表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

孤独の秒針

作者: ゆうゆう

流れゆく景色を見ていた

葉の落ちた木

錆びついた街灯

淡い月

どこも寂しさに昏れていて

孤独の秒針が止まったまま


いつの日も

歩く間隔がまばらで

前に進めてるのかさえわからない


どこへ行こうそんな期待も

この足では遠く届かない


前へ回る世界にも

終わる過去にも

居場所と呼べた場所は

なかった


また引っ越しだ

いつの日も

友はいない


悲しいと涙を流す

この涙が希望の海へとつながっているなら

どおか

潮風で教えてほしい


葉の落ちた木

錆びついた街灯

淡い月

どこも寂しさに昏れている


立ち止まっても

風が冷たいだけ

歩いても

寂しいだけ


でも散歩へでた

歩く遊歩道に

影がのびる


夕日がきれいだ

人には寄り添えなかったけど

昇り続ける光が

勇気をくれた


歩いて行こう

沈むことがあっても

昇り方を忘れたわけじゃない


今は見失っている行方も

明日にはきっと

道をみつける。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ