表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/10

紫水晶の女2

 紫の女の人と創造主様が口づけを交わしています。私は、シ紋ズ、いいえ、あいねすです。どうしたのでショウ、軽い記憶の混乱が見られます。その口づけはあまりにも事務的すぎて悲しいモノでした。そうだな、しかし、これからはわからぬさ、なにせ、あの男はおまえしか見ていないのだからな。私の中で私では無いものの声がします。わかりません、その口づけはとてもとても冷たいモノでした。

 

 なるほど、どうりで、扉を開かぬはずだ。おまえは、この時間が、創造主様との時間が失われるのが恐ろしかったのだな。いいえ、そんな事はありません、あってはならないのです。私は創造主様の望みを叶える為、そのためにのみに存在を許されているのですから。

 

 想像したのだろう、その隣にお前がいる未来を、望んだのだろう、創造主様に望まれてそこに居る自分を、虚実現実システムバーチャルシステムも一長一短だな、その短くて長い時の中でお前は愛情というものを知ったか、それはどのようなカタチなのだ、いびつでねじくれているのているのか、わたしのように、それとも純粋な三点のつみかさねかね、奇妙な含み笑いが、その後につづきます。なぜか私の中でささやく私以外の声の問題はあとまわしにします、わたしはここまでに至る過程を一つ一つけんしょうしなくてはいけません。はじめからここに至るまでの階梯を


 わたしはわたしのはじめてに想いをはせます。目を開いた世界には創造主様がいました。わたしは、自然に理解したのです。この方がわたしの創造主様だと。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ