第19話 素晴らしい未来がきっと待っているよ♪ 5
今回で、この続き物は5話目になります。
「のこるさくせんもあと2つになっちゃったね……」
「うん。でもなんとかしないとね!」
ひろくんとお友達になるための作戦がことごとく失敗してしまい、残る作戦が2つしか残っていないことに、私たちは焦りを感じていたの。
「このさくせんで、ぜったいにせいこうしようね☆!」
「うん♪ はりきってがんばらないとね♪」
「よーし☆! このさくせん、ぜったいにせいこうするぞー☆!」
「「「「「「オー☆!」」」」」」
こうして、私たちは次の作戦を絶対に成功することを決め、全力で張り切ったの。
作戦その5『みんなで歌を歌って、ひろくんと仲良くなる作戦』
「いよいよ、あやちゃんのかんがえたさくせんだね♪」
「うん! ついに、ここまできたってかんじだね♪」
ひろくんとお友達になるための作戦は、遂に、私の考えた作戦も実行することになったの。
「それじゃ、ふたたび、ひろくんとももかせんせいのところにいこうー☆!」
「「「「「「オー☆!」」」」」」
そして、私たちは再び、ひろくんとももか先生のいる教室に向かったの。
「ねぇももかせんせい。あやちゃんたち、またきてくれるかな?」
ひろくんは、私たちが再び来てくれるのか、心配になっていたみたいなの。
「大丈夫よ♪ きっとあやちゃんたちは来てくれるよ♪」
ももか先生はひろくんを安心させるように、私たちがきっと来ることをひろくんに伝えていたの。(といっても、この作戦はももか先生も関わっているから、私たちが来ることをももか先生は知っているんだけどね)
「うん! ぼく、あやちゃんたちがくることをしんじてる!」
「ひろとくん偉いね~♪ それでこそ、ひろとくんだよ♪」
「うん!」
ひろくんも私たちが来てくれることを信じてくれて、ももか先生はとても嬉しそうだったの。
「「「「「「「ひろく~ん!」」」」」」」
「ひろとくん! みんなが来てくれたよ! やったね☆!」
「うん! みんながきてくれて、ぼく、とってもうれしい!」
私たちは再び、ひろくんとももか先生の所に集まり、ひろくんとももか先生は私たちが来てくれたことに、とても嬉しそうだったの♪
「ねぇねぇひろくん。わたしたちといっしょにうたをうたおうよ♪」
私は早速、みんなで一緒に歌を歌うことをひろくんに提案したの。
「うた!? うん! ぼくもいっしょに、みんなとうたをうたう!」
ひろくんは、私たちと一緒に歌を歌うことを決めてくれたの。やった~♪
「やった~♪ それじゃ、みんなでいっしょにうたをうたおう☆!」
「「「「「「「オー☆!」」」」」」」
ひろくんがみんなと一緒に歌を歌うのをOKしてくれて、いよいよ5つ目の作戦がスタートしたの。
「それじゃ、まずはクリームタイビングをうたおう☆!」
「やったー! クリームダイビングだ!」
まず最初は、私がクリームダイビングを提案し、ひろくんはとても喜んでくれたの♪
「じゃあいくよ♪ せーの!」
「「「「「「「「「♪~クリームのなかにもぐりたい――」」」」」」」」」
まず最初のクリームダイビングは、みんなで楽しく歌えて、ひろくんもとても楽しそうだったの♪ 後、ももか先生も歌うのに参加してくれて、私たちはとても感謝したの。
「それじゃ次は、空のパフェを歌おっか♪」
「「「「「「「「わーい♪ やった~☆!」」」」」」」」
次にももか先生が空のパフェを提案し、私たちはとても喜んだの♪
「それじゃいくよ♪ せーの!」
「「「「「「「「「♪~さくらんぼにバニラをあわせて――」」」」」」」」」
そして、次の空のパフェもみんなで楽しく歌えて、ひろくんはさらに、とても嬉しそうな気持ちになっていたの。(ひょっとしてもしかしたら、この作戦成功しそうかも♪)
と思ったら、実際にはそう簡単にうまくいかなかったの。
その後も順調に、みんなで楽しく歌っていたんだけど、この後思わぬ展開が待ち受けていたの。
「みんなでうたうのって、こんなにたのしいんだね!」
「うん♪ そうだよ♪ みんなでうたったら、こ~んなにたのしいんだよ♪」
ひろくんはみんなで歌えたことに、とても幸せを感じていたの♪
「フッ! それでは、つぎはボクのオリジナルきょく、かえでショータイムといきましょうか」
「えっ……?」
なんと、ここでかえでくんが、自分のオリジナルソングを披露しようとしていたの。
「ちょっとかえでくん! それをほんとうにうたうつもりなの!?」
私は慌てて、かえでくんが自分のオリジナルソングを歌わないように、止めに入ったの。
「フッ! あんしんしなあやちゃん。いまのひろくんならきっと、このボクのみりょくがわかるはずだぜ」
(あっ、ダメなやつだこれ……)
かえでくんの暴走に、私たちはもう止めることが出来なかったの。
「まぁ、せっかくだし、いいんじゃない?」
ももか先生も半ば諦めた感じで、かえでくんのオリジナルソングを披露することを許してくれたの。
「みんな。ボクのうたについてきな」
かえでくんのキザっぷりが無駄にキラキラ輝いてる気がする……。
「♪~ボクはみんなのアイドルかえでくん~このボクをみたものはみんな~このボクにほれぼれするぜ――」
「「「「「「「「…………」」」」」」」」
何この曲……。かえでくんのオリジナルソングに私たちはただただ茫然としてたの。ツッコミ所が色々とあるけど、面倒くさいので、ツッコミは止めておこう……。
「フッ!」
何でだろう……。かえでくんの所に、なぜかスポットライトが当たってる気がする……。
「さあ、みんなもどうぞ☆!」
「「「「「「「こんなのうたえるかー!」」」」」」」
私たちはかえでくんのオリジナルソングを歌うことを拒否したの。
「そうか。ではひろくん。キミならどうだい?」
「えっ!?」
かえでくんに振られ、ひろくんはとても驚いたの。
「その……、わっ……、わっ……、ごめんなさ~~い!」
「わっ、ひろくん!?」
かえでくんに振られ、どうすればいいか分からず、ひろくんは逃げてしまったの……。
「ひろくん、またにげちゃったね……」
「今回はかえでくんのせいだよ……」
ももか先生も今回は流石に、かえでくんをフォローしなかったの。
「なっ!? そっ、そんな~……」
かえでくんが調子に乗ったせいで、この作戦も結局、失敗に終わってしまったの……。
「もう、どうしてかえでくんはまたじぶんのことをアピールしたの!?」
かえでくんは最初の作戦でも、自分のアピールが失敗したのに、この作戦でまた自分のアピールをしたことに、私は気になったので聞いてみたの。
「いや~、こんどこそボクのみりょくにきづいてくれるとおもって……」
(ハァ~……、やっぱりね……)
かえでくんがどうして、また自分のことをアピールをした理由を聞いて、予想通りの答えが返ってきて、私は心の中で溜め息をついたの。
「もう、さっきもしっぱいしてたのに、もういっかいやったところで、ひろくんにきづけるわけないでしょ!?」
「ガーン……!!」
私にダメ出しされたかえでくんは、とても分かりやすくガッカリしていたの。
「そうだった……。ぜんぜんきづかなかった……!」
(いや、きづこうよ……そこは……)
私はかえでくんが全然気付かなかったことに、とても呆れたの。まあ、失敗を気にせず、チャレンジすることはとても良いと思うけどね。
「これでわたしたちのかんがえたさくせんはすべてしっぱいにおわってしまったね……」
「うん……。そうだね……」
そうなの。かなえちゃんの言う通り、私たちの考えた作戦は全て失敗に終わってしまったの……。とほほ……。
「でもみんな、とても頑張ったじゃない♪」
ももか先生は落ち込んでいた私たちを励ましてくれたの♪
「うん。そうだね☆!」
「わたしたち、ひろくんのために、いろんなことしていたね♪」
私たちは、ももか先生に励まされ、再び元気を取り戻したの♪(ももか先生ありがとう♪)
「よーし! さいごのさくせんで、ぜったいにひろくんとおともだちになるぞー☆!」
「「「「「「「オー☆!」」」」」」」
そして、私たちは最後の作戦を絶対に成功する気持ちが強くなれることが出来たの♪
「最後の作戦は私が考えた作戦だね♪」
「うん♪ いよいよももかせんせいのさくせんをやるときがきたの♪」
そうなの。最後に残った作戦はももか先生が考えてくれた作戦なの。
(わたしたちのさくせんがしっぱいしちゃって、ついにももかせんせいのさくせんをやるときがきたんだね)
私は心の中でそう呟いたの。そして私は、ひろくんとお友達になるための作戦会議をしていた時のももか先生が考えてくれた作戦について話してくれたことを思い出していたの。
――回想――
「だめだ~……。これいじょうさくせんがでてこないよ~……」
「わたしたちのちからでは、ここまでがげんかいみたいね……」
「みんなお疲れ様♪」
「もうここは、ももかせんせいのさくせんをききましょう」
「「「「「「「さんせ~い☆!」」」」」」」
という訳で、私たちはももか先生の力を借りることにしたの。
「ねぇねぇ、ももかせんせいはどんなさくせんをかんがえてくれたの?」
「ふふっ♪ それはね、何もしないで、ただひろとくんに話しかけることよ♪」
私たちは、ももか先生が考えてくれた作戦を聞いていたの。
「えっ? それでいいの?」
私たちはももか先生の作戦を聞いて、キョトンとしちゃったの。
「うん。これでいいの。今までみんながひろとくんとお友達になるために色んなことをしてきたことによって、ひろとくんがみんなに心を開いていき、最後の仕上げとして、話しかけるだけで、とっても上手くいくんだよ♪」
ももか先生は私たちに、この作戦でいい理由を話してくれたの。
「う~ん、それって、うまくいくのかなぁ~?」
私たちは、ももか先生の作戦が上手くいくのか、不安になったの。
「それはみんな次第かな♪ でも、この作戦は、全ての作戦が失敗したときに使う、とっておきの作戦よ♪」
「「「「「「「うん。わかった☆!」」」」」」」
私たちは、ももか先生に言われた通り、この作戦を最後までとっておくことにしたの。
――回想終了――
(ももかせんせいにいわれたとおり、このさくせんをさいごまでのこしたけど、あのときももかせんせいがいってくれたことがただしかったら、このさくせんはきっとうまくいくのかもしれないね♪)
私はあの時の作戦会議のことを思い出し終え、改めてももか先生の作戦がきっと上手くいけると思ったの♪
「ねぇ、ももかせんせい」
「どうしたの? あやちゃん」
「わたしたち、ももかせんせいがかんがえてくれたさくせん、ぜったいにせいこうするね♪」
私はももか先生に、最後の作戦を絶対に成功することを伝えたの。
「うん♪ あやちゃんありがとう♪ 絶対に成功して、みんなでひろとくんとお友達になろうね♪」
「うん☆!」
こうして、私たちはこの作戦で必ずひろくんとお友達になれる気持ちが固まったの。
「よ~し☆! それじゃ、みんな。ひろとくんの所にレッツゴー☆!」
「「「「「「「オー☆!」」」」」」」
そして、私たちはももか先生の合図と共に、再びひろくんの所へ向かったの。
「みんなごめんなさい……。せっかくみんながぼくのためにいろんなことをがんばってくれたのに、ぼくはなにもできなかったよ……。あと、かえでくんはぼくのためにいろんなことをおしえてくれたのに、にげてしまってごめんなさい……」
「おーい、ひろく~ん☆!」
「えっ!? あやちゃん!?」
私たちは無事にひろくんを見つけ、私はひろくんを呼んだの。
「ごめんね。びっくりさせちゃった?」
「いっ、いえ、だいじょうぶです!」
「そう? ならよかった♪ ねぇひろくん……」
そして、私はひろくんに話しかけ、いよいよ最後の作戦がスタートしたの。
作戦その6『何もせずに、ただひろくんに話しかける作戦』
「なに?」
「わたしたちとおともだちになってください!」
「!!!」
私は遂に、ひろくんにお友達になってほしいことを伝えることが出来たの!
「うん! ぼくもぜひ、おねがいします!」
「やった~☆! ひろくん、ありがとう☆!」
ハグッ!
私は嬉しくて、ひろくんにハグをしたの♪
「それじゃ、あらためて、じこしょうかいするね♪ わたしはあやだよ♪ よろしくね♪」
私たちはひろくんとお友達になれたことに嬉しすぎて、みんなで自己紹介する流れになったの♪
「わたしはかなえです♪」
「ボクはかえでさ☆!」
「ぼくはけんただよ」
「あかねだよ~♪」
「ぼくのなまえはとしかずです」
「わたしはななみ♪」
「そして、私はももか先生だよ♪」
「ぼくはひろとです。よろしくおねがいします」
「「「「「「「こちらこそ、よろしくおねがいします☆!」」」」」」」
ももか先生も自己紹介してくれたことにはびっくりしちゃったけど、最後の作戦は無事に成功し、ひろくんとお友達になれたの♪ やった~☆!
そして遂に、私たちにとってのフラフェリが完成したの! やった~☆!
「それにしても、けっかはももかせんせいのいうとおりになったね♪」
そう。この作戦が成功出来たのも、全てはももか先生のおかげだったの♪
「そうだね♪ でも、そうなれたのはみんながひろとくんのためにがんばったからだよ♪」
「そうなの!?」
私はももか先生の一言にとてもびっくりしたの。
「ももかせんせい!」
「ひろとくん、どうしたの?」
「ぼく、みんながいろんなことをしてくれたおかげで、みんなとおともだちになりたいきもちがさらにつよくになって、そのあと、あやちゃんがこえをかけてくれて、ぼく、ゆうきをだせて、みんなとおともだちになれて、とってもうれしかった!」
ひろくんはももか先生に嬉しそうに本音を語ってくれたの。(今のひろくん、とっても素敵だよ♪)
「うん! よかったねひろとくん♪ お友達が出来て♪」
「うん! ももかせんせいもみんなもありがとう!」
ひろくんは私たちに感謝したの。でも確かに、ももか先生の言う通り、ひろくんは私たちと色んなことが出来たから、この作戦で友達になることが出来たの。もし、この作戦を最初にしていたら、あえなく失敗していたのかもしれないの。ももか先生はそれも分かった上で、この作戦を最後にしたんだね♪ ももか先生は本当に私たちのことを考えてくれているんだね♪
「ねぇみんなで一緒に積み木遊びでもしよう♪」
「「「「「「「うん! やろうやろう♪」」」」」」」
その後私たちはみんなで積み木遊びをしたの♪
「ひろとくん、本当に良かったね♪」
ひろくんとお友達になれることが出来て、と~っても、スペシャルハイパーハッピーだよ♪
いつかは私たちの更なるフラフェリが出来たらいいね♪
ひろくんとお友達になる話は今回で無事に完結しました!
初めての続き物で大変だったけど、とても楽しかったです!
またいつか、続き物の話を書けたらいいなと思います♪




