスの生徒にも手を出せない状態になったようだ。


平和に感じた(暴言などを除く)学園生活は突然終わりを告げた。


学園の門がドンッと音をたてて爆発した。


そして爆煙の中から現れたのは、容姿や流れる血を差別された者、能力者に怨みのある者たちだった。


【ワレラハ、十字ヲカカゲシ者、オマエ達人間ニ能力者ニ報復ヲ】


【ワレラヲ異端トシタ者タチ、大切ナ人ヲ奪ッタ能力者ニ死ノ洗礼ヲ!】


【死ノ洗礼ヲ!】


《紅蓮の炎よ焼き払え!》


十字を掲げし者と名乗った者の一人がその場に真っ赤な炎を放った。


「うわあぁぁぁ!」


「キャアァァァ!」


炎に囲われているため皆パニックを起こしていた。


「死にたく無い!」


「嫌だぁ゛ぁ゛ぁ゛!」


「いやぁぁぁ!」



雫side



突然門の方で爆発音が聞こえた。


悲鳴が聞こえた、私は


「何で!こんな所に…彼奴等が来るんだよ!」


そう思うことしか出来なかった。


そして門の方に走って行った。



雫sideend


門の所では皆が皆パニックを起こしており、能力で自分達を守ることも逃げることも出来ないような状態だった。


バタバタバター!


【死ネ!】


「はぁ…はぁ…、やめて!《皆を包み込め優しき息吹きよ!我が血は我は身は世界の抑止力なり!》…はぁ…はぁ…っ゛‥ゴフッ‥ゴボッ」ビチャッ…ピチャッ…ピチャン…ピチャン


雫の悲痛の叫びと涙


そして能力の使用による負荷での吐血


【今日ハ見逃シテヤル、雫石ヨアノ御方カラ逃げラレルト思ウナヨ化ケ物】


そう言い残し帰って行った。


ギリギリ意識を保っていた雫は自分の吐いた血だまりにドサッと音をたてて倒れた。


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