part2 ヒュウガ編 二話~最強のS5~
記憶のない、起きたらそこは、氷の城の中。
ブリガガルド王国の王様、ヒョウガに、その王国騎士のクリスタ。
記憶を思い出すと殺されそうになるヒュウガ。
ヒュウガの記憶は?
前世は?
「 最 高 の 肉 を ! 」
part2 ヒュウガ編
二話 ~ 最強のS5 ~
2056年 ブリガガルド王国 ヒュウガの部屋にて。
「地上が恋しいか?」
「まっ、まってください!」
右腕を切られた。なぜ痛くない?血もでない。
触って、見てみると、、、
「氷??」
切られた腕の断面は、氷だ。
「そうだが、君には、もう関係ない。」
「クリスタさん!なーーーんも!思い出してないですよ!」
まじな。
「クリスタさん、俺は、国を守りますよ。それが俺の生きてる意味なら。」
クリスタさんは、剣を構えたままだが。
「そうか。そうだな。王に君を殺す許可をもらっていなかった。思い出したら、名を教えろ。」
はー。なんとか、また切られずにすんだみたいだ。俺は、俺の知らない俺がいる。俺?僕?どっちだ。
俺。俺。もう一人の俺。思い出すんだ。思い出さなきゃだめだ。
だれだ。誰かにが、僕に話しかけているような。
「ヒュウガ。君の切れた腕は、氷があればなおる。」
クリスタさんの態度は一気に変わった。あれ?この人。どっちが本当のクリスタさんなんだろう。怒ったり、冷静だったり。
クリスタさんが、僕に近づいてきて、床の氷を剣で砕き、崩れた氷の一部を僕の腕の切り口に当てた。ん?おおお!!
氷は、みるみる腕の形に変わっていき、元の右腕に治っていった。
「すっ、すごい!本当に、治った!」
「私たちは、ヒョウガ様にこの能力を頂いている。だから、あの人のために力を使うのはわかるよな?」
へー。そうなんだ。能力をもらうまえの記憶なんてないのに。能力と記憶が関係してるのか。
「まあいい、町をいろいろ歩いて敵がいたら、能力の応用を教えよう。」
「敵?敵って、なにを?」
「理想教だよ。」
理想教。クリスタさんは、集団非犯罪犯罪集団といっている。理想教の目的はひとつ。
世界の平等。
「クリスタさん、理想教って、どんなことしてるんですか?」
町を歩きながら、クリスタさんと敵の理想教をさがす。町は、もちろんありとあらゆる建物が氷。食べ物は野菜とかはあまりなく、魚、肉ばかりだ。
だが、なんだろう。歩いてる人やお店の人が。
人が人じゃない。生きていないんじがする。
「理想教は、実際に高齢者の割合を一気に減らした。」
理想教は、平和のために。そういって、少子高齢化問題をなくすため、子供を無理矢理生ませ、高齢者をほとんど殺した。警察は、能力がないから、理想教にはてを出せないらしい。
「というわけだ。理想教は、ヒュウガ様にも何かするかもしれない。だから、理想教を潰す。」
歩いてると、何かもめている人がいる。
「や、やめてください!お店のものをかってにもってかないでください!」
「我は理想教。第四次守護神ポーポル。あなたは、実にふびょーどうきわまりない!!珍しい野菜をそんな高値で売るなんて!実にふびょーどう!!」
あれが、理想教。
「貴様!!私はブリガガルド王国の王国騎士、クリスタだ。ポーポルといったな。私を倒してから、好きなことをしたまえ!!」
クリスタさんは、ポーポルに剣を構えた。
ポーポルは、あん?と、クリスタさんをにらんで、
「
はっはっはっー
じゃあ、ポーポルの代わりに、
俺が戦ってやるよー
王国騎士よぅ、
」
どん!誰だ??
そこには、クリスタさんと、ポーポルの間におりてきた男。何も武器を持たず、フードを深く被った、身長が高い人が、
「やあ」
「貴様!誰だ!」
「聞いたことあるよな、最強五人組、通称S5。四番目に強いアルクだ。」
「なに??S5!?なぜ私の邪魔をするんだ?」
「そんなの決まってんだろ。」
クリスタさんは、ポーポルの時より、より深く剣を構えた。この人。強い。なんか、赤色のオーラ。赤色の目。次元が違う。
「人の行動に口出しするのって、かわいそうじゃね???」
「愚か!!氷王のオーラ!!」
うっ。クリスタさんも、台風並の風と白銀のオーラがでている。謎の男も、「けっこうやるのか?」と、へらへらして、なめている。クリスタさん、大丈夫なのか?
「いくよ!!うりゃ!!!」
謎の男は、地面にてを当てた。そして、地面からたくさんの槍が飛び出してそれが、クリスタさんのほうに勢いよく飛んでいく。
「なめるな!氷纏い!氷空間!!」
クリスタさんも、剣に氷を纏うように、剣がと大きくなり、翔んでくる氷の槍を、ひたすら、切り壊し!切り壊し!
「はい、チェックメイト!」
その時。
クリスタさんの氷は、すべて砕けた。
「これだから、氷の体は。繋がってんの。地面の氷と、体よ氷が!」
理想教。その一人。第四次守護神ポーポル。
野菜売り場で、トマトが一つ100円で売られているのをみて、値段の不平等を指摘。
それを、みて、国の安全を守るため、被害者をださないために、理想教と戦うクリスタ。
それを、みて、指摘を正義とする、S5のアルク。
いつでも、正義は、強さ。
ヒュウガは、記憶を思い出すのか??