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果ての地
そしてまたさらに時は流れ、ユニーはようやく果ての地までに辿り着きました。
自分が探し求めていたものまで、あと少しです。
「…あれだ!」
ユニーはすぐにわかりました。
それは、ひろーい砂地の中でぽつんと、光輝いていました。
ユニーは、はやる気持ちを抑えながら、足早に近づいて行きました。
(君の、さいしょの星をみせること。)
もう少しで辿り着く所に、そんな文字が書いてありました。
「そうだった。交換しなければいけないんだった。」
ユニーは、少し躊躇いました。好き嫌いは関係なく、大事なさいしょの星を、手放していいのか迷いました。
それでも、みんなに素敵ねと褒めてもらいたい気持ちが勝って、ユニーはさいしょの星を握りしめながら、光の中へ歩き始めました。




