第52話 白熱! しりとり対決! 3
「ねぇ、かえでくん。そのリュウグウノツカイっていったいどんなのなの?」
「フッ! それはとてもうつくしいおさかなさんのことだぜ」
かえでくんはそう説明してくれたけど、私たちにはそれが全く理解出来ず……、
「そんなおさかなさんぜんぜんしらないよ! かえでくん、そのさかなってほんとうにいるの!?」
「そうよそうよ! そんなおさかなさん、わたしぜんぜんしらないよ!」
「ぼくもそのおさかなさんのことはぜんぜんわからないけど、もしほんとうにそのおさかなさんがいるとしたら、ぜひみてみたいね」
とまあこんな感じで、リュウグウノツカイが全然分からない私たちは、かえでくんにやいのやいのと言葉をぶつけていたの。
「フッ! みんなゆっくりおちつくんだぜ。みんながわかるようにちゃんとせつめいするからさ」
「「「「「「「ぜんぜんおちつけないよ!」」」」」」」
「フッ! こりゃボクにもどうすればいいのか、まったくわからないもんだぜ」
私たちがかなりヒートアップしてパニックになっているものだから、かえでくんもどうすればいいのか分からずお手上げ状態だったの。
「あら? 今日はみんなで一体何をしているの?」
「あっ! ももかせんせい!」
私たちとかえでくんが言い争っていると、ここでももか先生がやって来て、かえでくんは今起きている状況とかをももか先生に説明したの。
「なるほどね♪ つまりけんたくんの梨を懸けてみんなでしりとりをしていると、かえでくんがあやちゃんたちには分からないものを言い、それで議論をしていたって訳ね♪」
「あはは……、じつはそうなの……」
「それで、かえでくんは何を言ったの?」
「フッ! ボクはリュウグウノツカイといったんだぜ」
ももか先生に何を言ったのか聞かれたかえでくんは素直に、リュウグウノツカイって答えたの。あと、かえでくんのキャラは相変わらずブレてないね……。そういうところは本当に凄いと思うよ♪
「えっ!? かえでくん、リュウグウノツカイって言ったの!?」
「フッ! そうだぜ!」
かえでくんがリュウグウノツカイと言ったのを知ると、ももか先生はなぜかとてもびっくりしていたの!
「かえでくん、リュウグウノツカイを知っているんだね♪ 凄い☆!」
「フッ! ももかせんせいにほめられて、ボクはとってもうれしいぜ」
「ねぇねぇ、ももかせんせい。リュウグウノツカイってほんとうにいるの!?」
私はかえでくんがリュウグウノツカイを知っていることにとても喜んでいるももか先生に、リュウグウノツカイが本当にいるのかどうか聞いたの。
「えぇ♪ リュウグウノツカイは本当にいるよ♪」
「そうだったんだ……。リュウグウノツカイって、ほんとうにいるさかなだったんだ……」
まさか本当にリュウグウノツカイという魚がいたことに、私たちは唖然としちゃったの……。
「かえでくん、さっきはあんなこといっちゃってごめんなさい……」
私たちはかえでくんに、さっきリュウグウノツカイのことで、ヒートアップしてパニックになってしまったことを謝ったの。かえでくん、本当にごめんね……。
「フッ! べつにきにすることはないぜ。だれだってしらないことはあるからさ」
「「「「「「「かえでく~ん……☆!」」」」」」」
かえでくんは私たちを許してくれたのと同時にはその心の広さに、私たちはとても感激したの♪(かえでくん、もう本当に凄いです☆!)
「ねぇねぇ、ももかせんせい。リュウグウノツカイってどんなさかななの?」
ここでひろくんは、リュウグウノツカイがどんな魚なのかももか先生に聞いたの。
「リュウグウノツカイは海のとても深い所に住んでいて、とても神秘的な美しい見た目をしているお魚さんなんだけど、その姿を見ることはあまりほとんどないの」
「そっか~。リュウグウノツカイってあまりみられないめずらしいおさかなさんなんだね」
ももか先生が言うには、リュウグウノツカイは深い海に住んでいるため、あまり見ることが出来ないとても珍しいお魚さんみたいなの。そして、その見た目はかえでくんの言う通り、とても美しいお魚さんみたいなの。それにしてもかえでくんはどうして、そんなお魚さんを知っているだろう~? ますますかえでくんの謎は深まるばかりだよ~……。
「それじゃ、ここからのしりとり対決はみんなが分からないものがまた出て来た場合、本当にあるのかどうか先生が判定するね♪」
「「「「「「「「は~い☆!」」」」」」」」
ここからはももか先生が審判になり、しりとり対決が再び再開したの♪
そして、それからのしりとり対決はかなり白熱していき、とても盛り上がっていき、中でもかえでくんが難しい言葉を次々と繰り出し、ももか先生を何度も感心させていたの♪
そのかえでくんの活躍により、みんなが次々としりとり対決に負けてしまい、これで残ったのは私とかえでくんだけになり、これにより、このしりとり対決は私とかえでくんによる一騎討ちになったの。




