金太郎
あらすじ
足柄山で金太郎という男の子がやさしいおかああさんと暮らしていました。金太郎の日常は動物たちと遊ぶことでした。あるとき、源頼光がこの土地にやってきて、金太郎を家来に取り立てました。金太郎は坂田公時となり、頼光の四天王と讃えられました。
一説によると金太郎のおかあさんは足柄山に住む山姥であり、雷電の子だといいます。山姥といえば、山に住むおそらしい妖怪ですが雷に見初められるって、金太郎のおかあさん、かなりの美形?
動物と遊んで暮らしている金太郎は、なんで、生計をたてているんでしょうか。山の中で母子だけで暮らしているというのはなぜなのか。
金太郎はまさかりを担いでいますが、それはなぜなんでしょう。木を切っているのでしょうか。ということは金太郎は木こりをして暮らしているのでしょうか。おかあさんが遊女として日々のたつきを得ていたとうい伝承もありますね。山の中で自生していあらすじ
る植物で暮らしているのか。いや、それだとタンパク質が足りない。肉も食べろ。金太郎が一緒に遊んでいた動物たちは、もしかして、金太郎の食料だったりして・・・だって、山にある植物だけじゃとてもあんな健康優良児にはならないと思うんですね。
きんぴらごぼうは坂田公時の子とされる金平からとられたそうです。金平は実在のじんぶつではありません。金平は世にも稀な力持ちで、金平に勝てる者はいないとされ、“きんぴら”=“強いもの”のたとえとなりました。
ごぼうは、根がまっすぐに深く入ることから、「家の基礎が堅固でありますように」
と願いをこめておせち料理にも使われています。
丈夫で強いというイメージで、もちろん歯ごたえも強い野菜です。ちょっとした豆知識です。
どこを切っても同じ模様がでてくる金太郎飴っていうのもありますね。