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ゆめのおちかた~終わりに向かう二つの世界、小説家とアニメーターを目指す何者かになりたい若者と、夢破れたTSダメ親父が紡ぐ英雄のいない物語~  作者: 高山路麒
第三章 果てしなき大地、気高き欲望を持つ変革者達【第一部3】

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3-21 入手:キャベツの壁画のガレキ

 ゲームとかではショートカットコマンドや転移魔法があって行きたい場所に一瞬で行けるが、生憎そんな都合のいいものはない。


 なので俺達はオトハの運転するバスで廃材置き場に移動、言われた通りアイテムボックスに入れて工房に移動し。廃材を新しい素材に変え納品した。


 そいでもって再び廃材置き場や解体現場に行き、また工房に行って……。


 お察しの通りこれはただの労働であり作業だ。最初こそ魔法の様な技術にワクワクしていたが、だんだん退屈になってきてしまう。


 他のメンツは何もする事がないのでとっくに解散して思い思いに過ごし、仕事がある俺はバスの中で一人寂しく揺れる。これが大事な事だっていうのはわかるんだが、やってる事はただのお使いだからなあ……。


「ん」


 葉瀬帆に戻った俺は駅チカ葉瀬帆ストリート跡地までやって来るが、素通りしてすぐ近くの廃材置き場でバスは停車する。


 折角近くまで来たのだから地元の人気スポットを巡ってかつての人々の暮らしを想像したかったけど、今は仕事の方が大切だから後回しだ。


 俺はガレキをちまちまと回収、アイテムボックスに入れていく。


 本来ならば丸一日かかるような作業でもすぐに終わるのでチートという他ないが、だからといって盛り上がるというわけでもない。だってただの労働だもの。


「?」


 素材用のガレキを回収していると、俺はその中に少し気になるものを発見した。


 そのガレキにはチョークの様なもので子供が描いた様な落書きが描かれていた。おそらくヨストラやマタベエが作業中にお遊びで描いたのだろう。


(無駄にキャベツが上手いな?)


 ただそれはなんとなく経緯が推測出来るけど、キャベツの落書きに関しては異様なまでにクオリティが高かった。画風も明らかに違うしこれは一体誰が描いたものなのだろう。


 捨てられているという事は彼女達もいらないと判断したのかもしれない。でもこのまま素材にするのは少しもったいない気がする。


 しばらく考えた後、俺は落書きが描かれたガレキを別のタブに保管して取っておく事にした。

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