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プロローグ

 東京の家賃が高いのは聞いていたが……駐車場代がこんなにするとは思ってもいなかった……。

こんな事なら……車を買うんじゃなかった……。それなら駐車場を借りて車内で生活すると言う選択肢も思い浮かぶのだが。

 地元のディーラーから

「東京は世古道が多く、急坂もありますので。」

と勧められたのが軽トラ。足を伸ばして寝る事が出来るのは荷台の上だけ。空は良く見えるが、雨風を凌ぐには向いていない。幌を被せるべきであったか……。今となっては仕方の無い事ではあるのだが。

 車を売っ払うと言う選択肢もあるが、ローンが残る。それならば使った方がまだマシ。

 しかし……良くこの車で高速道路を走って来れたものだ……。80キロ位ならば問題無いのだが、私が選択したのは新東名。走行車線を走っていても迷惑を掛けるばかりであった……。しかもその間、大量の虫がフロントガラスに……。事故にならなくて良かった。そして……。

 私が運転している様子が動画に上がらない事を願うばかりである。

 免許を取ったのは、大学に合格した直後。即合宿の自動車学校に入り、突貫工事で取得したもの。しかもミッション。幸いディーゼル車であったため、最悪の事態。エンストは避ける事が出来たのだが……。

車は排ガス規制基準を満たしています。しかし私の運転は黒煙を上げるばかり。暫くの間はバッテリーが上がらない程度に留める予定であります。

 とは言えローンに駐車場代。家賃と生活費。そして何より学費を稼がなければいけません。ただ私は学生の身。学業を疎かにするわけにもいきません。良いバイトは無いものか?と検索しましたところ……。

 チラシを配る仕事が。

 初日。

「これだけ配布しましたら、連絡してください。そのまま直帰していただいて構いません。」

とチラシを渡される私。終了後、電話で連絡。後は自由時間。これを幾度と無く繰り返して行く内に、私の脳に悪魔の囁き。

(配らくてもわからないのでは無いのか?)

 翌日。いつものようにチラシを受け取った私は、そのまま自宅へ。そして時間を見計らって連絡しました所……。

「〇〇さん。やりましたね。」

「えっ!?」

「今から事務所に来てください。」

 その後の事は朧げ。気付いた時私は……船の上に乗っていた……。その後の事は覚えていない。

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