第28話 かくれんぼパニック 2
「なんで、すべりだいにかくれているんだろう?」
「きっと、みつからないとおもったからだよ♪」
私とけんたくんは、としくんがどうして滑り台に隠れているのか話していたの。
「とりあえず、としくんのところにいこう♪ そしたらとしくんがどうして、すべりだいにかくれているのかわかるしね♪」
「うん。そうだね」
そして私とけんたくんは、としくんのところに向かったの。
(きっとこのばしょならかくれられるとおもうし、しばらくはみつからずにすみそうです)
「「としくん、み~っけ~♪」」
(うそ!? みつかっちゃったよ~……)
私とけんたくんは、滑り台で仰向けになっていたとしくんを見つけたの♪ それにしても、まさかこんなところに隠れているなんて、全然予想出来なかったよ~。
「それにしても、あやちゃんもけんたくんもすごいね。すべりだいにかくれているぼくをみつけるなんて」
((えっ……?))
私とけんたくんはとしくんの言葉を聞いて、唖然としちゃったの。まさか、あんな自信満々に隠れていたんだね……。
「まあね♪ それよりとしくんはどうして、あんなところにかくれていたの?」
私はとしくんがどうして、滑り台に隠れていたのか聞いたの。
「ここにかくれればうしろやよこからもみえないし、ぜったいにあんぜんだとおもったからだよ」
((ハハ……、なるほどね~……))
なるほどね……。つまりとしくんは、本当に滑り台に隠れることで、隠れきれると思ったんだね……。
「でもとしくん、まえからみるととてもバレバレだよ」
「えっ!?」
けんたくんが滑り台に隠れた時の弱点を明かし、としくんはとても驚いていたの。あはは……。本当に気付いてなかったんだね……。
「それって、ほんとうなの!?」
「うん。だから、わたしとけんたくんはすぐに、としくんをみつけることができたんだよ♪」
私もけんたくんに続いて、としくんをすぐに見つけられたことを明かしたの。
「そうだったんだ……。まえのことはぜんぜんかんがえてなかったよ~……」
((あはは……))
としくんが前のことを考えていなかったことに、私とけんたくんはただただ、苦笑いを浮かべたの。としくん、前を見られた時のことも考えようね……。まあ、そういう天然で見落としちゃったところは、ちょっぴり可愛いけどね♪
「まあまあ、としくん。ここはとりあえず、げんきをだそう♪ ねっ♪」
「としくん、ここはきをとりなおして、いっしょにみんなをみつけよう」
「うん! そうする!」
「「やった~☆!」」
ちょっぴり落ち込んでいたとしくんは、再び元気を取り戻し、私とけんたくんは嬉しくてハイタッチをしていたの♪




