第9話 ダンジョン巡りとイベント回避
久しぶりの工房で不足したポーション類を買い取りで溜まった薬草で生産します。
更に売れてしまって要望が多かった武器や防具を生産します。
続いて練習替わりに高レベル冒険者向けの高性能な武器と防具を作ってみます。
機材の関係で十全な性能の品は出来ませんでしたがそれでも破格な性能の武器と防具が完成しました。
そして夜には愛し合った後の話し合いで予定を決めました。
見つかっているダンジョンを攻略して回る事にしました。
オルメニア王国の北東にあるダンジョンに向います。
初心者でもそれなりの強さが有れば攻略出来るダンジョンです。
私と桜ちゃんはファイアーストームで出て来る昆虫モンスターを退治して行きます。ドロップアイテムは低レベルキュアポーションの材料なので回収してアイテムボックスに収納します。そして最下層に辿り着くとボスを倒します。
ボスの素材は中レベルキュアポーションと中々良い付与の触媒になるのでそれなりの数を周回。
続いてオリメニア王国の北西にあるダンジョンを攻略します。モンスターはゴーレムなどですので攻略を始めます。
ゴーレムは斬鉄剣の一撃で倒せるのですがその音でゴーレムがやってくるのが欠点です。階層を降りるとストーンゴーレムが、更に下層には金属のゴーレムが表せます。ゴーレムはそんなに多数で出てこないので斬鉄剣で倒して行きます。
最下層近くはは魔鉄ゴーレムやミスリルゴーレムが現れるのでは多少苦労します。
最後にボスのオリハルコンゴーレムを倒してダンジョンの攻略を終了します。
続いてはある村がオークの大集団に襲われて廃村になると言うイベントを回避するために村に転移しました。
まだオークには襲われていないので早速オークの巣を探します。
暫く探してまわると大規模な巣を見つけました。
巣の規模から言うとオークキングが複数は必ずいます。
これでは時間の猶予があまり無いので殲滅する事にしました。
巣穴にプロミネンスフレアを数発打ち込みした。大半のゴブリンは死にましたがオークジェネラルが30匹ほどとオークキンクが数匹、オーククイーンが5匹でオークエンペラーが一匹生き残りました。
カッタートルネードで止めを刺すと死体を回収して倒したしょうこの右耳を集めます。オークが13542匹でオークジェネラルが197匹でオークキングが5匹オーククイーンが12匹でオークエンペラー迄いる大規模なすでした。
近くの冒険者組合に持ち込むと騒ぎになりましたが見当たる限りは始末したと報告すると落ち着きましま。
オークの報酬はオークエンペラーも今ので中々な金額になりました。
証拠の部位を渡してそれなりの金額をつけ取りました。
その次はある街へのワイバーン襲撃イベントを回避するために襲われる前に退治する事にしました。
襲撃して来た方向から巣のありかを予想して退治に向います。
3箇所目の予想場所に大規模な巣を見つけました。
ワイバーン60匹にワイバーン黒が15匹と多数居ました。
早速2人で撃退を始めました。
今更ワイバーンは相手としては弱いですが一匹たりとも逃さないように退治するのには苦労しましたが何とか全滅させる事が出来ました。
死体は全てアイテムボックスに収納してから残った巣を焼き払い帰宅しました。
そんな日を過ごしているある日に脳裏に声が響きました。
『女神フェルシアですが天空の城が完成したそうですので利用して下さい。転移の仕方はゲームのように念ずれば良いそうです』
それを聞いた私は桜ちゃんと天空の城へ転移しました。
天空の城はゲーム通りに最高品質の生産施設が揃っていました。
各生産施設の在庫ボックスには作り溜めていた生産品が大量に溜まっているのでアイテムボックスに移して置きます。
一通り見て回ると主寝室近くに桜ちゃんと個室を選ぶと自分用に家具を設置しました。
その後は敷地内の良さげな場所に世界樹の枝を植えました。
そして工房に籠もると私と桜ちゃん用の神依と神器となる武器の生産に入りました。
まずは桜ちゃん用の装備の製作に入ります。
桜ちゃんの魔力と最近感じれるようになった神氣に合わせた両手剣と神糸を織った布から作ったドレスアーマーが完成しました。
続いて私の魔力と神氣に合わせた双剣とドレスアーマーが完成しました。
次は武器と防具を収納するブレスレットの製作に入ります。
ミスリルとオリハルコンを私と桜ちゃんで僅かに配合を変えてそれぞれの神氣と権能の方向性に合わせた能力を付与しながら神器と神依を紐付けて収納するように作成しました。
色違いなだけでお揃いのブレスレットが完成しました。
そのブレスレットをお互いに永遠の愛を誓いながら相手の手首に交互にはめました。
するとお互いに相手の気配を感じ取れるようになり相手を更に身近に感じれる様になりました。
これならば離れ離れになっても相手を感じれて居場所が分かりそれを頼りに転移することも出来そうです。
その日の夜は精神的なつながりに包まれながら肉体的な接触に溺れて何時もより激しく愛し合いました。