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-始原の書- 【うちの魔術設定】  作者: マナ'
第零章―魔術とは
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魔術と科学

 現代では魔術は影を潜め、科学が中心の社会が形成されているが、科学というものはもともと魔術であった。

 錬金術がその大元とされている。

 産業革命後から科学がどんどん魔術にとって変わっていったが、産業革命前から科学というものは力をつけ始めていた。

 元々科学は、特定の知識と素質のある人間しか使えない魔術を「誰にでも簡単に発動できるように」という目的から考案されたものであった。魔術体系のうち、最も表面的なものを取り出し、分かりやすくしていったものが現代の科学である。

 かつての有名な学者の中にも、本人が公表することは少なかったが魔術師は大勢いた。例えば、万有引力の法則で有名なアイザック・ニュートンも魔術師であった。

 科学は魔術の域を出て、独自に発展していったわけだが、便利さの点以外では魔術には遠く及ばない。

 太古の遺跡から時折見つかるその時代にそぐわないもの、いわゆる「オーバーテクノロジー」や「ロストテクノロジー」と呼ばれるものは、ほとんどが魔術技術によるものであり、現代科学ではまだその段階に及んでいないのである。

 協会によると、「今後も科学は発展するだろう。しかし、科学が魔術に追いつくことは永遠にない。これは断言できる」ということである。魔術と科学の技術の差は大きく、魔術もまだ十分に発展の余地があるため、この言葉が出たのであろう。

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