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ブレイブヤード  作者: 蘇芳
第一部一章
1/19

Introduce

 銃声が聞こえる──


 近いようで遠い、頭に響く乾いた音が──


 あぁ、俺はこんな所で──



 死の淵に初めて触れた。

 とめどなく溢れる血と共に、脳の機能が失われていく。

 全てが溶けだしていくような、ある種の快楽にも似た白昼夢。

 冷えた体を、流れ出たものが暖めてくれる。


 暖かい。死はこんなにも暖かいのか。

 俺は今まで、何を恐れていたんだろう。


「………………」


 口元が緩み、「事」を受け入れる準備ができた。

 どうせ録でもねぇ人生だったんだ。俺はここで──



 ここで、終わる。

 

 そのつもりだったんだ。

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