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弥山(みせん)マラソン
「弥山マラソン」
年に一度、全校生徒対抗で今では世界遺産になった厳島神社がある宮島にカッターで競争する行事がありました。
この行事には各班が気合を入れて望み、まさに「昨日の友は今日の敵」のような形相でカッターを力いっぱい漕ぎます。
競技はカッターだけではなく宮島に上陸後は「弥山」という標高が530メートルある山の頂上までマラソンをするのです。今で言うトライアスロンですね。
しかし足の速い一人だけが走りきってもだめで班の全員が同時にゴールしなければならない厳しいルールがあり、最後には元気なものが体力の無い生徒の肩を両側から支えながらゴールします。