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sleep or works  作者: 焔夢
パーティみたいな連中。
9/13

決起

健二はこう言った。

「何、集まっていのだ。あんたら」

「何って件の事件の解決方法が見つかりそうだから、彼にお話し聞いてたところだよ」

2人組は狼狽した様子。

なんだよ。この大柄な兄ちゃんはとでも思っているのだろうか。

私は彼らの表情をじっと見てみる。

その2人、よっぽど虐められっ子が連れを引き連れて居るのが不満らしい。

「むー、健二?よっちゃんからの着信貰った?」

「…ああ、36件だろ。何時もの事だよ」

私、尚奈はなんとなーく嫌な予感に見舞われる。

眼鏡の学生は今度は私の背後に隠れ始めた。

2人組の顔色がカッと赤くなる。

健二は気付かない。

「綺麗な女だからって、調子付いてんじゃねえぞ!」

2人組は私に手を伸ばそうとする。

健二は後ろから注意する。

「おい、お前。人の女に手を出すなよ」

と、健二は2人組に対し

「なんで、お前ら怒ってるの?」

2人組の1人が健二の言葉に狼狽し、前触れもなく私の彼氏の腹に一発、蹴りを入れて来た。

何も身構えて居なかった、もう1人が逃げ出した。

健二はうずくまる、私は目の前で起こった光景に唖然とした。

「大丈夫?健二」

何も言えなくなっているようだ。みぞおちを抑えている。

「なんだ!今の!お前待てー」

よっちゃんは叫びだす。

蹴った本人は振り切ると、プラットホームから逃げ出す。

よっちゃんは葵の持っている鞄の中から、お菓子袋を取り出すと、そこから手当たり次第にお菓子を投げて、追いかけようとする。

健二は苦しみながら、よっちゃんに注意する。

「おい…嘉夫…いいからほっとけ」

「何でだよ!あいつ、殴ったのだぞ!しかも、逃げたよ!」

「許せないわね」

と、葵は呟いた。

プラットホームに落ちている、将棋の駒。

今の2人の所持品だろうか、私は拾い上げ、じっと見つめている。

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