浮気性の彼氏を振り向かせるための自分磨きが私の人生を変えるまで
こないだ投稿した作品の異世界版です!
「ライラ、すまない。今日も騎士団の付き合いが入ってしまってな。もう行かなくては」
通信用の魔導具を私から隠すように、絶妙な角度で傾けながら騎士であるガイアールは言った。
彼とは一年前から婚約しており、私の住む男爵邸によく足を運んでくる。
一見、仲睦まじい婚約者のようだけど、私には気になることがあった。
玄関で騎士のマントを羽織る彼から、ふわりと甘い香りが漂ってくる。ガイアールが普段使っている爽やかな香草の香油ではない。明らかに女性ものの、安っぽい媚薬めいた花の香りだった。
「そっか。お仕事お疲れ様。あまり無理をしないでね」
物分かりの良い、優しい婚約者。それがライラと呼ばれた私の定位置だ。
平坦な声で送り出すと、ガイアールは「ああ、戸締まりはしっかり頼むぞ」とだけ言い残し、こちらを振り返りもせずに屋敷の扉の向こうへ消えていった。
最近、ガイアールは休日のたびに「先輩騎士に呼ばれた」、「同僚と飲んでくる」と言って私との予定をキャンセルするようになった。一緒にいる時も、魔導具に通知が来るたびに画面を裏返して机に置く。
――浮気している気がする。
決定的な証拠こそないけれど、女の勘というやつがそう感じさせた。
洗面台に行き、鏡を見る。
そこには、毛先がパサついた茶色い髪を無造作に結び、流行遅れの地味なドレスを着た、ひどく平凡な女が映っていた。すっぴんの顔は特徴がなく、お世辞にも美人とは言えない。
一方のガイアールは、誰もが振り返るような華やかな金髪と青い瞳を持っている。王立学園の時代から輪の中心にいて、令嬢たちから常にちやほやされており、侯爵家の出でもある。いわゆる高位貴族の次男だ。
そもそも、なんで侯爵令息である彼が、しがない男爵令嬢の私なんかと婚約してくれたのか。
私たちが出会ったのは、学園三年の冬。建国祭の夜会だった。当時のガイアールは、学園でも有名な絶世の美女である公爵令嬢にこっぴどく振られ、ひどく落ち込んでいた。
たまたまテラスで隣になった私は、彼の愚痴をただ黙って聞いていた。夜会が終わる頃、彼はふと私の肩に頭を乗せ、「ライラと一緒にいると落ち着く。あいつみたいにワガママ言わないし、お前みたいな子が一番いいのかもな」と呟いたのだ。
舞い上がった。
あのキラキラした彼が、私を選んでくれた。
でも、今ならわかる。彼は単に、自分がこれ以上傷つかずに済む「安全で、都合の良くて、文句を言わない女」のそばで休みたかっただけだ。当時の私は、プライドを折られた彼を慰めるための、都合のいい存在に過ぎなかった。
学園を卒業して騎士団に入り数年。ガイアールはすっかり元の自信を取り戻し、そしてまた、外の華やかな世界へ目を向け始めている。
『なんでガイアール様、あんな地味な子と婚約してるの?』
かつて耳にした周囲の陰口が、呪いのように蘇る。
そうだよな、と思う。私自身が一番そう思っているのだから。彼が他の女性に目を向けるのは、私が地味で、退屈で、手放したくないと思わせる魅力がないからだ。
「……泣いてる暇なんかないじゃない」
鏡の中の情けない自分を両手でバンッと叩き、顔を上げた。
婚約破棄なんて選択肢はない。やっぱり私はガイアールのことが好きだから。
だったら、彼がよそ見できないくらい、私がいい女になればいい。隣を歩いていて誇らしいと思えるような令嬢になれば、きっと彼は私だけを見てくれるはずだ。
「やってやろうじゃないの……!」
冷たい洗面所で、私の中の何かが静かに、けれど熱く燃え上がった。
翌日から、私の生活は激変した。
まずは外見の徹底的な改造だ。長年簡単な手入れしかしていなかった髪は、王都で評判の良い美容師の元へ足を運び、自分が一番似合うと思うショートボブにするためにバッサリと切った。「お嬢様、首筋のラインがすごく綺麗だから、絶対に短い方が映えますよ」と言われ、お世辞でも素直に嬉しかった。
休日は流行の美容魔道具を取り寄せ、自分に合う色合いや化粧法を研究した。勇気を出して王都の一等地に店を構える高級ブティックにも突撃した。最初は華やかな店員さんたちに気圧されて逃げ帰りたくなったが、「婚約者を振り向かせたくて、自分を変えたいんです」と正直に打ち明けると、彼女たちは信じられないほど親身になって淑女の装いの基礎から教えてくれた。
クローゼットを占領していた体型隠しの無難なドレスは、思い切って全て処分した。代わりに、少し値は張るけれど、シルエットが美しく見える上質なドレスを数着買い揃えた。
そして、外見だけじゃ駄目だ。ただの「都合の良い女」にならないためには、精神的にも自立しなきゃいけない。
私は移動の馬車の中でぼんやり外を眺めるのをやめ、仕事に関連する領地経営や魔法学の専門書を読むようになった。王城での執務が終わった後は、厳しいと有名なマダムの元へ通い、姿勢の改善と高度な社交ダンスの特訓に励んだ。
自分磨きというのは、恐ろしいほどにお金と時間と体力を削っていく。
毎日くたくたで、化粧を落とすなりベッドに倒れ込むような日々。それでも、少しずつ、けれど確実に鏡の中の自分が洗練されていく感覚は、私に今まで感じたことのない高揚感を与えてくれた。
――それから、四ヶ月後。
「ライラ先輩、おはようございます!わっ、今日のドレスもすっごく素敵ですね!」
「おはよう、マリーちゃん。ありがとう、ちょっと奮発しちゃった」
王城の文官庁舎に出仕するなり、後輩の文官マリーちゃんが目を輝かせて駆け寄ってきた。
「最近のライラ先輩、本当にキラキラしてて憧れます。この前の御前会議での資料もめちゃくちゃ分かりやすかったですし!今度、どこの香油を使ってるか教えてくださいよ〜」
「もちろん。お昼休みにでも教えるね」
にっこりと微笑んで自席に向かう途中、今度は別部署である近衛騎士団のソウル副団長から声をかけられた。
「あ、ライラ嬢。おはよう」
「ソウル様、おはようございます」
「この間の企画書、読ませてもらったよ。すごく理にかなってて、魔力コストの分析も完璧だった。あれ、ライラ嬢が一人でまとめたんだろ?大臣たちもかなり評価していたよ」
「本当ですか!?ありがとうございます、頑張って良かったです」
私の変化は、王城の中で以前とは違う反応を引き起こしていた。
自分磨きによって自分に自信が持てるようになると、自然と笑顔が増え、ハキハキと喋るようになった。
結果として、周囲からの扱いは一変した。女性の同僚からは化粧やドレスについて頻繁に尋ねられ、仕事でも重要なポジションを任されるようになった。ソウル様のように、容姿だけでなく仕事の成果を真っ直ぐに褒めてくれる人も増えた。
『ライラ嬢といると楽しい』、『最近すごく魅力的になったね』
そんな言葉をかけられるたび、すり減っていた私の自己肯定感は少しずつ満たされていった。
しかし。
肝心の、一番振り向かせたい相手の反応はというと。
「お前、最近俺のためにずいぶんと必死だな。微笑ましいよ」
久しぶりの週末の逢瀬。
最近、ガイアールは屋敷に来ないため、王都の広場で直接待ち合わせ予定だったけれど、四十分遅れてきた彼は、私の新しいドレスとばっちり決まった化粧を見て、鼻で笑うように言った。
「え……おかしい、かな?」
「いや?別に。俺好みの女になるための努力は認めてやる。ただ少し気合いが入りすぎているようだがな」
上から目線の言葉に、胸の奥がチクリと痛む。
周囲の誰よりも、一番に彼に褒めてほしかったのに。
「ごめんね、次から気をつける。それより、お腹空いたね。レストラン予約してあるんだけど……」
「あー、すまない。今日この後、急に同僚から呼び出されてな。食事は適当に済ませておいてくれないか?」
ガイアールが懐から通信用の魔導具を取り出した瞬間、画面が明るく光った。
チラリと見えた表示には、『ミカエラ:今日の夜、楽しみにしてるね♡』という文字。
(……同僚、ね)
胸の奥で、鉛のような黒い感情が沈んでいくのを感じた。
見違えるほど綺麗になったはずなのに。文官としての仕事だって充実しているのに。
どうして、ガイアールは私を見てくれないの?
「そっか。じゃあ、サクッと食べられるところにしようか」
引きつりそうになる頬に無理やり笑顔を貼り付け、私はきゅっと拳を握りしめた。
まだ足りないんだ。もっと、もっと完璧ないい女にならなきゃ。
彼が他の女になんて一切興味を持てなくなるくらい、私が圧倒的な存在になればいいだけのことだ。
彼への情と、「これだけお金も時間もかけたんだから絶対に報われたい」という意地。
それらが複雑に絡み合い、私はガイアールの浮気を確信しながらも、彼の手を離すことができなかった。
それからさらに数ヶ月。あんなにキラキラと輝いていたガイアールの嘘だらけの日常は、驚くほどあっけなく崩壊した。
発端は、彼の不用意な二股……いや、三股だったらしい。
ガイアールが遊んでいた令嬢のうちの一人が、彼の裏の通信用魔導具のアカウントから他の女の存在に気付き、もう一人の浮気相手と結託。ガイアールがよく入り浸っていた王都の高級酒場に二人で乗り込み、大立ち回りの修羅場を演じたのだ。
最悪なことに、その場には騎士団の重鎮や、他国から訪れていた使節団の人間も居合わせていた。
派手な女性トラブルは一気に王城内に知れ渡り、さらに修羅場の対応に追われて重要な防衛会議をすっぽかすという騎士として致命的なミスまで犯し、ガイアールは騎士団での信用を完全に無くしてしまった。
私たちは今まで、彼が私の男爵邸に魔導鍵で自由に出入りする半同棲のような状態だったけれど、浮気していると思ってからのこの数ヶ月間、ガイアールは「任務が忙しい」などと理由をつけて、私の屋敷にはほとんど帰ってきていなかった。
週末、久しぶりに鍵の開く音がして入ってきたガイアールを見て、私は思わず息を呑んだ。
「……ガイアール、その顔、どうしたの?」
「あー……最近ちょっと、任務がキツくてな」
言い訳をする彼の顔は、酷くやつれていた。
ストレスと不摂生で肌は荒れ、目の下にはくっきりとクマができている。いつも完璧に撫でつけられていた金髪もペシャンコだった。
噂は私の耳にも入っていたし、彼がどんな酷い振る舞いをしてきたかも知っている。
それなのに、私の胸はギュッと締め付けられた。
やっぱり、私が支えてあげなきゃ。
ボロボロになった彼を一番近くで受け止めてあげられるのは、私しかいない。
そんな献身的な愛情と期待を胸に抱きながら、私は温かい紅茶を淹れるためにキッチンへ向かった。
食後、私が甲斐甲斐しく片付けをしていると、不意にガイアールが背後からすがりつくように抱きついてきた。
「えっ……ちょっと、ガイアール?」
「ライラ……すまない。俺が、本当に馬鹿だった」
ガイアールの腕が私の腰に強く回される。彼の声は微かに震え、鼻をすする音まで聞こえてきた。
「最近いろいろあってな……。俺から離れていく奴ばかりで、信じられる奴がいなくなった。でも、ライラだけは昔からずっと俺のそばにいてくれたよな」
背中に押し当てられた彼の顔から、情けない嗚咽が漏れる。
「いろんな女と遊んだが、あいつら結局、俺の顔や侯爵家という肩書きが良かっただけなんだ。俺の中身を見てくれてたのはお前だけだった。気付くのが遅くてすまない」
彼が私の肩に顔を埋め、あるセリフを口にした。
「やっぱり、俺にはお前しかいない。ライラだけを愛するから……だから、俺を見捨てないでくれ!」
それは、かつての私が喉から手が出るほど欲しかった言葉だった。
私だけを見てほしい。
私だけを愛してほしい。
そのために何十万もの金貨と時間をかけ、歯を食いしばって自分を磨き続けてきたのだ。
愛する彼からの、愛ある言葉。
何よりも嬉しい言葉。
――なのに。
「……あれ?」
大袈裟な衝撃なんてなかった。ただ、魔法がふっと解けたように、私の中で燃え上がっていた『ガイアールへの情熱』が嘘みたいにスッと冷めてしまったのだ。
冷静になった五感は、今までがまるで幻覚を見ていたかのように正確に現実を捉え始める。
すがりついてくる彼からは汗臭いような嫌な匂いがして、腰に回された腕は妙にひ弱で頼りない。耳元で聞こえる言い訳がましい泣き声は、ただひたすらに自己中心的で、薄っぺらかった。
中身を見てくれた?
俺にはお前しかいない?
……冗談じゃない。
女遊びのツケが回って自滅し、誰からも相手にされなくなった挙句、安全な場所から一歩も動かずに都合よく甘やかしてくれる母親代わりを求めているだけの、このだらしない男。
一生懸命、自分を磨き上げてきた私がこんな男のために一生を消費するの?
『……絶対に嫌だ』
頭の中で考えた瞬間、口からポロッと本音がこぼれ落ちた。
「……あー、無理かも」
「え……ライラ?」
「ごめん、手、離して。ドレスにシワがつくから」
私のトーンがあまりにも平坦だったからか、ガイアールはビクッと体を震わせて腕を解いた。
私はゆっくりと振り返り、涙目と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにした彼を見下ろした。怒りも悲しみもない。ただ、道端の草を見るようなひどく冷めた感情だけがあった。
「『俺にはお前しかいない』?『中身を見てくれてた』?……都合のいいこと言わないでよ」
「ライラ……?どうしたんだ、急に……」
「あなたが見ていたのは私の中身じゃない。『文句を言わずに浮気を許してくれる都合のいい女』としての私でしょ。自分の思い通りにならなくなったからって、慌てて逃げ込んでこないでよ」
淡々と事実を並べる私を見て、ガイアールの顔から血の気が引いていく。
「私、あなたに愛されるために死ぬほど努力したの。髪も、ドレスも、化粧も、仕事も。全部全部、あなたの隣を歩くのにふさわしい女になりたくて頑張った」
「だ、だったら俺の気持ちに……!」
「でもね、今ハッキリわかっちゃった。今の私に、あなたはもう必要ないの」
私は小さく息を吐き、彼に最後の一撃を振り下ろした。
「私だけを愛する?ありがとう、でも結構です。私にはもう、あなたが不要なので。……ここにあるあなたの荷物、後で全部侯爵邸に送りつけるから。二度と来ないでね。さよなら」
数分後。呆然として動けないガイアールの背中を押し、屋敷の玄関から文字通り外へ追い出して、私は勢いよく扉をガチャンと閉めた。
魔導鍵をかけ、深く息を吐き出す。
涙なんて一滴も出ない。
未練もゼロだ。むしろ、肩に乗っていた重い貧乏神が綺麗さっぱり消え去って、体が羽のように軽かった。
「……あーーーーっ、スッキリした!!」
誰もいない玄関ホールで、私は思い切り背伸びをした。
あんな男のために使っていた時間もお金も、これからは全部自分のために使えるのだ。
最高じゃないか。
ガイアールの他国使節団の前での失態と三股騒動はすでに社交界を揺るがす大スキャンダルになっており、彼の父親である侯爵様は青ざめて我が男爵家へ平謝りに来た。
私の方から『この件を不問にする代わりの手切れ金』と『円満な婚約破棄の念書』をきっちり取り付けて、手続きはたったの数時間で終了したのだ。
――翌週の月曜日。
私は、新調したばかりの春らしいミントグリーンのドレスを着て王城の回廊を歩いていた。
足取りは軽く、背筋はピンと伸びている。すれ違う文官や騎士たちが、ハッとしたように私を見るのがわかった。
「ライラ、聞いたわよ!」
文官庁舎の執務室に入るなり、先輩たちがわっと駆け寄ってきた。
「あなたがまとめた魔力コストの削減案、なんと宰相閣下の目に留まって正式に採用されたそうよ!」
「おまけに特別昇給の対象になったって!すごいじゃない!」
次々と浴びせられる称賛の声。
私が自分を磨くために、血の滲むような思いで重ねてきた勉強や努力は、こうして最高の形で実を結んだのだ。
祝福してくれる同僚たちにお礼を言いながら資料室へ向かうと、そこで近衛騎士団のソウル副団長に声をかけられた。
「ライラ嬢、企画の採用、おめでとう。それと……今日は一段といい顔をしているな。憑き物が落ちたみたいだ」
彼の鋭い指摘に、私は思わずふふっと笑ってしまった。
「わかりますか?実は週末に、ちょっと大掃除をしまして。屋敷にあった不要な粗大ゴミを思い切って侯爵家に突き返してきたんです。おかげで、無事に婚約は白紙となりました」
「へえ……それは重労働だったな。本当にお疲れ様」
ソウル様は優しく微笑むと、少しだけ真面目なトーンになって私の目を見た。
「夜遅くまで資料室に残って専門書を読み漁っていた君を、ずっと見ていたからね。……無理をしすぎていないか、少し心配だったんだ」
「ソウル様……」
「その大掃除が終わったのなら……俺も、もう遠慮をする必要はないな」
「え?」
「実は今朝、君のお父上である男爵殿に、正式な書状を送らせてもらったんだ」
「お父様に、ですか?」
驚く私に、彼は真摯な眼差しを向ける。
「ああ。ずっと、君のひたむきな努力と才能、そして誰に対しても誠実な姿に惹かれていた。……ガイアール殿との婚約が解消されたのなら、今度は俺に、君へ求婚するための時間をくれないだろうか」
ただの食事の誘いではない。
貴族としての筋をきっちりと通した、誠実で重みのある言葉。
私の胸が、トクンと大きく跳ねた。
容姿だけじゃない。仕事の成果だけでもない。
私が必死に磨き上げてきた『私自身』を、彼は最初からずっと正当に評価し、大切に想ってくれていたのだ。
今までガイアールしか見えていなかったけれど、こんなに素敵な人がすぐ近くにいたなんて。
「……はい。ぜひ、よろしくお願いします」
私が今日一番の笑顔で頷くと、ソウル様はふわりと嬉しそうに微笑んだ。
誰かのための都合のいい女でいるのは、もうおしまい。
仕事も、美しさも、全部自分の力で手に入れた。
自分で自分を一番好きになれた今の私なら、きっと次は、本当の意味で対等で、最高に幸せな恋ができるはずだ。
回廊の窓から吹き込む春の風を感じながら、私は輝く未来へ向かって迷いのない足取りで歩き出した。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
先日投稿した現代恋愛ものの異世界版になります!
もし二つの作品ともお読みいただいた方がおりましたら、どちらが良かったか教えていただけると嬉しいです^_^
よろしければ評価してくださると励みになります。
よろしくお願いします。




