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1・・カナが生き返った。

最近カナが生き返った。

生き返ったカナは意地悪だ。

私の耳元で毎日のように囁く。。。

「死ね・・死ねばいいのに・・・」

カナの声を子守唄にする日課が始まった。


私がカナと出会ったのは16歳の春だった。

生まれて二回目 

お雛様の段飾りを見た日だった。

それは めぐみの部屋に飾られており

女の子らしく整えられた その部屋自体が

お姫様を連想させられ とても衝撃的で

あの日以来 一人部屋に憧れるようになってしまった。

そんな日だったのでカナとの出会いの日を正確に覚えている。

カナとの出会いは不思議なものだった。

カナが どこから来たのか。

それは今でも解らない。

気がついたときには いつもカナは私のそばにいた。

私がカナを必要とするときには 必ず居るのである。

カナとの付き合いは それから 24歳まで続いた。

カナはあの日 確かに死んだ。

それは間違いがない。

いや・・・カナは死んだ振りをして機会を窺っていたのか〜!?

あれから20年経ってカナは生き返ってしまった。

もう会うことは無いと思っていたのに

カナは 何をするつもりなのだろう・・・・!?


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