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錬金術師アーノルドの自由気ままな毎日  作者: 建山 大丸
3章 森の集落と紙人形、である。
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道具の生き方である


 我輩の名はアーノルド。帝国唯一無二の錬金術師である。






 話は半月ほど前まで遡るのである。


 【誘因の紙人形】の試験場を奥地の方へ変更した結果、そちらの方に集落を形成する森の民や、他の亜人や獣人達にも情報が知れ渡ることになり、試験場を中心とした交流が少しずつではあるが、始まるようになったのである。


 「最近、集落で見かけない人や他の種族をちらほら見かけるようになったねぇ」

 「見かけるというか、普通にこの場所に宿泊しているのである」

 「まったく……野暮なことを言うんじゃないよ」


 我輩の言葉に、アリッサ嬢は興が削がれたような表情を浮かべ、つまらなそうに返事を返すのである。

 普通に返事を返したつもりなのであるが、なぜそんなことを言われねばならぬのか理解ができないのであるが、今更な事だと思い気にするのはやめるのである。


 「ふふっ。でも、確かに来訪者が増えて、活気づいたような感じはしますね」

 「それだけ、我輩達の研究が期待されているということなのであろうか」

 「ちょっと!あたしの時と反応が違くない?」

 「気のせいである」


 ミレイ女史に答えたように、試験場で行っている研究内容を知ると、同じ悩みを抱えていた他の集落の者達も、様々な形で紙人形の研究に参加するようになったのである。

 我輩達がいない間の試験場の監視、魔物の駆除等を行うもの、素材の提供を行うもの等である。その影響か、ここ一週間くらいで宿舎に我輩以外の宿泊者が現れるようにもなってきたのである。


 「良いことでもあるけど、最後の研究前に足止め食らってる状態にも繋がってるんだよねぇ」

 「それだけこの問題が、森に住む者達にとって深刻だということなんだと思います」

 「臨床試験ができると捉えれば、良いことではあるのである」

 「だけど、結果素材不足になってるんだから世話ないね」


 この勢いで、一気に研究を進めていきたいところであったのであるが、現在少々問題が起こっていて研究が足止め状態なのである。


 研究の事が周囲に知れてから、助けを求めてやって来る者達も当然増えてその対応に追われているうちに、素材不足に陥ってしまったのである。


 現在、紙人形の研究に使用している中心の素材は魔法生物の核である。一番使用するのは粘性生物の核なのであるが、現在この辺りにいる粘性生物は幼体ばかりで、素材としては不適格なのである。

 なので、深部の集落の者に頼んで、核を持ってきて貰うように頼んでいるところなのである。


 次に生物の脳なのであるが、最近不猟が続いてこちらも素材の確保ができていないのである。さらにいえば、核と違い保存が利かない素材なので、他の集落から何日もかけて持ってきてもらう事もできないのである。


 文字や絵画の素材に関しては、残り二つの素材と違い用意するのは簡単なのであるが、集中して書くという消耗する行為の割に取り出せる構成魔力の量が低いので、メイン素材としてあまり有用では無いことが試験の結果からわかったのである。一応、毎朝これをもとに紙人形を作成しているのであるが、1日一体か二体しか作れないのである。


 そんな話をしていると、サーシャ嬢とフィーネ嬢とデルク坊、そしてノルドと妖精パットンが部屋にやって来たのである。

 妖精パットンは、フィーネ嬢の頭の上で疲れた様子で伸びており、ノルドが労うかのように紙縒りの手を器用に動かして、妖精パットンの体を揉んでいるようである。


 「おはよう、皆…………ノルドー、そこ気持ちいい…………あ゛ー…………。」

 「パットン、大丈夫?」

 「あ゛ぁー…………ちょっとダメかもー…………。でも、あと数日頑張れば錬金術師アーノルドが何とかしてくれるんでしょ?」


 そんなわけで、現在この集落でこの状況をなんとかできる妖精パットンに負担が全部来てしまっているのである。なので、少しずつ対応が追い付かなくなりつつあるのである。

 今も、早朝に運び込まれてきた者の対応をようやく終えたばかりなのである。

 前回の事があり、妖精パットンは毎度かなり強い魔法を使って臨んでいる上、定期的に老婦人のもとへ行き意思疏通の魔法をかけに行っているので、相当きついようである。

 今の我輩達にできることは、妖精パットンが頑張れるようにいっぱい甘やかすことくらいである。

 それがわかっているのでアリッサ嬢は、妖精パットンが好物の甘い菓子を取りに厨房へ行くのである。


 「パットン!他の集落から取り憑かれた人が運ばれてきた!悪いが頼む!」


 お菓子を口に運ぼうとした時に、入り口から妖精パットンを呼ぶ自警団員の声がしたのである。


 運ばれてきたのは3人、親子らしき森の民と獣人の女性であった。別の集落の者達が、周囲の警戒に出たときに遭遇した魔物の群れで発見したようである。

 衣服の汚れなどから、取り憑かれてからすぐ発見されたという感じではない事が伺えるのである。

 これが、取り憑かれてすぐに運ばれてきた状況であるのであれば、大変申し訳ないのであるが、数日で構成魔力を食い尽くされることは無いので素材が来るまで放置するのであるが、徘徊しているものを発見した場合はどれ程の期間取り憑かれているのか分からないため、早急に対応する必要があるのである。


 「今度こそ、生きていてくれると良いんだけど……」


 そう言うと、妖精パットンは菓子をひとかじりだけして、アリッサ嬢共に現場へ向かうのである。

 今回は、何かできるというわけではないのであるが、妖精パットンが頼むので我輩は頭に妖精パットンを乗せて現場まで運んでいくのである。


 妖精パットンを運びながら、我輩は、先ほど言った一言をどうにかできないものか考えるのである。


 取り憑かれてしまった者が生きているのかどうかは、実際に引き離してみないと分からないのである。

 ここ最近は、既に死んでしまっているものが多くなっているので、徒労に終わってしまう事が増えているのも、妖精パットンのモチベーションをじりじりと削いでいるのである。

 しかし、いくら考えてもこれを解決する方法はまったく浮かばないのである。こういう時に自分の無力さを再認識するのである。


 現場に到着すると、人だかりができていて、その中心に3人拘束された状態で横たわっていたのである。

 運んできた森の民達から事情を聞き取りをしていた自警団員が、我輩達に状況を説明するのである。


 3人とも、見知らぬ者達ということで、行方不明の期間などから取り憑かれていた期間の辺りをつけることはできなかったのである。これが、短期間や長期間であれば後回しにしたり、手遅れと判断できたのであるが、仕方がないのである。


 「……よし、やるよ」


 妖精パットンはそう言うと、魔法をかけるべく集中を始めるのであった。







 それから数時間、時間は夕方近くである。倒れそうになりつつも、なんとか妖精パットンは三人に取り憑いた魔物を引き離し、駆除することができたのである。


 「……………………」

 「お疲れさま、パットン」

 「………………」

 「でも、パットンのおかけで3人とも生きているよ!頑張ったね!」

 「……あ……」

 「今日は、わたしがご飯食べさせてあげるからね」

 「…う…」


 アリッサ嬢達が妖精パットンを労うのであるが、妖精パットンは朧気な反応を示すことしかできないのである、限界を迎え意識が朦朧としているからである。


 


 「なあ!ここに姉貴を助けてくれる人がいるんだろ!?助けてくれよ!」


 自警団員と共にやって来た一人の獣人の若者が、女性を背負った状態で叫んでいるのである。


 彼を連れてきた自警団員の話によると、一ヶ月前に薬草を採りに行ったまま帰ってこなかった彼の姉を模した魔物と集落の近くで遭遇したらしいのである。

 その後、懸命に捜索を繰り返した結果、魔物に取り憑かれた状態の彼女を発見し、こちらに連れてきたということである。


 聞いた話の通りであると、行方不明になっていた期間が一月程で、子供を発生するほどに構成魔力をとられた状態であるということは、状況的には親御殿と一緒である。

 一刻も早い対応が必要になるのである。


 だが


 「集落にやって来るオヤッサンに聞いたんだ!ここに魔物に取り憑かれた人を助けることができる人がいるんだって!助けてくれよ!俺のたった一人の家族なんだよ!」


 若者の言葉に反応できるものはいないのである。本日作った紙人形も終わってしまった以上、現在対応できるのは妖精パットンのみであるが、妖精パットンも既に限界なのである。

 若者を連れてきた自警団員も、妖精パットンの様子を見て何となく状況を把握したようで気まずい顔をしているのである。


 「な……なあ?助かるんだろ?姉貴、助けられるんだろ?聞いたんだ!姉貴みたいな人も助かったって聞いたんだよ!なあ!」


 親御殿の話がどこかから広まったようで、若者は隣にいた自警団員に掴みかかるのである。だが、か細い声で状況を説明する自警団員の言葉を聞き、若者は愕然とするのである。


 「う、うそだ…………嘘だろ?そんなの、間違いだろ!?なぁ、なんとか言ってくれよ!」


 若者の悲痛な叫びを聞き、妖精パットンが反応を見せるのであるが、とてもではないが動ける状態ではないのである。


 重い空気が辺りを支配する、その時である。


 「ノルド?」


 フィーネ嬢の方を振り向くと、先程までフィーネ嬢の肩にいたノルドが若者の姉の方へ向かっているのである。

 周囲のポカンとする雰囲気をよそに、ノルドは意識を失っている彼女の元へ行くと、顔の向きがいまいちわからないのであるが、どうやら我輩をの方を見ているようなのである。


 「ノルド?どうしたの?」


 サーシャ嬢がこちらにやって来て、不思議そうに我輩とノルドを見るのである。

 暫くそうしていたのであるが、我輩は、ノルドが何を求めているのか何となく理解したのである。


 「ノルド、お前に任せろと言うことであるか」


 我輩の言葉に、踊るような反応を見せるノルドである。多分、当たりなのであろう。


 「おじさん?ノルドに何をさせるの?」

 「ノルドに、本来の役目をやらせるのである」


 サーシャ嬢は、よくわからない表情を浮かべていたのであるが、その顔が急に豹変するのである。


 「ダメ!ダメだよ!そんなのダメだよ!」

 「サーシャちゃん?どうしたの急に?」


 急に大声を出したサーシャ嬢に、フィーネ嬢が尋ねるのである。


 「おじさんが、ノルドに魔物を取り憑かせようとしてるの!ダメだよ!絶対ダメ!」


 サーシャ嬢の言葉に、フィーネ嬢も驚きと反発の顔で我輩を見るのである。


 「サーシャ嬢、これは我輩の命令ではないのである。ノルドの意思である」

 「そんなことないよ!ノルドは、ノルドは…………」

 「わかっているのであろう?ノルドも紛れもなく【誘因の紙人形】なのである」

 「でも……でも……ノルドは、生きてるんだよ……」


 サーシャ嬢の言葉が刺さるのである。きっと、意思のない道具であったなら、こんな風に思わなかったのであろう。


 「なあ?おっさん?この変な人形を使えば、姉貴を助けられるんだろ?だったらうだうだ言ってないでさっさと助けてくれよ!」


 我輩と、サーシャ嬢のやり取りに業を煮やした若者が、我輩に訴えるのである。

 言われて当然の事を言われているとは思うのである。思うのであるが、心の底が冷える気がするのである。我輩も、ノルドに感情移入してしまっているということなのであろう。

 

 「わかっているのである、だが待つのである。その道具の所有者は今は彼女達なのである。所有者の許可を得ない勝手が許されるわけはないのである」

 「だからなんなんだよ!姉貴の命かかってるんだ!そんなのどうでも良いからさっさと……」

 「貴様の姉は必ず助け出すので、黙るのである」


 我輩は、若者の言葉を最後まで聞かずに普段はしない安請け合いのような言葉を発するのである。

 ふと、アリッサ嬢と目が合うと、驚いたと恐怖の混ざった表情を一瞬見せたのである。我輩、そんなひどい顔を見せているのであろうか。


 気を取り直して説得を続けようとしたのであるが、先にデルク坊がサーシャ嬢達の肩に手を置いて説得していたのである。


 「サーシャ、フィーネ、ノルドに自分の役目を果たさせてやろうよ」

 「…………お兄ちゃん……」

 「デルクお兄ちゃん……」

 「おれ、何となくノルドの気持ちがわかるんだよ。ずっと、同じ道具が道具として役目を果たしていくのに、自分だけ生まれ方が違ったから、役目を果たすことができなくてさ」


 森の民として生まれたデルク坊であるが、獣人の血が強かったため、森の民としての生き方ができなかったということなのであろう。


 「だから、違う役割をもらって誉められたりしたけれど、だけど、気持ちのどこかで自分の役割を果たしたいって思ってたんだよ。ノルドは」


 だから、自分の存在意義を確立すべく、そして、森の民として認められたいという気持ちで、デルク坊は無茶をして空回りしていたのである。


 「だからきっと、ノルドは【誘因の紙人形】っていう道具としての役割を果たすのが幸せなんだと思う。だから、ノルドのやりたいようにさせてやろうよ、サーシャ」

 「だけど、そうしたらノルドは死んじゃうんだよ……」

 「もう会えないよ、寂しいよ……」

 「うん、だけど、きっとそれで死んじゃっても、人の幸せのために死ねるなら幸せなんだと思うよ、ノルドは。だって、人のた幸せのために生きてるおっちゃんが作った道具だよ?」


 デルク坊の言葉に、サーシャ嬢とフィーネ嬢は何も言えなくなっているのである。

 二人とも、どうすべきなのかというのはわかっているのである。だが、ノルドと共に過ごした時間が、思いの深さがそれを鈍らせているのである。

 それでも、最終的に二人はデルク坊の説得に応じて頷いたのであった。


 「ノルド、今までありがとう」

 「楽しかったよ、ノルド。ありがとう」


 サーシャ嬢とフィーネ嬢の言葉にノルドは嬉しそうに体をくねくねさせて応じるのである。


 「では、ノルド。よろしく頼むのである。」


 我輩はそういい、若者の姉の口をふさいでいる布を取り、意識を回復させるのである。

 それと同時に、何となくノルドとつながっていたという不思議な感覚が抜けるのである。

 抜ける瞬間ノルドから伝わってきた感情は


 作ってくれて

 出来損ないの自分に役割を与えてくれて

 道具としての本懐を果たさせてくれて


 ありがとうという感謝であった。


 それが、我輩が初めて作った【誘引の紙人形】ノルドの最後であった。






 それから数日後、他の集落から素材が届いたことで、臨床試験を兼ねた道具の作製が進み、現在の状況に至るようになったのである。


 そして、一応の道具の供給目処がついたので森の家に帰ることになったのである。


 「サーシャ嬢、ここにいたのであるか。明日は早いのである」

 「うん、帰る前にもう一度だけさよならを言おうかなって」


 日も落ちて辺りも暗くなった頃。我輩とサーシャ嬢は、ノルドが最後を迎えた集落の広場にいるのである。


 「サーシャ嬢、つらい思いをさせてすまなかったのである。我輩が、余計なことを考えて道具を作ってしまった結果である。反省しているのである」


 我輩がそういうと、サーシャ嬢の方から我輩の顔に水が飛んできたのである。どうやら魔法を打ってきたようである。我輩は多少驚いてサーシャ嬢を見ると、その顔は怒っているようであった。


 「サーシャ嬢?」

 『私は怒ってるよ。ノルドがいないのは悲しいけれど、ノルドがいなければ良かったなんて思ってない』

 「……」

 『でも、悲しいのは本当のこと。だからフィーネちゃんと決めたの』

 「なにをであるか?」

 『今は難しいけれど、いっぱい勉強して大人になったら、フィーネちゃんが取って来てくれた素材で、魔物と戦えるお人形を作るの。身代わりで死んでいっちゃうのは悲しいから。ノルドのように私たちと一緒に遊んで、そして一緒に戦ってくれるお人形を作るの。そうすれば、きっと悲しくならないから』 


 サーシャ嬢は今回の一件で、我輩の手伝いをするというのとは別の、自分だけの錬金術師としての道を見つけたようである。


 「そうであるか、サーシャ嬢ならきっと出来るのである」

 「うん。頑張る」


 そう我輩達が会話をしていると、後ろの方で物音がするのである。我輩達が振り向くと、そこには、ばつが悪そうにしている若者と、その若者の頭を叩く若者の姉がいたのである。


 『錬金術師様、この度は私を救っていただきありがとうございました』

 『いや、私は何もしていない。今回は、サーシャのおかげだよ』


 我輩がそういうと、若者の姉はサーシャ嬢の方へ向くのである。


 『サーシャちゃん、私を救ってくれるために大切なお人形を無くさせちゃってごめんなさい』

 『ううん、お姉ちゃんが元気ならきっとノルドも嬉しいと思う。だから、いっぱい元気でいてね』


 サーシャ嬢の言葉に、若者の姉は大きく頷いて答えるのである。


 『ほら、アンタもサーシャちゃんに言いたいことがあるんでしょう?何を言いたいのか知らないけど、ふざけたこと吐かすとぶん殴るからね!』

 『いてぇ!もう殴ってんじゃねぇかよ!』


 気まずそうに微妙な距離を取っていた若者であったが、姉に文字通りケツを叩かれて、サーシャ嬢のもとへ来るのである。


 『……俺は、あの時姉貴を助けるためにお前の道具を使えって言ったことは今でも間違ってるとは思ってない』

 『…………』

 『だけど、お前の大切だと思ってるものを軽く見たようなことを言って悪かった。……姉貴を助けてくれてありがとう』

 『うん。おねえちゃん、助かって良かったね』


 言葉は不器用であるが、言いたいことは伝わったのであろう。サーシャ嬢は、笑顔で若者の言葉を受け入れたのである。


 『さっき、人形を戦わせるって言ってたよな』

 『うん、言ったよ』

 『だったら、いつか俺達の集落に来てみろ。そういう研究をしている偏屈なジジイがいる』

 『本当?おじさん、いつか行ってみたい!』

 「そうであるな、いつか行ってみるのである」

 『その時はフィーネちゃんも連れていって良いかな?』

 「親御殿の許可を貰ってからである」


 そんな感じに帰宅前の夜の時間は過ぎていくのであった。





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