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第17話 禁書庫の秘蔵書庫

クローク王国のキースロットに転移した私達は知の神ヴォーグス様の神殿に向かいます。

そして神像に話しかけるとヴォーグス様から念話が届きました。

こちらも念話で十六部衆の一人が禁書庫で何かをして居ると伝えました。

ヴォーグス様が調べて居るらしく暫く念話が途絶えましたが暫くすると返事が届きました。

『どうやら禁書庫の秘蔵書庫を探して居るようだな』

『秘蔵書庫ですか』

『あまり一般開放出来ない書籍を秘蔵しておるのだ』

『それでは私達が相手をするので秘蔵書庫へ転送して貰えますか』

『良かろう、では送るぞ』

そうして秘蔵書庫へ転送して貰うと入り口に向かって武器を構えます。

そして隠し扉が開くと同時に最強の攻撃を二人で放ちます。

攻撃を食らった男は本棚に向けて転がって行きます。

追撃の用意をしてから隠し扉の外に出ます。

すると男がふらつきながら立ち上がります。

「このガミュギュン様がこの程度の攻撃で殺られると思うなよ」

ガミュギュンが必死に話しますが瀕死に近いのは間違いないので止めとばかりに二人で追撃を放ちます。

追撃には2番目に強力なスキルを放ちました。

それによりガミュギュンは倒しました。

ここが禁書庫でどんなに強力なスキルや魔法でも書籍に影響が無いのでこんなに簡単に倒せました。

コアと魔石を回収するとヴォーグス様が現れて秘蔵書庫の書籍の閲覧の許可を貰えました。

書籍を読むことで今までより強力なスキルや魔法を覚えました。

そして魔王について詳しい情報を得られました。

後は特殊な魔法を私は覚えられました。

全ての書籍を読み終わると天空の城へ戻りました。

天空の城に存在するテストダンジョンで新しいスキルと魔法剣、そして魔法の性能を確認しました。

テストダンジョンは今まで攻略したダンジョンのモンスターが現れるのですが、最強のモンスターでもオーバーキルになるのでした。

夜になると私が覚えた性魔法の一つである性器作成を試してみました。

この世界では妊娠のおそれが無いので桜ちゃんが意識を失うまで性行為に励んでしまいました。

翌日からは天空の城の改造と特殊な武器の製造に励みます。

半月をかけて天空の城の移動速度を高めて神力の籠もった魔物のみに効果のある爆弾の量産をしました。

そしてクロウリー共和国が戦争を始める日に行動を開始します。

「皐月ちゃんクロウリー共和国に向けて天空の城の移動を開始して」

「はい、天空の城の移動を開始します」

天空の城の性能を上げたお蔭で2時間でクロウリー共和国とオケアルス王国の国境に辿り着くとすでに戦いが始まっていました。

早速攻撃を開始します。

「皐月ちゃん特殊爆弾をクロウリー共和国の兵士に向けてばら撒いて」

「爆弾を投下します」

爆弾が雨あられに落とされました。

クロウリー共和国の兵士は爆弾の爆発に巻き込まれると一瞬元のモンスターの姿になると滅びてしまいます。

クロウリー共和国の兵士とオケアルス王国の兵士が戦っている場所ではオケアルス王国の兵士は穏やかな風に吹かれるだけですがクロウリー共和国の兵士は滅びていきます。

戦場からクロウリー共和国の兵士の姿が消えると指揮官に化けた十六部衆の1人のみ存在するので私と桜ちゃんが転移で側に移動すると戦いを始めます。

「ええい、ウァレフォル様の邪魔をしおってただで済むと思うな」

そう叫ぶと襲いかかって来ますが爆弾でダメージを受けた上で、新しく覚えたスキルと魔法の一撃でウァレフォルは消滅したのでコアと魔石を回収すると天空の城に転移します。

そしてクロウリー共和国の首都に向かって移動を開始します。

「皐月ちゃん、クロウリー共和国の兵士を見つけたら爆弾を落としながらフロウの街へ向かって」

「分かりました、移動を開始します」

クロウリー共和国の兵士に化けた魔物を滅ぼしながらフロウの街へ向かいます。

そしてフロウの街の上空に辿り着きました。

「皐月ちゃん、フロウの街全域に爆弾を落として」

爆弾を雨あられに落とすと街並みはそのままで魔物の化けた兵士たちが消え去りました。

すると街中で最大の建物である議会会議場から2人の男がよろめきながら出て来ました。

どうやら十六部衆らしいので私と桜ちゃんは転移して二人のそばに現れます。

そして反撃を許さずに倒してしまいました。

コアと魔石を回収すると天空の城に戻り桜ちゃんと話し合います。

ゲームのエターナルストーリーオンラインのシナリオでもこの先は攻略していないので先が分からないので魔王城に攻め込む事にしました。

とりあえず今日は魔法を使って性行為にのめり込みましょう。


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