雨足と篝火
掲載日:2026/03/09
意味よりもリズムを。理屈よりも鼓動を。
乾いた音の連なりが、誰かの「マシな明日」へのエンジンになりますように。
深夜の独り言のような、短い実験作です。
雨だ。
だめだ。
だめだ、だめだ。もうだめだ。
冷めたコーヒー、欠けた思考。
もうやめた。
終わりの鐘だ。
見えない晴れ間。
これが定めだ。
酒は辞めたが、まだ目の前だ。
***
悲しい。
かったりい。
反応もからっきし。
抜けた魂。
何が正しい?
やかましい。
鏡に映った禍々しい悲しみ。
しかし、弱まる雨足に、心に灯る新しい篝火。
決する眦。
立ち向かう強さを私に。
***
わずかでも前進。
まずかけろエンジン。
目指す先は明らか。
狙うマシな明日だ。




