第27話 かくれんぼパニック 1
再び、続き物です。
「よ~し☆! それじゃ、きょうはみんなでかくれんぼをしてあそぼー☆!」
「「「「「「「「オー☆!」」」」」」」」
私たちは今日、公園でかくれんぼをすることになったの♪
「じゃあまず、オニさんをきめるよ♪ いっくよ~☆! ジャーンケーン――」
「「「「「「「「ポン☆!」」」」」」」」
そしてじゃんけんの結果、私が鬼をすることに決まったの。
「あやちゃんがオニだね」
「うん☆! よ~し、いっくよ~☆! いーち……」
「「「「「「「わぁ~、にげろ~!」」」」」」」
私が数え始めたのと同時に、みんなは一斉に逃げ始めたの。
「にーい、さーん、…………28、29、30! もういいか~い?」
30まで数え終えた私は、みんなが隠れたのかどうか確認していたの。
「「「「「「「もういい~よ~☆!」」」」」」」
「りょうか~い☆!」
どうやらみんなは無事に、隠れ終えていたみたいなの。
「よ~し♪ それじゃ、ぜんいんみつけるぞ~☆! オー☆!」
こうして、かくれんぼがスタートしたの。
「みんな、どこにいるかな~? えいっ♪ ……、いないな~。つぎはどこをさがそうかな~? う~ん……、きめた☆! ここにしよう♪」
そう言って、私は草が生えているところへ向かったの。実は、この場所には、ある人が隠れていたの。
(ふぅ~……。ここはやっぱり、かくれんぼのていばんスポットである(?)、くさがたくさんはえているところにかくれて、せいかいだね。ここならとてもかくれやすく、さすがにあやちゃんでもきづかないよね)
私が向かっていた草のところには、実は、けんたくんが隠れていたの。
「だれかいるかな~?」
(えっ……?)
ガサゴソ……。
(うそ!? あやちゃんがきてる!?)
私は草のところにたどり着き、誰かが隠れていないか探し始めたの。
「ぜったいにみつけるぞ~☆!」
(おねがい……、ぼくのところにこないで~……)
ガサゴソ……。
(どうか、みつかりませんように……!)
「あっ☆! けんたくん、みい~つっけた♪」
(ガーン……! そんな~……。みつかってしまうなんて……)
私は無事に、けんたくんを見つけることが出来たの♪ やった~♪ これでまず1人目だね♪
「いや~、みつかってしまいました~」
「わたし、けんたくんをみつけることができて、とってもうれしいよ♪」
「あはは……。ありがとう……」
けんたくんは私に見つけられて、ちょっと落ち込んでるみたいだったの。
「そういえば、ぼくはなんばんめにみつかったの?」
けんたくんは、自分が何番目に見つかったのか私に聞いたの。
「けんたくんがいちばんさいしょだよ♪」
「そうなんだ……」
(とほほ……。まさかのいちばんさいしょだったなんて……)
けんたくんは自分が一番最初に見つけられたと知り、なぜか、とても落ち込んでいたの。
「どうしたの? けんたくん」
「あっ、いえ! なんでもないです!」
「そう? あっ、そういえば、けんたくんはみんながどこにかくれているかしってる?」
ここで私はけんたくんに、みんなの隠れた場所を知ってるかどうか聞いたの。
「ううん。ぼくもしらないよ」
どうやら、けんたくんもみんながどこに隠れているのか知らないみたいなの。
「そっか♪ それじゃ、いっしょにさがそ♪」
「うん! いっしょにさがしましょ!」
こうして、私とけんたくんで一緒に探すことになったの♪
「よ~し♪ あと6にん、ドンドンみつけちゃうぞー☆!」
「「オー☆!」」
そして私はけんたくんと一緒に、みんなを見つけるため、再び探し始めたの。
「ねぇ、けんたくん。けんたくんはいま、どんなものをつくっているの?」
「いまはダンボールをつかったでんしゃをつくっているよ」
私とけんたくんはみんなを探しながら、けんたくんが今作っている物について話していたの。
「そうなんだ♪ すごい☆!」
「かんせいしたらこんど、みんなにみせてあげるね」
「うん☆! たのしみにしとくね♪」
「ありがとう。……ねぇ、あやちゃん」
「どうしたの? けんたくん」
私とけんたくんが話していると、けんたくんは何かに気付き、私に声をかけたの。
「あれ、みて」
「あれ? あっ!」
私はけんたくんに言われて、けんたくんが指差してる方を見たの。
「あれって、としくんだよね?」
「うん。としくんだね♪」
けんたくんが指を差した方を見ると、そこには、滑り台で仰向けになっているとしくんの姿があったの。




