第3話 人攫いと聖女の王女様
雫は漁港で鰹節と煮干しと乾燥昆布の売り込みをしました。
今までに無い出汁の味を試して貰いました。
漁業長は出汁の味を確かめるとこれなら広める価値があると乗り気になったので生産方法を教えました。
鰹節は大量に水揚げされる為に生産へ乗り気になったので詳しく生産方法を教えると設備を整える事になりました。
煮干しは売り物にならない小魚の加工なので早速試作するそうです。
昆布に関してはスクリューに巻き付いて故障の原因になる物が売り物になりそうなので早速採取を始める事になりました。
漁港からの帰りに街の地理を確認する為に裏道を通って工房に帰っていると少女を襲っている不審者を見かけました。
少女を助ける為に不審者に斬りかかると少女から手を離して双剣を避けます。
暫く牽制して居るとお付きの人らしき女性と初老の男性が現れました。
女性に少女を任せて初老の男性と不審者を密かに追いかけます。
隠れ家に逃げ込んだ所を強襲して組織の者を全員捕縛して資料を調べると全てのアジトが判明しました。
すると初老の男性は騎士団を動員して全てのアジトを強襲しました。
アジトの資料によってボスの居る隠れ家が判明しました。
騎士団の1部はアジトで残された資料の分析に当たります。
そして騎士団15人と私と初老の男性でボスの居る隠れ家を強襲する事になりました。
隠れ家を騎士たちが包囲すると騎士達が突入しました。
しかし相手が魔法で抵抗するために押しきれません。
そこで私が強襲するとボスが抵抗するので片腕を切り落とすと背中に羽が生えた悪魔の姿になり抵抗が激しくなりました。仕方が無いので残った腕も切り落として、抵抗出来なくなった所を騎士が取り押さえます。
隠れ家の資料を精査すると最近行方不明の聖女見習いの少女達を隠れ家に監禁して居るらしいので騎士団が救出に向かいました。
そして初老の男性と共に少女と女性の所に戻りました。
すると少女が自己紹介をします。
少女は第3王女で筆頭聖女のアナスタシア、初老の男性が騎士のロジャー、女性が騎士のマーガレットだそうです。
名前を聞かれたので名乗って工房の場所を教えて帰宅しました。
帰宅すると桜ちゃんと話し合います。
どうやらこの世界はエターナルストーリーオンラインの元になった世界の様でゲームのシナリオが現在進行中の可能性が高いと結論が出ました。
第一章は国を跨ぐ規模の為移動手段として急いでワンボックスカーを作成しました。
ある日王城より呼び出しがありました。
王城に向かうと王女救出のお礼として100万ゴールドと入城許可証を受け取りました。
その後は王太子と暫く話し合い帰宅しました、
そしてアナスタシア王女が襲われるのが今日の為に魔法で監視を始めます。
すると神殿をでた所で王女達が強制転移をされました。
私は桜ちゃんに声をかけて転移先へワンボックスカーで向かいました。
すると予想通りにジャイアントピラーノスパイダーの巣に人間大の繭が7個合ったので急いでジャイアントピラーノスパイダーを退治して繭から人を助け出しました。
するとアナスタシア王女と護衛の2人は生きていますが騎士2人と文官らしき男性と女官らしき女性は死亡していました。
ワンボックスカーで連れ帰ると黒幕にもバレそうなのでワンボックスカーは収納して転移の魔法で工房に戻りました。
生きている3人も暫くは目を覚ましそうに無いので王太子から聞いていた親しい人と聞いている冒険者ギルドのギルド長に連絡をしました。
するとギルド長が工房にやって来て王太子に連絡をするが暫くは生きている3人を預かってほしいと言うので了承すると4人の遺体をマジックバッグに収納してギルドに帰りました。
その後私は高レベルポーションを作る為に大霊峰中腹まで採取に向かう為に様子見を桜ちゃんに任せて出かけました。
ワンボックスカーで登山口に辿り着きワンボックスカーから降りると3匹のワイバーンが襲い掛かって来ました。
先頭のワイバーンを切り倒すと左右からワイバーンが同時に襲い掛かって来ましたが両腕の双剣にて次元斬で斬り倒しました。
3匹をマジックバッグに収納してから山道を登って行きました。
しかし目的地に辿り着くまでに瘴気が溢れたモンスターに多数出会うので地脈の浄化が追い付いて居ないのですねと感じました。
瘴気が溢れて居るために素材にならないモンスターを山道から放り捨てて目的地を目指します。
暫く進むと目的のクスコの木を見つけたので完熟した実を選んで採取します。
見渡せる範囲にあるクスコの実を採取し終わると転移の魔法で工房に帰りました。
お城やギルド長から連絡は無いそうですし3人が目覚めるまではもう暫く掛かりそうなので偶に様子見をしながら中級レベルのポーションの作成を進めます。
その日は目を覚ましそうに無いので桜ちゃんと夕食を食べるとお風呂に一緒に入ってから主寝室でじっくりと愛し合ってから眠りに付きました。