29/46
魔術聖地
魔術聖地とは、協会が独自に認定を行っている聖地のことである。
一般に言われる聖地は、特定の宗教、信仰にとっての本山、本拠地、拠点となる寺院、教会、神社のあるところ、またはその宗教の開祖、創始者にまつわる重要なところ、あるいは奇跡や霊的な出来事の舞台となったところのことである。
しかし、魔術聖地はそのような聖地とは別物で、魔術的に縁のある土地や、魔力がたまりやすい土地、地脈がはっきりしている土地などのことを指す。普通に言われる聖地が魔術聖地となっている場合もある。
日本で例を挙げるとすれば、青木ヶ原樹海、出雲大社、屋久島など全部で数十箇所存在する。世界で合わせると数百箇所存在している。
魔術聖地はその性質上、消滅する場合がある。土地開発などで地脈が断たれたりする場合だ。基本的には、魔術聖地が土地開発されそうになれば協会が積極的に圧力をかけやめさせるのだが、全部阻止できているわけではない。




