第14話 ふんわりマイペース 2
「それじゃいくよ~☆!」
「「「「「「は~い☆!」」」」」」
「はじめのはじめのだいいっぽ♪」
――トンッ!――
そして新しいルールを入れただるまさんがころんだを早速始めると、私たちはまずだるまさんがころんだの最初の一歩を進んだの。
「だーるーまーさーんーが…………ころんだ!」
――ピタッ!――
私たちはあかねちゃんがころんだと言った瞬間、すぐに止まり、ポーズをしたの。
「う~ん……」
(アウトになりませんように……!)
私は足を少し開いて、体を左の方へ少し傾けて、左手を腰に当てて、右手をピースにしてそれを横向きにして、そのピースを右目に当てたポーズにしたの。みんなはどんなポーズにしたんだろう? ちょっと気になるから見てみよう♪
(う~ん……、顔を動かしてもアウトだから、私より前にいる子しか見れないなぁ~……。あっ! あれはななみちゃんだ♪)
ななみちゃんは少ししゃがんでいて、両手を頭に当てたうさぎちゃんのポーズをしていたの♪ 私はそれを見て、とても可愛らしいなと思ったの♪
(あとは……、あっ! あれはかえでくんだ♪ かえでくんはどんなポーズをしてるんだろう?)
かえでくんは、明らかに決めにいっている様なポーズをしていて、とてもかっこ付けてるようにしか見えなかったの。
(かえでくん。私にはかえでくんのポーズが空回りしているように見えるよ……)
「かえでくんアウト~♪」
「なっ!?」
(やっぱり……)
「あかねちゃん、どうしてボクがアウトになってしまったんだい?」
こういう時でも相変わらず、かえでくんはナルシストを貫いているね……。
「う~ん、ポーズがあんまりきまってなかったから♪」
「なっ!? ぼくのおきにいりのハルーンレスプロンニケラルポーズがきまらなかっただと……!?」
かえでくん。正直そのポーズ、あまり決まってなかったよ……。というより、ハルーンレスプロンニケラルポーズって、あのポーズにそんな名前があったの!? 一体、どんなポーズなんだろう? まあ、大体の予想はついているんだけどね♪
「まさか、このボクがいちばんさいしょにつかまってしまうとはね」
「ねぇねぇ、かえでくん。かえでくんがさっきやってたハルーンレスプロンニケラルポーズって、な~に?」
あかねちゃんは、ハルーンレスプロンニケラルポーズについて、かえでくんに聞いていたの。
「フッ! それはボクじしんがかんがえてつくったポーズのことさ☆」
「そうなんだ♪ ポーズをじぶんでかんがえているなんて、かえでくんすごいね☆!」
「ありがとう。あかねちゃん。そういってくれて、ボクもうれしいもんだぜ☆」
やっぱりあのポーズは、かえでくんが作ったポーズだったんだね♪ そして、自分で作ったポーズに、技々名前を付けていたんだね♪ そういう事している辺り、かえでくんらしくて、とても凄いと思うよ♪
「それじゃ、つぎいくよ~♪ だーるーまーさんがころんだ!」
――ピタッ!――
「……きゃっ!?」
「あっ! かなえちゃんアウト~♪」
「はぁ~……。やっぱりこのポーズはむずかしいね♪」
かなえちゃんはポーズのバランスが取れず、動いてしまい、アウトになったの。
「ねぇねぇ、かなえちゃんはどんなポーズをしようとしてたの?」
あかねちゃんは、かなえちゃんがどんなポーズをしようとしていたのか聞いていたの。
「じつは、やじろべえみたいなポーズをしようとしていたんだ♪」
どうやらかなえちゃんは、やじろべえの様なポーズをしようとして、バランスが取れず、動いてしまったみたいなの。
「そうだったんだ♪ やじろべえのポーズって、とてもバランスをとるのがむずかしいよね♪」
「うん♪ そうなの♪ チャレンジはしてみたんだけど……、やっぱり、しっぱいしちゃった♪」
「やっぱり、やじろべえのポーズはむずかしいね♪」
「うん♪ そうだね♪」
私は、かなえちゃんのアウトを見て、改めて、このだるまさんがころんだの面白さや難しさを感じたの。
止まるだけでなく、ポーズもしないといけないから、どんなポーズにしようかなと、楽しく考えられる事が出来たり、みんなそれぞれどんなポーズをするのか楽しみにもなったりして、とても面白いの♪
でも、ポーズが悪くてもアウトだから、どんなポーズをすればいいのか、慎重に考えなくちゃいけないの。けれど、ポーズの事ばかりに考えすぎて、難しいポーズをしようとして、それが上手くいかず、動いてしまってアウトになってしまうこともあるから、とても難しいの。
このルールを考えてくれたけんたくんは、改めて、本当に凄いと思ったの♪
「それじゃいくよ~♪」
そしてそれからは、残った私たち4人であかねちゃんに捕まったかなえちゃんとかえでくんを助けようと頑張ったんだけど、けんたくんととしくんが捕まってしまい、残ったのは、私とななみちゃんの2人だけになってしまったの。
「わたしたちふたりだけになっちゃったね。あやちゃん」
「うん。そうだね。ななみちゃん」
「それじゃ、いっくよ~♪ だるまさんがころんだ!」
――ピタッ!――
ちょっと今の早すぎるよ~、あかねちゃん。どんなポーズにしようか、考えてなかったよ~……。
「あやちゃんアウト~♪」
「とほほ~……」
私はポーズを取るには取れたんだけど、変なポーズになってしまい、アウトになったの。
でも、ななみちゃんはこの一瞬であっても、可愛らしいポーズを取れていたの♪(この一瞬であっても、可愛らしいポーズが出来るなんて、ななみちゃん凄いよ♪)
「あとちょっとだったね。あやちゃん」
「うぅ~、さすがにいまのははやすぎだよ~……」
「あはは……。さすがにわたしもあれはむりだとおもう……」
「だよね♪ かなえちゃん」
「これでのこるは、ななみちゃんだけになっちゃったね」
「うん。そうだね」
私もアウトになっちゃったから、残るは、ななみちゃんだけになっちゃったの。
「それじゃいくよ~♪ だーるーまーさーんがころんだ!」
――ピタッ!――
「ななみちゃんのポーズはやっぱりかわいいね♪」
「うん♪ そうだね♪」
「だーるーまーさ……」
「タッチ♪」
「「「「「「やった~♪ にげろ~♪」」」」」」
「えっ!? うそっ!?」
ななみちゃんが私たちを助けてくれて、あかねちゃんが10秒数え終わるまで、逃げていたの。
「ねぇ、ななみちゃん。なんほあるけばいいの?」
「12ほ♪」
「うん♪ わかった♪ いーち……じゅうに♪ タッチ♪ つぎはあやちゃんがおにだよ♪」
「は~い♪」
そして、その後も私たちはだるまさんがころんだをとても楽しんだの♪
けんたくんの考えた新しいルールはとても楽しくて、だるまさんがころんだをさらに楽しむことが出来たの♪
あと、ななみちゃんのポーズはどれも可愛らしくて、私たちはとても癒されたの♪
「う~ん☆! とってもたのしかった♪」
「けんたくんのかんがえたルールは、とてもたのしかったぜ☆」
「かえでくん、ありがとう」
「ねぇねぇななみちゃん。きょうはとってもたのしかったね♪」
「うん♪ とってもたのしかった♪ また、みんなとあそびたいし、いつか、みんなでフラフェリのはなしでもりあがりたいな♪」
「うん♪ そうだね♪ ねぇ、ななみちゃん」
「どうしたの? あやちゃん」
「わたしたちといっしょに、おともだちになろう♪」
ここで私は、ななみちゃんとお友達になることと、フラフェリの様にお友達作りをしていることを伝えたの。
「うん♪ もちろんだよ♪ あやちゃんもみんなもこれからよろしくね♪」
「うん♪ こちらこそよろしくね♪ ななみちゃん♪」
「うん♪」
こうして、私たちはななみちゃんとお友達になれたの♪ やった~☆!
今日は、いつもとは違うだるまさんがころんだをしたり、みんなでフラフェリの話で盛り上がったり、ななみちゃんとお友達になれたりして、とびっきりスーパーハッピーな1日だったよ♪




