五話
「まず、自己紹介をお願いします」
「はい!私は四大天使の一角ッ!ミカエルと申します、ミカって呼んでください!」
うぁお。辻褄が合うな。
さて、ここで大きなな疑問が沸き起こった。
「なんで俺のところに来た?」
するとミカエルもといミカが「はっ!」というような顔をした。
「申し訳ないです、伝え忘れていました……この度はおめでとうございます!あなたは世界で一番学校生活を楽しんでいない高校生に認められました!つきましては、神々からのサポートでスクールライフサポートが与えられたというわけです」
しれっと悲しいな、おい
「で、なんで擬人化?」
「え?だって私も高校生したいですし。」
あ、こいつ、使えないやつだ。
「まぁ、細かいことはいいじゃないですか、令輝さん」
はぁ。馴れ馴れしいなぁ。
「で、お前は家事とかできんの?」
「いえ、全く。御厄介になります。」
俺は無言で追い出した。
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「昨晩はひどいですよぉ」
「どこから入った?」
あれ、紛れもなく追い出したはずなんだけどな
「壁です!」
もう、どうでもいいや。
始業のベルは今日もなる。
ミカはクラスでなかなか人気者だった。
俺がこの前初めて話した女子、秋元さんを始め、男女問わず仲良くしているようだ。
「でさ、ご飯食べて帰らない?」
「いいですねー、令輝さんも一緒にどうですか?」
え、俺?嫌だよ。
≪良いって言ってください≫
あ、そういえば脳内に……
≪良いって言ってください≫
嫌だ。帰る
ギリギリギリ
「あうっ」
頭が痛い、締め付けられるような
ニヤリ。ミカが笑う。覚えとけよ
「行かせてもらうよ」
俺は今季最大の爽やかイケメンスマイルで応じた。
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「いやー、お金なかったんですよねー、美味しかったぁー」
はぁ、そういうことか。でも、みんなと話せてよかったかもしれない。
「さて、家に帰って早く課題をやりましょう」
あ、ヤベェ
俺たちは急いで家に帰って課題を始めた。
結論から言おう。
こいつ頭良すぎ。
そして、
「あははははは」
テレビ見て遊んでやがる。
教える気は全くないらしい。
はぁ、先が思いやられる