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第6話 魔鉄の加工

私は試掘して気が付いた点を指摘しました。

「私が採掘してみた所最低でも魔鉄が出て来て、それ以上の魔法金属が掘れるので鉱夫が採掘しても最低ラインが魔鉄で鉄は採掘出来ないでしょう」

「何だって最低でも魔鉄が採掘出来る最低ラインだと、それでは我が国でも加工出来る鍛冶師は数えられるくらいしか居ないぞ」

「そこで提案なのですが鍛冶場を地脈の魔力を使うタイプに入れ替えませんか」

「地脈の魔力を使うようにするとどうなるんだ」

「鍛冶師の魔力の有無を問わずに魔鉄なら加工出来る様になるでしょう」

「費用は幾らぐらいだ」

「1機あたり5万ゴールドで作成期間は一週間ぐらいですね」

「新規の炉から多少の値上げだが入れ替えなのが厳しいな」

「取り敢えず3機ほど入れ替えてみませんか、炉なら3日で揃えられるので」

「後は誰の所を入れ替えるかだな」

「私見ですが鉄の加工の腕が確かで魔力の無さで魔鉄の加工が出来ない人が適切ですね」

「後は地脈に沿っているかどうかだよな」

「地脈の流れを書き込むので詳細な地図を用意して下さい」

「予算的には可能だから頼むわ」

そして私は地図に地脈の流れを書き込み、鍛冶師のお店で改造に向いている場所を選び出します。

翌日組合で組合長と話し合います。

「位置的にそのまま改造が可能なのは30軒ですね」

「後は何処から改修を始めるかだが何処か選ぶべき場所は無いかな」

「それならばここの3軒が地脈が複数交わっているのでテストには最高の条件ですね」

「うーん、その3軒の鍛冶師は全員魔力不足な鍛冶師だからテストには丁度いいから組合からの命令で炉を改修してから魔鉄を扱わせてみるか」

そう組合長が決定すると3人を呼び出して用件を話します。

「鉱山がダンジョンになった為これからは魔鉄の産出が増えて鉄の鉱石の見込みが無い。しかし君達の為に鉄を他所から仕入れる訳にもいけないので君達の炉を魔力が無くても魔鉄を加工出来る炉に改修したいのだが受け入れてくれるかな、今なら試験の為無料で改造をするのだがどうだね」

「鉄が産出する見込みが無いんですか」

「ああ、試掘中だが鉄の産出は絶望的な量だし、他所から運ぶと値段的に魔鉄より高く付く見込みだ」

「それじゃあ私達は廃業ですか」

「それをどうにかするための新型炉だから改修を受け入れるなら鍛冶師を続けれる筈だからな」

「それならば改造をお願いします」

「俺の所もお願いだ」

「私も受け入れます」

「と言うことで改造を頼むぜ」

「それでは明日中に改修をするのでこのマニュアルを読んで置いて下さい」

そうして今日の所は解散をしました。

翌日は朝から3軒の工房の炉を順番に改造しました。

3軒とも問題無くその日の内に改修出来たので翌日から操作出来るようにマニュアルを渡しておきました。

翌日に3人に集まって貰い操作方法を覚えているか確認をします。

まずは私が鉱石からインゴットを作り製品に加工するのをじっくりと見て貰います。

私の腕なら地脈の必要は有りませんが見本として魔力を使わずにじっくりと観察して貰います。

工程を見せながらじっくりと作業を進めてインゴットを作り、そのインゴットを剣にかこうします。

続けて1人づつ作業をして貰い3人とも問題無く加工出来るのを確認すると3人とも自分の工房に戻り練習して貰いました。

そして私は組合に行き組合長と話をします。

「3箇所の改修が済んで作業手順も問題無く教えたので図面とマニュアルを渡すので今後は組合主導で改修を進めて下さい」

「わかった、今後は組合主導で進めて行くが国から新技術のお礼として100万ゴールドを渡されたので受け取ってくれ」

「それでは後は任せます」

私は報酬を受け取ると桜ちゃんの待つ宿に戻りました。

桜ちゃんが採取した品を確認すると寝室に桜ちゃんと向かいました。

何時ものように愛し合ってから眠りに着きました。

朝になるとアルテリオ公国のサンライズの街を目指してワンボックスカーで移動します。

すると盗賊が馬車を襲っている所に遭遇しました。

ワンボックスカーを降りると盗賊を退治して行きます。

馬車は客車でしたが被害を出さずに盗賊を全滅させました。

マップで確認するとアジトを見つけたので攻め込みました。

すると数台の馬車が止まっているので見つからないようにアジトに侵入しました。

そして気づかれないように盗賊を全滅させました。

盗賊団を退治した事を証明するために首を集めると盗品をアイテムボックスに収納すると監禁されていた人たちを助け出しますが聖女候補が多いいので私達が馬車を操作してサンライズの街を目指します。

そして2日をかけてサンライズの街に辿り着来ました。

助けた人達と盗賊団の首を門を守っている人達に預けて謝礼金を受け取ると宿屋に向かいました。

そして愛し合ってから眠りにつきました。


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