表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/29

第二十九話 巡り逢わせ

ギルドでの成果報告が思いのほか早く済んだから俺は師匠が戻るまでの間、王立図書館で暇を潰すことにした。

しかもこの図書館ギルドカードを見せればタダで入館できるという俺としてはすごくありがたい。ちょうどこの国についてもっと知っておきたいと思ってたんだよ。


にしても色んな本が並んであんな。経済誌に歴史本、おとぎ話の本まで揃ってる、まぁこれは子供とかへの読み聞かせ用だろ。

この歴史本読んでみるか、『ピレウス王国誕生の秘話』だって。いかにも手に取らせようとさせるタイトルだな

どれどれ〜、、

-----

----

---

--

-

約2000年前この地に小さな村があり、そこにヒンストンという少年がいた。両親はいなく村の孤児院で育ったヒンストンは自身で鍛冶屋を営んでいる。ある日、村は翼竜と地竜の群れに襲われ村は壊滅、生き残ったのはヒンストンと村長の娘であるメルフィー=ピレウスの2人だけだった。

絶望の中ヒンストンはメルフィーを守るために翼竜達に一矢報いろうとしたが呆気なく致命傷を与えられてしまった。2人が死を確信した瞬間、天から神が舞い降りた。その神は"星王の瞳"を宿しており翼竜達を一瞬で無に帰した。

神は致命傷のヒンストンを癒しさらには自身の力の一部をヒンストンに与えた。ヒンストンはその力を使い村の跡地に国を築き上げ発展させた。

それが現在のピレウス王国である


まぁ、ざっくり呼んだ感じこんなとこか

この神ってのは多分師匠のことだな、王様が昔一族を救ってくれたって言ってたし、それに星王の瞳を宿してる時点で確信したわ

昔師匠に聞いた、七星王になる条件を。それは星王の瞳を()()すること。

そのための方法は2つ、まず1つは『この世の理に認められること』そうすれば現七星王の中で1番種族値が低い者から星王の瞳が移り変わる。

そして2つ目『現七星王の誰かを殺す』これはかなり現実的じゃないな、ほぼ不可能だ。

だがそれ程までに凄まじい恩恵があるって事だ、詳しくは知らないけど


さて、まだ読んでないとこあるけどこの辺抑えとけばだいたいわかるからいっか、さてと次は何読もうかな〜、、

うわ、この歴代犯罪組織名鑑ってのめっちゃ面白そうやん!!


「あら、あなた見ない顔だけど冒険者?」

「え?、、えぇ、まぁ」


誰だ?この青髪ショートの美女は、、

それに不思議な眼をしてるな、この人も特殊眼(オッドアイ)なのか?


「あ、やっぱり!そうだと思ったんだ!!」「実は私も冒険者なんだよね」

「え?あぁそうなんですね」

「そう!私"ネトゥヌ"よろしくね!」

【レインボーペガサス"ネトゥヌ、カラットレイン"】


「俺はショウタです」

「おー!君か噂の天才冒険者ってのは!!」



--天空城パルテン--執務室


ゴトンッ

「はい、預かっていた()()()()持ってきたよ」

「あぁ、助かる」

「ようやくこの禍々しい物から解放されるよ」

「たった半世紀預けただけで何言ってやがる」

「僕にとってはその半世紀が何千年と感じたよ」「それに興味本位でその"剣"に触れて消滅したやつもいるし」

「それはお前の管理不足だろ」

「ほう、君は無理な頼みを聞いた恩人に対してそういう言い方をするんだ」ゴゴゴゴッ

「俺はウィリアム(お前)なら信頼できると確信してたから頼んだのだぞ」ギロッ

---

--

-

コンコン


「お客さんだぞ」

「はぁ〜全く誰だこんな時に」


「今この部屋は立ち入りを禁止にしているはずだけど誰?」

「陛下、お取り込み中大変申し訳ございません」「緊急でお知らせがございます」

「その声はクラウシス、君か」

「はい、大事なお話の中割って入ってしまって申し訳ございません。ですが緊急でお伝えしなければならいことがございまして」

「ちょっと待っててね」


「ガイア、今すぐ()()をどこかにしまってくれ」

「まったく…」

スッ…

「いいよ、入って」

「はっ!失礼します。」

ガチャッ


「で、なに緊急の知らせって」

「はっ、先程西の都市"ベナハラ"が襲撃にされました!」

「わかったすぐに向かう、今すぐ国民を安全な場所に避難させてくれ」「それで敵の数は?」

「それが1人なんです」

「なに?」

「しかもその場に偶然居合わせたゲルウェン隊長により捕らえられました」「国民にも被害なしとのことです」


「優秀な部下を持ったな」

「まぁね、でその襲撃してきた敵は今どこに?」

「えぇ、現在は天空牢獄バビロンに収監してます」

「何故だ、襲撃してきたとはいえたかが1人ごときをあそこに入れるなんて大袈裟だろ」

「その襲撃してきた敵というのが、黒の十字架団の幹部"クロスウォリアー"の1人なんです」

「納得の理由だな」


「なるほど確かにクロスウォリアーなら納得だよ、奴らは一人一人が憎しみの創造神(ヒートレッド)の権能を有している」「故に一国を滅ぼしかねない存在、あそこ以外に適した場所は僕は知らないね」

「現在ゲルウェン隊長により尋問が行われていますがいかがなさいますか?」

「幹部クラスになるとそう簡単に情報を吐かんだろ、僕が直接赴こうか」

「はっ!かしこまりました」

「ガイアはどうする?ここでお留守番してる?」

「いや、ちょうどいい機会だ俺も一目拝みに行ってやろう」


--ピレウス王国--王国騎士団隊舎の裏庭


「やっぱりここにいたんだね酒井さん」

「何しに来たの矢部くん」

「そろそろ出発するから迎えに来たんだよ」

「すぐ行くわ」

「あれからもう2年だ、そろそろ俺らも前に進むべきだろう」

「そんな事は分かってるわ、でも実戦訓練の時は必ずここでお祈りするのが日課なのよ」

「上木に立ててもらったんだっけかこの桜の木」

「そうよ、紗霧が好きだった花だもの」「上木くんには感謝してるわ」

「そうか、じゃあ頑張らねぇとな嶋崎さんの分まで」

「えぇ私たちは紗霧の分までこの世界で強く生きていかなきゃだから」


--天空牢獄バビロン--


ウィリアムが統治する天界の中で高度が最も高い所に位置しており出入りがほぼ不可能。

周りには無数の巨大竜巻や激しい雷雨が絶え間なく降り注ぐ、まさに自然が作り出した脱出不可能な天然の要塞。

ならどうやって捕らえた囚人を収監するかというと空の精鋭(スカイナイツ)の隊長格とウィリアムだけが所有してる転送鍵(ポートキー)を使用すればバビロンに入ることができる。

仮に竜巻や雷雨を退けて辿り着いたとしてもバビロンの敷地内には数百匹の天空竜(スカイドラゴン)が常に飛び回っているため侵入者を決して逃さない。


「さぁ着いたよ」

「で、例の奴は?」

「最上階の天獄牢に収監されています」

「そういえばガイアは初めてだったね」「じゃあ説明してあげようこのバビロンの仕組みを」ニッ

「んな事は後でいい」「早く案内しろ」

「そう言うと思ったよ」「じゃあ天井に向かって真っ直ぐ飛んで」

「何故?」

「天井に転移の術式を組み込んでる」「飛行能力を持つ者にしか入れないようにね」


シュンッ!


なんの疑いもなしに本当に真っ直ぐ飛んで行ったよあいつ笑

珍しいこともあるもんだね


ビューーーーーー

ドゴーーーン!


「よろしいのですか陛下」

「いいのいいの、どうせすぐ追いつくんだから」「て言うかこの牢獄、巨大隕石が落ちても傷一つ付かないのに」「それを簡単に破壊するとは、相変わらず化け物じみてるねぇ〜笑」


--バビロン上空--


なるほどな、あのガキ謀ったな。

この牢獄、特殊な空間魔法も施されているのか。

何階建てかは知らんが1階の広場の屋根を突き破ったらそのまま屋外に出た。



「じゃあガイア、僕ら先に行ってるから落ち着いたらこっち来なよ」「この先の広い通路真っ直ぐ行ったら突き当たりに扉がある、そこに入ってきて」「僕とクラウシスは転送鍵(ポートキー)で移動するかじゃあねぇ」シュンッ


……

天空竜(スカイドラゴン)の群れ。

ざっと300ってとこか、数匹生かしてあのガキを餌にでもしてやるか…

登場キャラ紹介

名前: 酒井 愛梨

種族: 人間

性別: 女

年齢: 19歳

身長: 161cm

体重: 秘密

所属: ピレウス王国

魔力値: 1億7700万

気力値: 2億0069万

種族値: 7億3250万

得意魔法: 雷撃、聖光

使用する武器: 片手剣

性格: 気さくで明るく誰にでも笑顔で接する元澤北高校の二年生。争いを好まず、できることなら話し合いで物事を解決しようと日々努力している。

心優しい少女


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ