第7章 解決
「いつもより、気合が入ってるな、青山。」
「ええ、万引き殺人を追跡中に事故起こして逃走したんだから、執念が燃えたんです。」
「なるほど。」
安藤と青山は、先日起きた万引き発砲で追跡し、自転車に乗っていた高校生をはねて逃走したのだ、だが、はねられた高校生は3日後に死亡したのだ。
「許せない、万引きでピストルを使い、インテグラで高校生をはねるなんて。」
「おーっ、熱くなったな。」
と、青山はアクセルを踏んで、スピードを上げた。
インテグラは覆面パトカーのカムリスポーツとWRXを見たら、後退しUターンした。
「わっ、やべぇ。」
「おいっ、逃げるぞ。」
カムリはインテグラに近づいた。
「おいっ、止まれ。」
「うるせぇ。」
「さっさと、飛ばせよ。」
と、磯崎は言った。
そこへ、WRXが挟み打ちしてきた。
「やろっ。」
と、その時。
「うわーっ。」
と、そこには砂山にあたり、インテグラは横転した。
そして、磯崎と広域手配17号は車から降りてきた。
「くそーっ。」
「磯崎、婦女暴行及び児童虐待防止法違反の容疑でお前を緊急逮捕する。」
と、安藤と同僚の清川刑事は磯崎を確保し、手錠をかけた。
「あっ、うはっ。」
そして、如月刑事はゆかちゃんと1人の女性を保護した。
「大丈夫ですか、怪我はないわね。」
「ええ。」
「うん。」
一方、青山は広域手配17号を追いかけていた。
と、17号は拳銃を取り出し、2発撃った。
青山は、拳銃を片手に握っていた。
17号は弾丸を補給し、青山に向けた。
「死ねーっ。」
と、広域手配17号は言った。
「お前がな。」
そして、青山は17号に拳銃を向けた。
1発発砲した。
「ぐはっ。」
そして、17号は逃げようとしたが青山は拳銃を向けた。
「わっ、やめろーっ、撃つなーっ。」
「広域手配17号、関東各県の強盗殺人、未成年者略取、危険運転致死、道路交通法違反及び誘拐と監禁の容疑で逮捕する。」
と、青山は手錠をかけた。
「おう、よくやったぞ青山。」
「はい、主任。」
「お前は、最高のアウトロー刑事たぜ。」
と、17号は言った。
「何言ってる、お前の行き先は刑務所だ。」
こうして、事件は解決した。