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第六十九話

 神光船の発進シーンが訪れた。アルフレッド、アリシア、クラリス、エリオット、エイブラハム、ライオネル、エスメラルダ、スカーレット、マクシミリアン、コンラッド、アビゲイルらはそれぞれのコンソールに着座し、船の操作パネルを見つめていた。


 アルフレッドがコンソールの前に立ち、手を伸ばすと、指先から光の神霊力が放射状に広がった。アリシアも隣で同じように神霊力を発し、クラリス、エリオット、エイブラハム、ライオネル、エスメラルダ、スカーレット、マクシミリアン、コンラッド、アビゲイルもそれぞれ船の装置と連動する神霊力を準備していた。


 神光船の内部に活気が漂い、エネルギーが高まっていくのを感じ取ることができた。船の中心にある巨大なクリスタルが輝き、部屋全体を明るく照らした。


 アルフレッドは一瞬、仲間たちを見渡した。彼らは揃って団結し、天空帝都への決戦への覚悟を示していた。


「神光船、発進!」アルフレッドの声が宣言となり、船はゆっくりと浮き上がり始めた。その上昇が加速し、空へと舞い上がった。


 天空帝都への道が開かれ、神光の戦士たちは新たな戦いへと向かっていた。



 神光船は天空帝都へ向かう途中で魔物たちとの激しい空中戦に巻き込まれた。天空を舞台に、双方が圧倒的な力をぶつける壮絶なバトルが繰り広げられた。


 船の外に現れた魔物たちは、異なる種類の飛行生物や邪悪な魔法を駆使して神光船に襲い掛かった。その中には火を噴くドラゴンのような生物や、翼の生えた巨大な獣たちも含まれていた。


 アルフレッドが船のビーム砲を駆使して、一つ一つの魔物たちを次々と撃退しようと試みた。アリシアは魔法バリアを展開し、船体を保護する一方、クラリスとマクシミリアンは魔法の矢を放って空中の敵を迎撃した。


 一方、エイブラハムとエリオットは船の武器システムを操作して、魔物たちに対抗するべく新たな武器を展開した。爆風とエネルギー弾が魔物たちに向けて放たれ、爆発と閃光が空を彩った。


 スカーレットは操縦室でアルフレッドの指示に従い、船を機敏に操縦して敵の攻撃をかわしつつ、適切な射撃位置へと船を誘導した。


 ライオネルは神光船の船尾に立ち、巨大な連射砲を操って空を見守っていた。魔物たちの翼を持つ生き物が接近すると、彼は正確な射撃で一体ずつ仕留めた。彼の冷静な判断と確かな射撃技術は、船の防御に重要な役割を果たしていた。


 エスメラルダは神秘的な魔法を駆使し、敵の魔法攻撃を防いだり、逆に敵に魔法の嵐を巻き起こしたりしていた。彼女の魔法は美しさと力強さを兼ね備え、神光船のクルーたちに希望を与えた。


 コンラッドは神光船の機械部分を確認し、エンジンやエネルギーシステムの安定動作を保ちながら、アルフレッドとアリシアにリアルタイムの情報を提供していた。彼の的確な機械知識は神光船の運行を支え、クルーたちを助けていた。


 アビゲイルは神光船内で、防御魔法のチェックと強化を行っていた。彼女の魔法力を活かし、神光船のバリアや護衛魔法の強化に専念し、船の安全性を確保していた。その貢献により、仲間たちは安心感を抱き、新たな戦いに備えることができた。


 戦闘の熾烈さと魔物たちの数の多さにも関わらず、神光船は困難を乗り越えつつ前進し、天空帝都へと接近していった。船の光のバリアが魔物たちの攻撃を阻み、ビーム砲と武器システムが次々と敵を撃退していく。


 この空中戦は神光の戦士たちにとって、最後の試練の一つであり、彼らの団結と覚悟が試される瞬間であった。天空帝都への接近が近づくにつれ、魔物たちもますます凶暴に襲い掛かってきたが、神光船とその勇敢なクルーたちは困難を乗り越え、敵を退ける決意を貫き通した。


 神光船は空に展開し、最後の防衛線を守る魔物たちに向けて、その圧倒的な力を解放した。その力は大気そのものを引き裂くようで、船体から巨大なエネルギーが集中していった。


 アルフレッドがコンソールに手をかざすと、船体の前方に輝く巨大なエネルギー球が形成された。それは神光船の必殺の一撃、「神光砲」だった。


 アリシアが言った。「全エネルギーをこの一撃に込めるわ。この破壊力で、最後の防衛線を突破しよう」


 クラリス、エリオット、エイブラハム、ライオネル、エスメラルダ、スカーレット、マクシミリアン、コンラッド、アビゲイルらも一丸となり、神光船のエネルギーを支えた。彼らの意志がエネルギー球に集約され、砲の光が一層輝きを増した。


 アルフレッドの声が宣言した。「神光船、全力の一撃、今放て!」


 その瞬間、神光砲から発射されるエネルギー光線が、空に轟音を鳴らしながら放たれた。その光線はまさに神光のごとく、魔物たちの防衛線を薙ぎ払い、爆発と閃光が炸裂した。魔物たちは瞬時に消滅し、空は再び神聖な平和の光で満たされた。



 神光船は魔物たちの防衛線を蹴散らし、天空帝都への最終的な接近を果たした。神光の戦士らが、各自のコンソールで神光船の操作を指揮し、着陸の準備を整えた。


 天空帝都は神秘的で壮大な美しさを誇り、その中心にそびえる黒い城塞が闇の中で光っていた。アリシアは言った。「あれがザカリー・グラッドストンの城ね。そこに行けば、奴を討つことができる」


 アルフレッドは船内の神光砲に注視し、魔物たちの再来に備えた。「着陸は慎重に行こう。天空帝都にはダルククリスが待ち受けているだろう」


 船は緩やかに大地に接触し、戦士たちは降り立った。ザカリー・グラッドストンの城が遠くに見え、新たな戦いへの予感をさせた。


 アリシアが言った。「この戦いが最後ね。闇を打ち破り、クリストファーを救い出してみせる」


 アルフレッドが唱えた。「いよいよだな。みんな、俺たちは神光の戦士。最後の希望、最後の光。進むとしよう。この先何が待ち構えていようと、全て突破するぞ」


 そして、戦士たちは一致団結し、黒い城塞へと進んでいった。

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