魔術の大分類
魔術の分類は様々な方法がある。
ここでは、魔術の大分類と称し、すべての魔術を二つに分ける。
「自然型魔術」
自然の力を借りて発動する魔術の総称。超自然的魔力を割合として多く使うという特徴がある。土地のマナが術に大きく影響し、自然的条件次第では発動できない魔術も存在する。また、その特徴上、霊脈や霊地のマナの方向性が術に合致していた場合、術の威力を大幅に強化することができる。術に影響する要素としては、土地の魔力・地理的要素・天候・季節・時間など。有名な例を挙げると風水術、陰陽術、占星術などが自然型魔術である。自然の力を借りるため、一人でも時間さえかければ大規模魔術を発動することができる。
「非自然型魔術(人為型魔術)」
自然型魔術に対し、人為的魔力を割合として多く使う魔術のことを、非自然型魔術または人為型魔術と呼ぶ。オドの使用が特に重要となり、術者のオドの質が魔術の質を直接に左右する。どんな自然条件下でも術の発動はできるが、オドの使用量が多いため体力の消費もそれなりにある。一人では魔術の規模に限界があるが、複数人が協力して連術させることで、大規模魔術の発動が可能である。




