表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
-始原の書- 【うちの魔術設定】  作者: マナ'
第零章―魔術とは
13/46

魔術の中分類

 ここでは、魔術をその詠唱方式、描陣方式により分類する。


①「古式詠唱」

 古くから用いられている、比較的長い文章を用いる詠唱。魔術の設定を細かく行うことが出来、質が高く威力の高い魔術を発動することができる。大掛かりな文章が多く、きちんと韻が踏まれていたりと文学性も高い。しかし、文章が長いため詠唱に時間がかかるのが欠点。


②「新式詠唱」

 古式に対し、近年主流になっている短い文章を用いる詠唱。古式詠唱文から無駄な部分を省き、詠唱にかかる時間を短縮した。古式に比べ、設定量が少ないため、古式ほど威力は出ないとはいえ、詠唱時間はずっと短いため便利である。新式詠唱の中でも特に短いものを「簡易詠唱(インスタンス)といい、ほんの数句だけで詠唱文が構成されている。


③「有陣魔術」

 詠唱に加え、魔術陣を使う型の魔術。より回路の組立がはっきりとして、術の質が向上する。単に紙などに筆記具を用いて描陣するタイプと、索引型魔術(後ほど説明)の仕組みを用い、幻想投影(ミラージュヴィジョン)を用いて空中などに投影するタイプがある。


④「無陣魔術」

 魔術陣を使用しない型の魔術。回路の組立はほとんどが脳内となり、高度な技術が必要となるため、素人には難しい。しかし、陣を描く時間を短縮できるため、上級の魔術師には好まれている。


ここまでで詠唱に関して二つ、魔術陣に関して二つ挙げたが、魔術がこれらのいずれかに属するのではなく、それぞれの傾向となる。

  ③

  ↑

②←→①

  ↓

  ④

XY平面のように考え、例えば第一象限(①③側)にあれば、古式詠唱の有陣魔術である。


ちなみに、魔術陣を必要としない簡易魔術の場合、第三象限(②④側)である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ