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第一話 異世界転移?

初めての投稿で違和感や読みづらさなんかもあると思いますが、それでもいいよって人は是非読んでみてください。

気が付くと周りが草木で生い茂っていた。

俺は状況が吞み込めず、考えるより先に周りを歩いた。

歩いていたら少しずつ今の状況が分かってきた。

どうやら俺は異世界に飛ばされたみたいだ。


俺の名は”日野翔太”ごく普通の高校生だ。

その日俺は何事もなく学校に行った。

教室に着いて机にバックを下すと、、、


「よっ!」ガバ


俺の肩に腕をかけてくる奴がいた。

こいつの名前は”矢辺慎太郎”俺の親友で小学校からの幼馴染だ。

俺は矢辺と昨日やっていたテレビの話や、今ハマっているゲームの話など、まぁこういうくだらいない会話で俺らの平凡な一日がだいたい始まる。

今日もいつも通り矢辺と朝を過ごしていたら、いきなり窓の外が青く光りだした。


「まぶしっ!!」


俺は咄嗟に目を瞑って顔を手で覆い隠した。

しばらくして光が収まりだんだんと目を開けてみると、そこには一面草木で覆われた景色が広がっていた。


そして今に至るというわけだ

何故こうなったのかはわからない、だけどさっきまでいた所と明らかに違い過ぎる。

ホントにここは一体何処なんだ、、、


ドゴーーーーーーーン!!


!?

なんだ?いま凄い音がしたけど、この森になんかいんのかよ。

でも、仮にここが異世界だとしたら何かいてもおかしくないな。

とりあえず行ってみるか。


俺は音のした方向に恐る恐る向かってみることにした。

草木を押しのけて歩いていると小さな広場みたいなところに出た。


「ッ!!!!??」


するとそこには目を疑う光景が広がっていた。

そこにあったのは角の生えた巨大なバケモノが人をバリボリ食べていたのだ。あまりにも現実離れしすぎて夢ではないのかと疑った。

俺は考えるより先に体が動き、来た方向に一目散に逃げようとした。


パキッ


ッ!?

慌てていたせいで足元にあった木の枝つい気づかず踏んでしまった。

音に反応してバケモノこちらを視認し、俺を見つけるなり、、


グオオオオオオオン!!


と吠えながらものすごい速度で俺の方に向かってきた。

俺はすぐに全力で逃げようとしたが、あっさりバケモノに追いつかれてしまった。


バーーーーーーーン!!


後ろから攻撃を受け、その衝撃で目の前にあった大木叩きつけられ地面に倒れ込んだ。

全身に激痛が走り意識を失いかけていた。恐らく全身の骨がバラバラ、内臓も大きく損傷して機能していない状況。

完全に死を悟ったその瞬間。


《確認しました。》


謎の声が俺の頭の中から聞こえてきた。

死の間際で幻聴が聞こえたのだろうと思い込んでいた。

だが、その謎の声はまた何か喋りだした。

         

《個体名:日野翔太が種族、"一般人類"(ノーマルヒューマン)から”原点人類"(オリジンヒューマン)への覚醒進化に成功しました。》

《種族値、魔力値、気力値が大幅に上昇しました。》


「種族...値....オリ...ジン....ヒュー...マン?」


何言ってんのかさっぱりで理解出来ないまま、その声は話し続けた。

     

《種族進化に伴い"原点技能"(オリジンスキル)、"神之審判"(ゴッドジャッチ)と”天空之翼”(スカイウィング)を獲得しました。》


その声と共に全身の痛みが消え負傷していた箇所も完全に治癒していた。

むしろ妙に体の中が熱く力が湧き出してきた。

俺はこの時思った。これがもし本物の異世界転移だとしたらさっきの声も幻聴ではなく本当にスキルを手に入れたのか。

だとしたらゲームや漫画みたく魔法とか使えるってことだよな。


「スキル発動!!」


元いた世界でこんなことやった日には即厨二病扱いされる。だがここは異世界、前の世界じゃ不可能だったことも可能になる。つまり、妄想が現実になるってこと。


原点技能(オリジンスキル)、” 神之審判”(ゴッドジャッチ)を発動します。》


キタ!!やっぱり思った通りだぜ。そしたら次は、、、


《相手の魂を掌握しました。》


なんだ?あいつ、急にピクリとも動かなくなったぞ。魂を掌握?

これはどうすればいいんだ?


《10秒以内に対象に裁きを下さなければ対象は自動で消滅します。》


どういうことだ?裁きとは一体何のこっちゃ?

まぁよくわからんけどそれっぽい事言ってみるか。


「死ね」

ドサッ


!?

目の前でいきなり倒れたぞ、まさか本当に死んだのか?


《個体名”ゴブリンキング”の討伐に成功しました。》

《種族値と魔力値が上昇しました。》


討伐、、てことは本当に死んだのか、、、ハァ~一時はどうなるかと思っ....ッ!?

なんだ、いきなりすごい眠くってき...た..ダメだ........耐えれ....そうに....な..い


ドサッ


そこからの記憶はなく次に目を覚ましたら見知らぬ天井が広がっていた。











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