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コーラル&レイン

前回はなかなかに急展開でした。

つっこみはなしで。クレームもなしで。

こうした方が良いなどの意見や感想は歓迎です。

話自体は毎回短いです。

顕現した。


漆黒の髪の少女。

ふわふわとおちてくる少女を禍が慌てて受け止める。


「魔王様」

「私はいい。それよりもこの子は何故泣いているのだ」


雨が降っている。

少女は雨の中でもわかるくらいに大粒の涙が閉じた目からあふれ出ていた。

その様子に禍は焦りを感じた。


「ああどうしよう月狐!目を開けない!!」

「落ち着いてください……。あ、ほらちょっと動いたじゃないですか」

「本当か!」

「しぃー。目を覚ましそうですよ」




  *   *   *   *   *




何だろう。悲しい夢を見た。

内容は思い出せない。でもとても悲しい…。

目を開けてみる。目の前には深紅の髪の女のひと。

とても安心した表情を浮かべている。


「怖い夢をみたのだな…。もう大丈夫だ」

「………?」


私…抱きしめられてる…?

どうして…?


「お前の名前は……雨(さめ)だ」

「…雨?」

「ああ、我が娘よ。」


雨…私の名前。このひとが…私のお母さん。


「お母さんはお前を愛しているぞ……」

「…うん」

次回

雨は依然降り続く。

少女を守る傘は…

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