第四十九話
宮廷内を行く神光の戦士たち。使用人や衛兵たちは彼らに道を開けると避難していく。いよいよ始まったか、と。
バンデル・ミラーがいるのは王の間か執務室であろうと思われた。彼らはまず王の間を目指した。
宮廷は既に魔窟と化していたのか、闇の魔獣たちが現れては襲い掛かってきた。戦士たちは魔獣たちを問題にせずに切り捨てていく。
「バンデル・ミラーは俺たちの接近に気付いているようだな」
「さすがにそこまで間抜けではあるまいな」
アルフレッドの言葉にエイブラハムが応じた。
戦士たちは歩調を落とした。警戒しながら王宮内を進んでいく。
それからも魔獣たちが姿を見せるが、彼らはその魔物たちを圧倒した。
そうして、広間に入ると、漆黒の甲冑に身を包んだ人物が立っていた。闇の七騎士ランドマレアスである。暗黒剣シェーン=ケーナは恐るべき黒いオーラを放っている。
アルフレッドらは立ち止まった。強力な闇のパワーを感じる。そして彼らは黒い甲冑からして敵が闇の七騎士であろうと察した。
「ようやく来たか。待ちくたびれたぞ」
ランドマレアスは言って、シェーン=ケーナを抜いた。
「どうやら道はなさそうだ」
エリオットは言ってクラウ・ソラスを構えた。
「アセリアクルスを倒したようだが、私は奴とは少々違うぞ」
ランドマレアスは言って、シェーン=ケーナを構えた。
激闘が始まる。
アルフレッドは神気の霊鎧に包まれながら、闇の七騎士ランドマレアスに立ち向かった。剣技・激烈乱舞の一刀を振るい、激しい斬撃が空を裂いた。
アリシアも神気の霊鎧に身を包み、風の力を操る剣技・風陣連弾を繰り出した。風の刃がランドマレアスに迫り、敵を追い詰める。
クラリスは神気の霊鎧と魔力の極致を発揮し、魔力の波動を放つ剣技・聖霊波動砲を放った。神聖なる力がランドマレアスを包み込み、彼に深い傷を与えた。
エリオットは神聖魔法を操る聖騎士として、剣技・光剛破断を駆使して闘った。彼の剣は光の一閃となり、闇の七騎士の身体を貫いた。
エイブラハムは魔法戦士としての力を最大限に引き出し、剣技・爆裂炎牙と剣技・炸裂氷牙で猛攻を仕掛けた。炎と氷の力がランドマレアスを包み込み、彼を追い詰めた。
エスメラルダのエルフの力と剣技・覇皇斬が闘いに加わり、神気の霊鎧を纏った彼女の一刀は闇の七騎士の防御をも貫いた。
ライオネルは剣技・烈風雷鳴斬と剣技・魔弾爆裂衝でランドマレアスに挑んだ。風と雷の力が交差し、轟音と共に闘いが繰り広げられた。
スカーレットは神官戦士として神聖なる力を解放し、剣技・神霊斬撃と剣技・神霊竜撃破でランドマレアスと対峙した。神聖なる剣が闇を断ち切り、彼を圧倒した。
マクシミリアンは大魔法使いとして最強の魔力を振るい、剣技・光魔天神撃滅衝と剣技・原初の爆発ビッグバンでランドマレアスに臨んだ。光と爆発の力が彼を包み込み、大きなダメージを与えた。
崩れ落ちたかに見えたランドマレアスであったが、笑声を上げる。
「これだ……これだよ神光の戦士たちよ。この戦いこそ私が待ち望んでいたものだ」
そうしてランドマレアスはシェーン=ケーナを構えて圧倒的なパワーで反撃してくる。
ランドマレアスの笑声が宮廷に響き渡る中、彼は全身から闇のエネルギーを放ちながら一歩踏み出すと、地面が割れ、暗黒の影が広がっていく。
ランドマレアスの手元からは、シェーン=ケーナが黒いオーラを纏いながら震えていた。彼の剣技は速度と威力が極限まで高められ、瞬時に神光の戦士たちに斬り込んでいく。
アルフレッド、アリシア、クラリス、エリオット、エイブラハム、エスメラルダ、ライオネル、スカーレット、マクシミリアン──彼らは一瞬たりともランドマレアスの攻撃を避け切ることができず、剣技の一撃ごとに吹き飛ばされてしまう。
ランドマレアスのシェーン=ケーナは光を吸い込むように闇のエネルギーを纏い、その一撃は爆発のような衝撃と破壊力を持って神光の戦士たちを打ちのめす。彼らは激痛と絶望に苦しむ姿勢で倒れ込み、闇に飲み込まれていく。
ランドマレアスは闇の力に酔いしれながら、神光の戦士たちが地に伏す様子を見下ろす。「どれだけの力があっても、光には及ぶことはできない。絶望の闇に飲み込まれるがいい!」と嘲笑うように言い放つ。
神光の戦士たちは壮絶な攻撃を受けながらも、一瞬たりとも立ち上がることができず、闇の力に打ちのめされてしまった。ランドマレアスの勝利を確信し、彼はさらなる力を溜め込んでいくのであった。
ランドマレアスの笑みが広がり、闇の力が彼の身体を包み込んでいく。彼は更なる圧倒的な力を秘めていた。
神光の戦士たちは地に伏し、苦痛に身をよじらせながらも意識を保っていた。彼らは闇に包まれた状況から抜け出す方法を模索していた。
アルフレッドが固く拳を握りしめ、目を開いた。彼は戦意を取り戻し、同じく打ちのめされた仲間たちに力を与えるために立ち上がった。そして、闇の七騎士に向けて決意を込めた声を放った。
「俺たちは絶対に負けない! 闇に打ち勝つのは光だ!」
アリシア、クラリス、エリオット、エイブラハム、エスメラルダ、ライオネル、スカーレット、マクシミリアンも次々と立ち上がり、闘志に満ちた目を向けた。
神光の戦士たちは一致団結し、ランドマレアスに立ち向かう決意を固めた。彼らの体からは光の輝きが湧き出し、力強く立ち向かう姿勢を示している。
「まだまだ終わらんよ。これからだ」
ライオネルも言って立ち上がる。
神光の戦士たちは再び攻撃の構えを取る。彼らは光の力を最大限に引き出し、闇の七騎士に立ち向かっていく。
ランドマレアスの圧倒的な力に押され、神光の戦士たちは苦しい戦いを強いられていた。
アルフレッドの剣技・絶太陽破斬剣はランドマレアスの身体にぶつかったが、その攻撃は彼の鎧に跳ね返される。アリシアの剣技・烈風迅雷も鋭く斬りかかるが、ランドマレアスは軽々とかわして反撃してくる。
クラリスの聖霊波動砲は闇の盾に阻まれ、エリオットの剣技・神気剛烈断もランドマレアスの鎧に跳ね返されてしまう。エイブラハムの剣技・超裂空絶命剣もランドマレアスのパワーには通じず、彼の反撃によって一時的に仮死状態に追いやられる。
エスメラルダの剣技・英霊召喚絶対剣もランドマレアスによって返り討ちに遭い、ライオネルの剣技・風嵐大地斬撃も力及ばずに吹き飛ばされてしまう。スカーレットの神聖な攻撃もランドマレアスの鎧には及ばず、マクシミリアンの大魔法も彼の闇の力によって弱められてしまう。
神光の戦士たちは苦戦しながらも立ち上がり、必死に闘い続ける。彼らの身体は傷だらけで、力は消耗しつつあった。しかし、彼らの心には絶対的な信念と団結の力が宿っていた。
「諦めないわ! 光の名にかけて!」
スカーレットの叫び声が響き渡り、神光の戦士たちは再び力を振り絞る。彼らは個々の力ではなく、互いの絆と団結した力を信じてランドマレアスに立ち向かっていくのだった。
神光の戦士たちは必死に立ち向かっていたが、ランドマレアスの圧倒的なパワーに対抗することはできず、次第に追い詰められていく。
アルフレッドの剣技・激烈乱舞が闇のパワーに阻まれ、アリシアの剣技・風陣連弾が跳ね返される。クラリスの魔力・極も闇の壁に遮られ、エリオットの剣技・光剛破断も効果を挙げられず、エイブラハムの剣技・爆裂炎牙も闇に飲み込まれる。
神光の戦士たちは懸命に抵抗し、力強い攻撃を繰り出すが、その攻撃はランドマレアスのパワーによって容易に弾かれてしまう。彼らは苦戦し、傷つきながらも立ち上がり続けるが、その戦いは絶望的なものとなっていく。
ランドマレアスの攻撃は猛烈で、神光の戦士たちはその破壊力に対処しきれず、一度は倒れてしまう者もいた。彼らは追い詰められ、地に這いつくばる姿が目に浮かぶ。
闇のパワーに圧倒されながらも、神光の戦士たちは決して屈しない意志を持ち続けていた。彼らの目には光の希望が宿り、絶望の中でさえも闘志が輝いていた。
ランドマレアスの力に追い詰められる中、神光の戦士たちは最後の力を振り絞り、一瞬の反撃を試みる。彼らの攻撃は闇に貫かれながらも、必死の意志と絆が込められている。
しかし、その闘いは一瞬の輝きに過ぎず、再びランドマレアスの圧倒的なパワーに押し戻されてしまう。神光の戦士たちは無力感と挫折感に包まれながらも、最後の力を使い果たすまで戦い続けるのだった。
その圧倒的なパワーに押されながらも、神光の戦士たちの心に光の力が目覚めていく。彼らは死を覚悟し、最後の力を振り絞る覚悟を決めた瞬間、内なる光が彼らの体を包み始める。
アルフレッドの身には神気の霊鎧が輝き、彼の剣は光の軌跡を残して斬りかかる。アリシアの体には神気の覚醒が宿り、彼女の剣は風と雷の力を帯びて光り輝く。クラリスの魔力は極致に達し、彼女の魔法は聖霊の波動となって猛烈に放たれる。
エリオットの身には神聖な光が宿り、彼の剣技は光剛破断となって闇を断ち切る。エイブラハムの体は超人化し、彼の剣技は超裂空絶命剣として光の刃を振るう。エスメラルダの姿には超人化の輝きが宿り、彼女の剣技は英霊召喚絶対剣として神聖なる力を解き放つ。
ライオネルの体は神気の覚醒に包まれ、彼の剣技は烈風雷鳴斬となって疾風のように敵を切り裂く。スカーレットの身には神聖なエネルギーが満ち、彼女の剣技は神霊斬撃として光り輝く。マクシミリアンの体には神気の霊鎧が宿り、彼の魔法は光魔天神撃滅衝として破壊の光を放つ。
彼らの体が光り輝き、光の力がランドマレアスに対抗する。光の剣技と魔法が彼の闇の攻撃を跳ね返す。闇と光の激しい戦いが広間を照らし、その光景はまるで神々の戦いのようだった。
神光の戦士たちの力が次第に増していき、ランドマレアスもその光の力に圧倒されていく。彼の甲冑に亀裂が入り、闇の力が次第に弱まっていく。最後にはランドマレアスが敗北を悟り、シェーン=ケーナを地に突き立てる。
「馬鹿な……光の力……これが……これが私が忌み嫌っていた力か」
ランドマレアスの姿が闇に包まれながら消えていく。神光の戦士たちは息をつき、疲弊した体を支えながら、互いに労い合う。
「やった……私たちが勝ったんだ」
アリシアが微笑みながら言い、他の戦士たちも満足そうに頷く。彼らは光の力を信じ、団結して戦い抜いた勇者たちであり、この勝利は彼らの絆と努力の賜物であった。
だが、まだ終わりではない。この先にはバンデル・ミラーが待ち受けている。




