第四十四話
魔弾鉄道が聖都グラストベルに到着した瞬間、アルフレッドたちは混乱とパニックに包まれた光景に直面した。街の至る所で人々が逃げ惑い、叫び声と恐怖の声が響き渡っている。建物の窓ガラスが割れ、道路には倒れた看板や崩れた壁の瓦礫が散乱していた。
黒い影の魔物たちは、街のあちこちで人々に襲い掛かり、容赦なく襲撃している。彼らは邪悪なエネルギーを帯び、凶暴さと獰猛さを備えている。鋭い牙や爪、恐ろしい姿勢で彼らは街を闊歩し、恐怖の種をまき散らしていた。
「何なのこいつらは……」
スカーレットは言葉を失う。
影の魔物のいくつかがアルフレッドらに気付き、闇の稲妻を放ってきた。アルフレッドはエクスカリバーをでそれを受け止めた。
クラリスとエスメラルダがアルフレッドの側に駆け寄り、共に防御の魔法を発動した。クラリスは空気を操る風の魔法を使い、強力な風壁を形成して攻撃を防ぐ。一方、エスメラルダは光の魔法を操り、聖なるバリアを展開して仲間たちを守った。
アルフレッドとライオネル、エイブラハムらは魔剣を振りかざし、神聖な力を込めて魔物たちに立ち向かう。彼らの剣技は鋭く、魔物たちの攻撃を巧みにかわしながら、一体ずつ倒していく。
スカーレットは深い集中力を持ちながら、神聖な魔法を操って魔物たちに対抗した。彼女の手からは光の球体が放たれ、闇の稲妻とぶつかった。神聖な光と邪悪なエネルギーが激しくぶつかり合い、轟音と共に光と闇が交差する激しい戦いが繰り広げられる。
クラリスとエスメラルダも力を合わせ、魔法の連携攻撃を繰り出す。クラリスの風の魔法とエスメラルダの光の魔法が組み合わさり、魔物たちを一掃していく。風の刃と光の矢が魔物たちに向かって放たれ、邪悪な影は一体ずつ倒れていった。
聖都の中心広場には聖騎士団長グリフィスが立ち、団員たちと共に魔物に立ち向かっていた。グリフィスの銀の鎧が光り輝き、その剣は闘志に満ち振り下ろされるたびに空気を切り裂く。彼の周囲には聖騎士たちが集結し、盾を構え、剣を振りかざして魔物との壮絶な戦いに挑んでいた。
街の通りでは、市民たちが必死に逃げ惑っている。母親は走りながら腕には抱きしめた子供を抱え、涙と汗が混じった顔をしている。道路には人々が転倒し、衝突しながらも必死に立ち上がり、助け合いながら逃げる姿がある。建物の壁には手形や血痕が残り、崩れ落ちた店舗の中からは物音や叫び声が響き渡っていた。
空には暗雲が立ち込め、聖都の上空には闇の気配が漂っている。光を奪われた聖都は、まるで絶望の影が全てを覆っているかのように見えた。
「グリフィス様!」
スカーレットが団長に駆け寄る。
「スカーレット、君は追われていると聞いたが。生きていたのか」
「はい。私たちはこれから大神殿に向かってみるつもりです。ゴドウィン様なら何かご存じのはず」
「猊下の……?」グリフィスは思案顔だった。「気を付けていけスカーレット。何か良くないことが聖都で起こっている」
「大神殿に向かう途中での危険があるかもしれない。魔物たちがまだ街を徘徊している可能性もあるし、聖都の防衛軍も追い詰められているかもしれない。しかし、我々は人々を守るために行動しなければならない。グリフィス様のお考えも同じでしょうか?」
グリフィスはしばらく考え込んだ後、重い口調で言った。「聖都を守るためには大神殿の力が必要だ。魔物たちの襲撃がなんらかの意図を持っていることは明らかだ。君たちが大神殿に辿り着いたら、ゴドウィン様に事態を報告し、彼の指示に従え。彼が聖都の守護者としての力を示してくれるはずだ」
スカーレットは頷いた。「了解です。私たちは聖都を守るため、大神殿に向かいます。グリフィス様もどうかお気をつけてください」
グリフィスはスカーレットに頭を下げると、彼女たちを見送った。スカーレットとアルフレッドらは、共に神殿への道を進み始めた。彼らの心には、聖都の人々を救うための使命感が燃えていた。
「この魔物の襲撃はなぜこんなに激しいのだろう? 聖都にこんなにも多くの魔物が現れるなんて予想だにしなかった」
アルフレッドが言うと、スカーレットは表情を曇らせた。
「もしかして、何か大きな事件が起きたのかもしれない。魔法のバランスが崩れたり、聖都の守りが弱まったりしたのかもしれない」
するとエスメラルダが口を開く。
「それにしても、こんなにも凶暴な魔物が現れるということは、何らかの邪悪な力が関与している可能性もるある」
「聖都の中に潜む裏切り者がいるのかもしれないわ。魔物を呼び寄せたり、守りの魔法を崩したりしているのかもしれない」
クラリスが推察すると、エリオットが言った。
「あるいは、俺たちが知らない魔法や呪文が使われているのかもしれないな。聖都には古代の秘術や禁じられた魔法が眠っているという噂もある」
「もしかしたら、聖都の神聖な場所が侵されたことで、魔物たちが暴れ出したのかも? 聖なる力が失われた結果、魔物たちが暴走しているのかも」
アリシアの言葉にエイブラハムが応じる。
「いずれにせよ、俺たちは事態を打開する必要がある。大神殿が敵の巣窟となっている可能性が高いのなら、そこに真相が隠されているかもしれん」
「我々の使命は聖都を守ること。この魔物たちの源を断ち切るためにも、大神殿に向かうしかないだろう。真実を明らかにすることが聖都を救う道になるだろう」
ライオネルが言った。
彼らは魔物の襲撃の原因について推察しながら、大神殿に向かう。現在の状況を解明し、聖都を守るために立ち上がることが彼らの使命であり、責任であると感じていた。
大神殿に到着した彼らは、その荘厳な建造物に圧倒されたが、その中から邪悪な気配が漂っていることを感じ取っていた。
「行きましょう」
スカーレットは神殿の扉を押し開けた。アルフレッドらは中に入っていく。
「ここが大神殿か。何が出てくるか」
「最奥に法王様がいらっしゃるはずです。無事だといいのだけれど」
そうして進んでいく一行の前に。闇の魔法陣が出現し、闇のオーラをまとった漆黒の甲冑に身を包んだ騎士が一人現れた。
アルフレッドらはこれまでの経験で、それが闇の七騎士であることを知っていた。
「闇の七騎士か」
エイブラハムが言って、忌々し気に吐き出した。
「また我々の邪魔をするとはな。だが、これまで通りにはいかんぞ」
エリオットが言った。
すると七騎士は言った。
「私はアセリアクルス。確かに七騎士だ。そろそろお前たちの旅路にも終止符を打っておいた方がいいのではないかとな。我が暗黒剣ジグルド=ベラの露となって消えるが良い」
そうして、アセリアクルスはジグルド=ベラを抜いた。圧倒的な闇のオーラが噴き出してくる。
「やるぞみんな!」
アルフレッドが攻撃を開始した。
彼が剣を高く掲げると、神気の霊鎧が彼を包み込んだ。神気の覚醒が彼の力を解放し、剣技・激烈乱舞によってアセリアクルスに猛烈な攻撃を加えた。そして剣技・聖天衝撃によって地面が揺れ、アセリアクルスを吹き飛ばした。
一方、アリシアは風を操る剣技・風陣連弾を駆使し、素早い斬撃と共に風の弾を放った。剣技・竜神の吐息によって火炎の竜の息を放ち、闇の騎士は炎に包まれた。
クラリスは魔力を極限まで高め、多重詠唱で魔盾強・魔法反射で味方の守りを固めた。そして竜撃閃光衝破によって雷のエネルギーを放ち、アセリアクルス撃った。
エリオットは剣技・光剛破断によって聖なる光を宿した斬撃を放った。肉体硬質化によって身を固め、剣技・真・波動砲で衝撃波を発生させ、アセリアクルスを打ちのめす。
エイブラハムは剣技・爆裂炎牙と剣技・炸裂氷牙で炎と氷の双剣攻撃を繰り出す。剣技・怒涛大地斬によって地面を割り、剣技・衝烈風牙で強力な風の刃を叩き込んだ。
エスメラルダは魔力を極限まで高め、剣技・強衝撃波でアセリアクルスを吹き飛ばした。剣技・神撃演舞によって神聖なエネルギーを込めた複数の斬撃を繰り出し、アセリアクルスに連撃を浴びせかけた。
ライオネルは剣技・烈風雷鳴斬によって風と雷の力を結集し、鋭い斬撃を放った。剣技・魔弾爆裂衝によって剣から放たれる魔力の弾丸が敵を追い詰める。剣技・破断連撃刃で連続斬撃を繰り出し、アセリアクルスに打撃を与える。
スカーレットの神気の霊鎧が彼女の全身を包み込む。神気の覚醒によって力が解放され、魔力を極限まで高める。剣技・神霊斬撃によって聖なる刃を振るい、剣技・神霊竜撃破によって龍の息吹を纏った一撃を放った。超人化の力が彼女をさらに高め、敵をなぎ払った。
果たして。
アセリアクルスは態勢を整えた。そして、闇の騎士の威厳を纏い、暗黒剣ジグルド=ベラを振るった。その剣は魔力に満ち、その存在自体が恐怖を与えるほどの圧倒的なパワーを持っていた。
その剣技は一刀ごとに闇のエネルギーを放ち、周囲の空気を凍りつかせるほどの冷気を発生させた。アセリアクルスの攻撃は瞬時に神光の戦士たちに迫り、その威力は絶大であった。
剣技・暗黒断罪によって、アセリアクルスは一瞬にして周囲の光を奪い、神聖なエネルギーを消し去った。闇の波動は神気の霊鎧を貫き、戦士たちの身体に暗黒の毒を流し込む。
アセリアクルスの攻撃は次第に激しさを増し、神光の戦士たちはその威力に苦戦を強いられる。その剣技は絶大な闇のオーラの爆発の連続であり、神光の戦士たちは一撃一撃ごとに吹き飛ばされ、大ダメージを負った。闇の攻撃は凍てつくような波動でもあり、彼らの動きを少なからず封じ込めた。
だが、神光の戦士たちはアセリアクルスの攻撃から身を守りながら、その強大な力に対抗する方法を模索した。だが、弱点らしい弱点を持たないアセリアクルスは彼らを蹂躙する。
それでも、アルフレッドと仲間たちは激しい戦闘の中、アセリアクルスの圧倒的な力に対抗し続けた。彼らは相互の連携と統一した戦略を持ちながら、機敏な動きと精密な攻撃で闇の騎士に立ち向かっていく。
アルフレッドは神気の霊鎧を完全に纏い、剣技・激烈乱舞を繰り出す。その剣技は空間を切り裂き、闇の魔剣ジグルド=ベラに立ち向かう勇敢さと覚悟が込められていた。彼の剣は光と炎の輝きを放ち、アセリアクルスの防御を突き破るべく振るわれた。
アリシアは神気の覚醒とともに剣技・竜神の吐息を放つ。彼女の剣は風と炎の融合した力を纏い、烈風とともに敵を打ち砕くほどの威力を持っている。風の刃と炎の舞いがアセリアクルスに襲いかかり、彼を一瞬ためらわせた。
クラリスは魔力の極致を発揮し、多重詠唱により魔力・極其の二と魔盾強・魔法反射を駆使する。彼女の魔法は闇の騎士の攻撃を跳ね返し、その力を逆に利用してアセリアクルスを攻撃する。竜撃閃光衝破と竜撃精神破壊の剣技によって、クラリスは神聖なる力で敵に立ち向かった。
エリオットは肉体硬質化と剣技・真・波動砲を使いこなし、剣技・衝撃斬によってアセリアクルスに打撃を与えた。彼の剣は雷のような速さと破壊力を持ち、その一撃は闇の騎士の防御を破った。
エイブラハムの剣技は炎と氷の力を結集し、烈風と共に敵を薙ぎ払うような威力を発揮する。剣技・怒涛大地斬と剣技・衝烈風牙が次々とアセリアクルスに命中し、闇の騎士の姿勢が揺らいだ。
エスメラルダは神気の覚醒と超人化の力を解放し、剣技・覇皇斬と剣技・精霊皇牙を交互に放った。彼女の剣は神聖なる光に包まれ、煌めく刃がアセリアクルスの身体に深い傷を刻み込んだ。魔力・極と剣技・強衝撃波も織り交ぜられ、闇の騎士を圧倒的な力で追い詰めた。
ライオネルは神気の覚醒と超人化の力を引き出し、剣技・烈風雷鳴斬と剣技・魔弾爆裂衝を駆使する。彼の剣は風の勢いと雷の轟音を纏い、アセリアクルスに向けて猛烈な攻撃を繰り出した。剣技・破断連撃刃によって敵を追い詰め、闇の騎士の抵抗を封じた。
スカーレットは神気の霊鎧と神気の覚醒を結集し、剣技・神霊斬撃と剣技・神霊竜撃破を駆使した。彼女の剣は神聖なる輝きを放ち、アセリアクルスの防御を突破するほどの威力を持っていた。超人化の力も加えながら、スカーレットは闇の騎士に果敢に立ち向かった。
しかし、アセリアクルスは闇の力を更に高め、暗黒剣ジグルド=ベラを振るって応戦する。彼の剣技は強大で、一振りするだけで周囲の空気が歪み、大地が揺れ動くほどの力が込められていた。その圧倒的なパワーはアルフレッドたちを圧倒し、彼らの身体に深い傷を負わせていく。
アルフレッドと仲間たちはアセリアクルスの圧倒的な力に苦しむ中、決して諦めることなく戦い続けた。彼らは個々の力を最大限に引き出し、連携を図りながら戦局を打開する方法を模索する。
アルフレッドは神気の霊鎧から更なる力を引き出し、全身に神聖なる光を纏った。剣技・神霊斬を繰り出す際には、彼の剣が輝きを増し、まるで神々の加護を受けているかのように思えた。彼の攻撃は闇の騎士の防御を一瞬にして突き破り、アセリアクルスに深い傷を負わせた。
アリシアは剣技・竜神の吐息をさらに高め、風と炎の力を一つに纏う。彼女の剣が振り下ろされるたび、竜の吐息のような熱風がアセリアクルスを襲う。その攻撃は闇の騎士の肉体を焼き尽くすほどの熱を発し、彼の身体に大きな傷を負わせた。
クラリスは魔力の極致を追求し、剣技・魔力の極を放つ。彼女の魔法は闇の騎士の周囲に強力なバリアを展開し、彼の攻撃を跳ね返した。竜撃閃光衝破と竜撃精神破壊の剣技によって、クラリスはアセリアクルスの精神に深い傷を負わせることに成功する。
エリオットは肉体硬質化の力を更に高め、剣技・真・波動砲を繰り出した。彼の剣は雷光を纏い、その一撃はアセリアクルスの肉体を砕いた。剣技・衝撃斬と剣技・巨人籠手が続き、エリオットは闇の騎士に対して圧倒的な力を発揮した。
エイブラハムの攻撃はアセリアクルスの身体に炎と氷の爆発をもたらし、その威力は闇の騎士を大きく揺さぶった。剣技・烈炎氷嵐斬と剣技・凍炎爆風斬が連続して放たれ、アセリアクルスの防御を徐々に崩していく。
エスメラルダは神気の覚醒と超人化の力をさらに高め、剣技・神皇斬と剣技・精霊皇牙を組み合わせて攻撃を繰り出した。彼女の剣は神聖なる輝きに包まれ、その一撃はアセリアクルスの身体を貫いた。魔力・極と剣技・強衝撃波も駆使し、エスメラルダは闇の騎士に立ち向かった。
ライオネルは神気の覚醒と超人化の力を解放し、剣技・烈風雷鳴斬と剣技・魔弾爆裂衝を連続で繰り出す。彼の剣は風と雷の力を一つに纏い、アセリアクルスの身体に激しい打撃を与えた。剣技・破断連撃刃と剣技・雷神破壊斬が続き、ライオネルは闇の騎士に立ち向かった。
スカーレットは神気の霊鎧と神気の覚醒を融合させ、剣技・神霊斬撃と剣技・神霊竜撃破を交互に放った。彼女の剣は神聖なる輝きを放ち、アセリアクルスの防御を突き破るべく振るわれた。超人化の力も融合させながら、スカーレットは闇の騎士に果敢に立ち向かう。
激しい戦闘が続く中、アセリアクルスは次第に形勢を逆転させ始めた。彼の闇の力がさらに強化され、ジグルド=ベラの剣は更なる邪悪な力を宿していく。アルフレッドたちは決死の覚悟を持って立ち向かうが、アセリアクルスのパワーはまだ尽きる気配を見せることはなかった。
アルフレッドたちは息を呑みながら、アセリアクルスの圧倒的な力に立ち向かう覚悟を決めた。彼らは仲間たちとの連携を更に高め、相互の信頼と絆を胸に闘志を燃やす。
「ここで奴を討つ。まだだ、みんな」
アルフレッドが檄を飛ばす。神光の戦士たちは立ち上がる。
アセリアクルスは闇の剣を振り下ろし、その一撃はアルフレッドの体に深い傷を負わせた。しかし、彼は諦めることなく立ち上がり、神気の力を更に引き出す。剣技・神聖なる連撃斬と剣技・煌めく聖光刃を放ち、アセリアクルスに対して猛烈な攻撃を繰り出した。
アリシアは剣技・竜神の咆哮を轟かせ、その威力はアセリアクルスの身体を揺さぶった。彼女の剣が空中を舞い、竜の姿を思わせる炎と風の刃が敵を襲う。剣技・烈火竜鱗斬と剣技・嵐神風舞斬が続き、アリシアは闇の騎士の防御を徐々に崩していく。
クラリスは三度魔力の極致を追求し、剣技・魔力の煌めきを放った。彼女の魔法はアセリアクルスの周囲に強力なバリアを展開し、また彼の攻撃を跳ね返した。剣技・闇滅の光剣と剣技・聖なる魔術刃が交互に繰り出され、クラリスはアセリアクルスの身体に深い傷を負わせることに成功した。
エリオットはまたしても肉体硬質化の力を更に高め、剣技・真・波動砲を繰り出した。彼の剣は雷光を纏い、その一撃はアセリアクルスの身体を貫いた。剣技・雷神斬と剣技・疾風雷刃が続き、エリオットは闇の騎士に立ち向かった。
エイブラハムは剣技・爆裂炎牙と剣技・炸裂氷牙を駆使し、炎と氷の力を相乗させた。彼の攻撃はアセリアクルスの身体に爆発的なダメージを与えた。剣技・烈炎氷嵐斬と剣技・凍炎爆風斬が続き、アセリアクルスの防御を完全に崩した。
エスメラルダは神気の霊鎧を纏い、剣技・覇皇斬と剣技・精霊皇牙を放った。彼女の剣は光と炎の融合した輝きを放ち、アセリアクルスの体を貫く。そのまま剣技・神撃演舞と剣技・煌天破が続き、彼女の攻撃は闇の騎士の体力を次第に削った。
一方、スカーレットは神気の霊鎧に包まれ、魔力・極其の二と剣技・神霊斬撃を駆使した。彼女の剣は魔力の波動を纏い、アセリアクルスの防御を突き破った。さらに剣技・神霊竜撃破と剣技・魔神風雲斬が続き、スカーレットの攻撃は闇の騎士に大きな打撃を与えた。
エスメラルダとスカーレットの連携攻撃は、アセリアクルスの体を深く傷つけた。彼らの勇敢な戦いがこの戦闘に光明をもたらす可能性を示していた。
しかし、アセリアクルスはまだ諦めることなく立ち上がる。彼の身体からは闇のエネルギーが溢れ、再びジグルド=ベラの力を解放しようとした。エリオット、エイブラハム、エスメラルダ、スカーレットは一糸乱れぬ連携で応戦し、アセリアクルスの勢いを抑え込もうとする。
アセリアクルスはなおも立ち上がり、闇の力を更に高める。彼の身体は闇のオーラに包まれ、その存在感はさらに恐ろしいものとなっていく。アルフレッドたちは一瞬たりとも目を離さず、最後の力を振り絞って立ち向かう覚悟を決める。
アルフレッドは神気の力を全身に集め、剣技・神聖絶刃斬を放った。その剣は神々の加護を受け、まるで光そのものが闇を切り裂くかのように輝いた。剣技・聖なる断罪と剣技・神速閃光斬が続き、アルフレッドの攻撃はアセリアクルスの身体に致命的な傷を負わせた。
一瞬の隙を見て、仲間たちも続々とアセリアクルスに向けて攻撃を放つ。彼らは絆と信じる力を胸に、最後まで立ち向かう覚悟で闘った。剣技と魔法が交差し、炎と氷、光と風がぶつかり合い、壮絶な戦いが繰り広げられた。
そしてついに、アセリアクルスの闇の鎧が割れ始め、その姿勢が揺らぐ。闇の騎士は苦悶の表情を浮かべながらも、最後の力を振り絞ってアルフレッドたちに立ち向かう。
アルフレッドは決死の覚悟で剣を振り下ろし、剣技・神聖絶刃斬の最後の一撃を放った。その一瞬、光と闇が激しくぶつかり合い、衝撃の波が広がる。そして、闇の騎士の身体は次第に消えていき、彼の存在も闇の中へと帰っていった。
「やった……やったのか」
アルフレッドは呼吸も荒く肩で息をしていた。
「どうやらそのようだ。七騎士の気配は消えた」
エスメラルダが言った。
「七騎士を……倒した。倒したのね」
アリシアは信じられない様子だった。
「全く、しぶとい奴だったな。だがまだ一人だ」
「ああ。だが、これで俺たちも奴らと対抗できると分かった」
エイブラハムの言葉にライオネルが応じる。
「兄上、大丈夫ですか」
「ああ、何とかな。お前こそ無事か」
クラリスとエリオットは互いにその安全を確認した。
「みんな。この戦いでは私たちは身も心も消耗してしまった。ポーションや魔法でも直せないくらいにね。でも神殿にはいい場所があるの。ついてきて」
スカーレットの案内で、アルフレッドたちは大神殿の安全な場所へと移動した。
到着した場所は、神聖な光が差し込む神殿の一角であった。そこには聖なる泉があり、その水は癒しの力を持っていた。アルフレッドたちはダメージを癒すために泉の水を身体に浴びた。
泉の水は彼らの疲れた身体を包み込み、傷を癒し始める。傷口からは光の粒子が舞い上がり、彼らの体力が次第に回復していく。疲れと痛みが消え去り、再び力強さを取り戻す。
アルフレッドは仲間たちに声をかける。「この休息はわずかな時間だが、しっかりと回復しよう。七騎士を倒したが、まだ次の戦いがあるかも知れない。心と体を整え、最奥に進もう」
仲間たちはアルフレッドの言葉に力を得て、自らの力を取り戻した。一人ひとりが再び心の奥に眠る覚醒の力を目覚めさせ、闇との闘いに備えるのだった。
彼らは短い休息の後、再び力を合わせて大神殿の最奥へと進んでいく。次なる闇の挑戦に立ち向かう覚悟を胸に、彼らは勇敢に前へと進んでいくのであった。




