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初雪

「おはよう、悠斗…」

眠たそうに目を擦りながら俺の側に寄ってくる千冬を愛おしく思いながら、2人分の朝食を作る。

千冬に座って待っているように伝え、ベーコンエッグを仕上げる。

その間にパンを焼いて、千冬の好きなココアをいれる。

「千冬、寝るなよ」

ソファに寝転んでウトウトしている千冬に声をかける。

案の定、飛び起きた千冬は恥ずかしそうに目を伏せる。

「ほら、出来たよ」

悠斗が作ってくれた朝ごはんを見て、頬が緩むのが自分で分かった。

いただきます、と手を合わせてココアに口をつける。

暖かいココアを飲みながら、悠斗がパンをかじっているのを無意識に見ていた。

「千冬ちゃん、そんなに見られたら食べにくいです」

子犬のような目を向けてくる千冬の頬を軽く引っ張ると、頬を染めて

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